“行動すること”
現状を変えるために、これに勝る方法は
ありません。
ところが、
何を、どのように、どの方向に
“行動”すれば良いかが悩みの種。
慎重に行動したい
失敗したくないと思う時(思いがちな方)
にとっては、これこそが
やりたいけどできない、
やりたいことが実現出来ない
・・・だから挑戦しない
そんな気持ちに、させられる
原因かもしれません。
そして、前回書いたような、
「やりたいこと」よりも「出来そうなこと」
が行動の選択基準になったりします。
ここで、重大なことに気づきます。
そう、“行動”が起こらないのは
“行動”できない、したくないのではなく、
行動について
何を、どのように、どの方向に…
が明確になっていないだけのだということです。
仮に、あなたが今、水を飲みたいと思ったとき
行動を躊躇うでしょうか?
何をすれば良いか困惑するでしょうか?
目標が明確であると同時に、
これまでの経験から、そこに至る
行動を知っています。
仮に、今、初めて宿泊するビジネスホテルだとします。
それでも、これまでの経験を駆使し、類推しながら
水に辿り着くことが出来ます。
…今挙げた課題は、簡単でシンプルじゃないか
そう仰るかもしれません。
しかし、
私達が“したい”と思う事とそれを実現すること
との間を埋める“行動”の作り方、行動の起こし方は
課題が簡単かどうか、プロセスがシンプルかどうか
に関わらず基本構造は同じです。
“したい”ことを想像する。
…水を飲みたいと思ったときのことを思い出して下さい。
飲む水が喉を通る感触や音、その温度、
そして、その水が体中に染み渡る感じなど
“水を飲みたい”が実現したときの五感は明確です。
思考も、心も身体も、“水が飲めた!”体験が
どんな物か、どんな変化が手に入れば目標達成かが
明確です。
それが、初めての状況であっても、
仮に、海外旅行で、単に
「どうやって水を手に入れるか」という課題に変わった
としても、私達は、日本での経験を活かして
結果、自分がすべき行動を創造することができます。
そして、行動前に、自分が具体的にその行動を
出来ると分かったとき。
そして、その行動が持っている、リスクよりも
そこから得られるメリットが大きいことが判明したら
私達は、単に“水を飲みたい”と言う課題であっても
その課題を実現するという動機が、
行動を起こさせます。
コーチは、クライアントが今持っている
そして、今使う事の出来る全てをクライアントと
共に探求します。…時には何かしらの練習をしてもらうかもしれません
それでも、今、クライアントであるあなたが
出来る(+出来る様になる)ことで、
課題を達成するための、手順を共に探求する
言ってみれば、レシピや手順書を
一緒に創るわけです。
加えて、その行動の根拠、
行動が効果があると言う根拠であったり、
行動が現状を進めると言う根拠
…クライアントが動機づけられる
根拠も共に探求します。
つまり、どんな課題であっても
コーチをクライアントのコンビは、
今、ここから実行できる大きさの行動、
今、ここから動機づけられる意味の行動を
創りあげて行きます。
現状を変えるために、“行動を起こす”
これに勝る方法はありません。
考えていても、脳内のイメージ…妄想がふくらんでも
それだけでは、目の前の現実は
現状維持です。
せっかく話して下さった、
あなたの一番し【たい】ことです。
その実現のために、
実現に近づく変化を創る
最初の“行動”、最初の一歩。
一緒に創っていきませんか?
0 件のコメント:
コメントを投稿