はじめまして

はじめまして!

私達は、オーストラリアで同じコーチング技術を学んだコーチ3人のユニットです。オーストラリアでは、ビジネスコーチ、ライフコーチと呼ばれる私達の仕事や人生をよりよくして行くためのパートナーとしてコーチを使っています。ここ日本にも、「プロコーチ」が存在します。しかしながら、そのコーチ、コーチングがどんなもので、どのように使うのかが、あまり多くの方に知られていないのが現実です。

私達は、コーチ、コーチングを仕事の課題解決や目標達成、仕事以外の課題解決や目標達成に上手に使って、より満足度高く生きる事ができると考えています。「コーチ」を使って、人生を、仕事を、毎日をより楽しく、充実して行くことができるかをお伝えすると同時に、プロのコーチとして、あなたにもコーチングを提供して参ります。

どうぞこれより、「賢いコーチの使い方、あなたの相棒コーチ」よろしくお願いします。 そして、コーチの使い方を知って、あなたの思い通りの毎日を創っていく助けにして頂けると嬉しいです。

(お問い合わせはこちらのフォームから。コーチングお申し込みはこちらへ。)

2014年8月29日金曜日

大きい夢と「小さな」ことを繋ぐ

こんにちは、おかもとです。

「想像の翼を広げてみて」と
朝ドラのヒロイン、花子は語ります。

「想像の翼を広げ、自分の
イメージすることを繰り返して
いれば、その未来は叶うの?」

ポイントは、ありありと描き、
五感でしっかりと感覚的にも
味わった今、その実現に対して
何をするかということ。

ありありと見、聴き、感じることは、
ヴィクトール・フランクルに、
大きな力を与えました。そのあと
彼は何もしなかったでしょうか?

想像の翼を広げたあと、どう
描いたものに近づくか?

描いた未来を実現したら、
ハッピーになるのでしょうか?
それとも、描いた未来に近づくために
行動出来ることがハッピーなのでしょうか?

実は、この行動出来ること、
毎日、描いた未来に近づくことこそが
人をハッピーにするとも言われています。
「自分の未来を予言」-----この予言の
在り方にもコツがあるのですが----- した
あとは、最終的にそこに至るまでに
どんなことがあるか?また、その実現
で何がどう変わるのか?を予知して、
まず、何を手がけていくかを決める
ことが大切です。

そして、小さな変化を可能にしていく
こと。。。その変化を楽しむことを
大事にすることことが、大きな変化、
ヴィジョンの実現を可能にします。

ありありと描くことの出来た
あなたの「未来」「夢」を日々の
行動の変化へ繋ぐことを、
相棒コーチはあなたと共に導き
出していきます。

イメージングだけでは、変化は
起こりません。イメージしたら現実が
変わったという人の話をよーく聴いて
みると、イメージとともに練習や
様々な実践が伴っていることが多いのです。

「ちいさいことを積み重ねることが、
とんでもないところに行くただ一つの道」

これは、イチロー選手の言葉。

どんな「ちいさいこと」を積み重ねるのか?
それをどう続けて行くのか?

相棒コーチとやってみませんか?




◇こちらでお待ちしています。










2014年8月27日水曜日

あなたに“合う”やり方を探求する・・・クライアントこそが主役・相棒コーチング②

こんにちは

ひじま、まさきです。

どんな道具にも、コツというモノがあります。

たとえば、日本ののこぎり…
僕は、子供の頃初めて使ったときに、
どうしても上手に、切ることが出来ませんでした。

 正確には、時々切ることが出来て、
 時々切ることが出来ませんでした。

理由は簡単なことでした。
それは、(日本の)のこぎりの歯の特性を知らなかっただけのこと。

つまり、(日本の)のこぎりは、
 押すときには切れなくて、
 引くときに切れる
のだということ。

それを、父が木を切っているのを表面的にだけ捉えて
 「のこぎりで切るときには、歯を前後に動かせば良い」
と思ってしまったからうまく切れなかったのです。

その思いの中でしたから、歯を思い切り押して、
歯がうまく前に行かず(何本かダメにしたこともあります)切れない。

たまたま引く方に力がうまく入って切れたとしても
子供の頃の僕には違いがわからず、混乱していました。

もっとも、小学校も高学年になる頃には
理屈もコツもわかって出来るようには成りましたけれど(弁解ですね)。

もちろん、西洋ののこぎりや糸鋸(糸ノコ)のように
両方で切れるものもあります。

つまり、同じ(似たような)のこぎりであっても
すべてに同じやり方が当てはまるわけではありません。

これは、コーチングの場でも大切にしていることです。
仮に、「有名なコーチが、何百人の人にやってみてうまくいった」
やり方であっても、クライアントであるあなたに合っていなければ
それは、それでいいのです。

 正解を求めすぎると、この真理からずれてしまいます。

すべての人は、一人一人違いがある。
ですから、多くの人がうまくいった方法は
参考にして、試してみるのはいいけれど、
それが合わないからといって、
無理にやり続ける必要はないということです。

 そこに、コーチングの手法とコーチの柔軟性が
 役に立つはずなのです。

どんなコーチングもオーダーメイド。
アドリブ、が当たり前です。
だからこそ、クライアントであるあなたは
わがままに、まさに、あなたに違和感があるときには
是非伝えていただきたいし、それに対応して
新しいコミュニケーションや変化のスキルをご提案できます。

何度もお伝えしているかもしれませんが、
クライアントであるあなたは、あなたの目標達成(問題解決)の獲得と行動の実践のプロ
コーチは、クライアントさんの目標達成(問題解決)のプロセスをともに作り上げるプロ
互いにそれぞれの役割を果たして初めてコーチングの果実が
手に入ります。

ですから、どうぞ「相棒」として、あなたの感じたとと
あなたからの提案もどんどん伝えてください。
その率直な意見交換こそが、相棒コーチングの本質。

コミュニケーションの質を高めることで
あなたの人生の質を高めるステップを作ります。

ではまた来週。

◇相棒コーチング
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ご連絡をお待ちしております。

2014年8月26日火曜日

落ちこむ自分に落ち込むか、落ち込む自分をほめるか?

こんにちは。

タイトルを見て、どう思われたでしょうか?

コーチングなどのテーマとして、
「自分は落ち込みやすいので、あんまり落ち込まないようになりたい」
「落ち込んだら立ち直るのにすごく時間がかかるので、
 早く立ち直れるようになりたい」
と言われる事がよくあります。

「もっと強くなりたい!」
「弱い部分を直したい」
等とシンプルな例も。

どういう時にそう思うのか、
どうしてそう思うのか、
いろいろとお話を聞いていくと、

皆さん「落ち込む自分は弱い」
「強い人は落ち込まないはずだ」
「もう、何かを克服したから自分は落ち込まないように
なったはずなのに、また落ち込んでしまって・・・」
等とおっしゃいます。

そもそも、「落ち込む」ってどんな状態なの?
人によって違う事言ってない?っという疑問は
とりあえずおいといて、

その人それぞれの中での「落ち込む」という状態を
考えた時に、
「落ち込んでいる」という状態を、
良くない事、落ち込んでいる自分は弱い、ダメな人間だ、
等ととらえていると、

自分は今、落ち込んでいる
 ↓
落ち込んでいる自分は、ダメ人間だ
 ↓
そのダメ人間な自分に更に落ち込む
 ↓
更に落ち込んだ自分はもっとダメ人間
 ↓
更に更に落ち込む
 ↓
 ・・・

と、無限ループのように、落ち込む自分に落ち込む自分に
落ち込む自分に落ち込む・・・・・
となっていきます。

でもちょっと待って下さい。

もし仮に例えば、会社の仕事で何かやった事で、
会社が損害を受けたという時に、
一秒も落ち込まないでニコニコと”明るく前向き”な
人を見たら、どう思いますか?

逆に、
会社に与えた損害を深く反省し、
落ち込んでいる・・・という人は、
それだけ、仕事をまじめに考えている、
責任を重大ととらえている、とも定義できます。

「落ち込む」事イコール、まじめ、真剣、
責任の証、とも定義できます。

自分が落ち込んだ時に、
「落ち込む自分はダメ人間だ」ととらえるか
「真剣だから落ち込むんだ」
ととらえるかで、その後の状態が全く違ってきます。

私たち相棒コーチがやっているメタコーチングでは、
この、
最初の「落ち込む」という感情・状態に対する
とらえ方・感情を
メタステート(メタな感情・心身状態)と
呼び、扱っていきます。

「出来事の中に意味はない。とらえ方の中に意味がある」
とお釈迦さまがおっしゃったそうですが、
その、「とらえ方」をメタステートと思って
いただければ大丈夫です。
「とらえ方」というと自分でコントロールできそうな感じもしますが、
この言葉だけ知った方が、後におっしゃるのは、

メタステート(とらえ方)は瞬間的に生じて、
自分一人では自覚することが難しい、という事です。

メタコーチングの中では、この、メタステート
(無自覚で瞬間的にやっている出来事のとらえ方・
出来事に反応する心身状態)も
積極的に扱っていきます。

落ち込む自分に落ち込むか、落ち込む自分をほめるか、
この違いを相棒コーチと一緒に感じていただければ、と思います。

2014年8月22日金曜日

自分で「未来を予言」するをコーチとやってみる

こんにちは、おかもとです。
暑い日々が続きます。局地的な
豪雨が大きな災害を生みました。
一日も速い復旧を祈ります。

状況はかなり違うのですが、
ヴィクトール・フランクルの
ナチ収容所での経験を読んだ時の
衝撃を思い出しました。
彼は、生き伸び、何千人という聴衆
に、悲惨な出来事そしてその中での
人の心理を戦後伝え続けました。
ご存知の方も多いと思います。
彼は、この「何千人もの人の前で
話す自分」を収容所で咳で歩けなく
なり、打たれていた時にありありと
想像したそうです。そして、その
想像が明確になると、彼は立ち上がり
歩き、その日の労働を済ませベッドに
横たわるまで無事過ごすことが出来
たと語っています。

未来をありありと想像することの
パワーをこれ程強く物語るものは
ないと思います。

「未来を予言する一番良い方法は、
自分の手で創り出すことである」

これは、ピーター・ドラッカーの
一番有名な言葉と言って良いかも
しれません。

ありありと想像することで
「未来を予言」することを
フランクルは究極の状況で行った
といえるのではないでしょうか。
そしてそれが彼を文字通り、
歩かせ生き続けさせたともいえるの
ではないでしょうか?

「そうは言われてもなあ、この先が
見えないから悩むんです」

これもありですね。

どう想像するのか?

案外、まだ、私たちは慣れて
いないことかもしれません。

でも、自分ひとりでは出来なくても、
コーチとやってみるという選択肢は
ある訳です。

コーチは、この想像をする時に、
どうアプローチをするか?を習得
しています。そして、誰に対しても
同じではなく、クライアントさんに
合わせ、クライアントさんが必要と
している「ヴィジョン」を引き出す
ためには、どうアプローチすべきかも
習得しています。

もちろん、ヴィジョンを得たあとは、
それに向かって、今日何をすべきか
もコーチはクライアントさんと
話し合っていきますが、この
今はまだ、やったこともないかもしれない
「未来を予言」することを、あやしい(?)
予言者に任せるのではなく、あなた自身の
中にあるものを引き出して行くこと、
それを相棒コーチと楽しんでみては
どうでしょう。




◇相棒コーチング




2014年8月20日水曜日

コーチは“試合”にはでられない・・・クライアントこそが主役・相棒コーチング①

こんにちは

ひじま、まさきです。

コーチは、コーチングをしているその時点では、
名選手ではありません。
もちろん、コーチが過去に経験したことは

コーチングの会話にも活かされますし、
クライアントの方に活用できるものがあれば
そのまま、実行するものもあります。

しかし、実際に“実践”するのはコーチではありません。
クライアントである『あなた』です。

 ですから、コーチは、クライアントが
 力を発揮するための、
   発想
   心の状態
   心と体の使い方
   具体的な行動の方法や計画
   行動を継続する動機、心の状態
 を引き出すためのさまざまな会話や技術を
 提供できます。

 その結果、あなたが成果が出たとしても
 それは、あなたの行動、実践がその結果を
 もたらしたということ。

 コーチは、あなたにとって
  “うまくいった”やり方と
  “うまくいかなかった”やり方とに
 あなたが気づくのをサポートし
 さらには、あなたとともに
  “うまくいった”やり方と
  “さらにうまくいく”やり方とを
 探求し作り上げるだけです。

実践段階になれば、
コーチはその舞台には
立てません。

プレイヤー選手は、あなたなのですから。

だからこそ、コーチは、
コーチングの会話、コーチングの場では
全身全霊サポートします。
その場が、コーチングのプレイヤーとしての
実践の場(本番)だからです。

 あなたに、実践の場で力が発揮出来るように
 といっているコーチがコーチングの場で
 全身全霊力を発揮することなしに、
 あなたに「実践が大切です」とは言えませんよね。

どうぞ、あなたにとって結果を左右する
実践の場の前に、コーチを活用して
充分にその準備をしてください。

もちろん、もしもあなたの必要なときに
舞台袖からもサポートできる場合もあります。
そのサポートのタイミング、形、準備も
あなたが必要とするものがどんなものかを
一緒に作るところから、『相棒』コーチング
作っていきます。

 あなたにとって今、必要なのは
 長期的な、伴走者、ペースメーカでしょうか?
 あるいは、あなたのメロディーを活かす伴奏者でしょうか?
 はたまた、たくさんの行動をするためのアイディアメーカでしょうか?

いずれにしても、あなたを活かすために
どんなコーチングが役立つかも
ぜひ、一緒に作り上げていきませんか?

◇相棒コーチング
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ご連絡をお待ちしております。

2014年8月18日月曜日

「ネガティブ」な感情の使い方 ・・・「怒り」や「落ち込み」って「悪い」感情?・・・

こんにちは。最近は、夏休みをずらしてとる
会社も多いようですが、どんな夏を過ごしていらっしゃるでしょうか。

今日は、「感情」についてです。

後輩や部下とのコミュニケーションについて
よく相談されるのが、

「部下にイライラしてしまって、
なかなかうまく指導ができないんです。」

「怒らないで話を最後まで聴こうと思うんですが、
つい、気がついたらどなってるんです」
等。

コミュニケーション技術を学んだ方が、
実際の現場でそれを使おうとした時にも、
おなじような壁にぶつかるようです。

こういう事で悩んでくれる上司や先輩って
いい上司・先輩だと思います(笑)

そして、「怒らないで冷静に指導しよう、
ちゃんと人に話を聴こうと思ってるんですが、
なかなかうまくいきません。
うまくいく事もありますが、かえってイライラがたまって
爆発してしまう事があります」

だから、
「自分はコミュニケーションが下手なんでしょうか」
「自分は我慢強くないのでしょうか」
「自分は、管理職には向いてないのでしょうか」
というようなお話もよく聞きます。

そうなんです。
「課長になったのに、こんな事もできなくて
いいのかって悩んでいます。」

「部下より●●が下手で落ち込みます。」

というように、自分のやった事や
現在の能力に落ち込む、というお話もよく聴きます。

こちらのケースも
落ち込んでいてはいけない、
もっとポジティブにならなければ、
と、がんばって気持ちを変えようとする事もできますが、
なかなか気持ちが切り替わらず、更に
落ち込んだりする事もあります。

ところで、
怒ったり落ち込んだりって、そんに悪い・ネガティブな
感情なのでしょうか?

感情に、良い・悪いがある、ととらえていると、
悪い・ネガティブな感情は、なんとかしなきゃ、
感じてはいけない、感じる自分はダメ、位な
勢いでより「ネガティブ」になってしまいます。

「気にしない」と自分の感情を
見て見ぬふりをすることもできます。

でも、仮に

感情は、自分に何かを教えてくれるサイン、

ととらえると、全く話は変わってきます。

多くの場合、
自分が「こうでなければならない」
「課長とはこういうものだ」(そうじゃないと課長の資格がない)
「●●とはこうである」(そうでないと・・・)
「この位できていて当たり前」(そうでないと・・・)
と無意識に定義している事に
反するものを見聞きすると、
「怒り」のような感情が出ますし、
自分自身がそれにひっかかると、
「落ち込み」のような感情が出ます。

もし、出てきた感情を「ネガティブだから、
消さなきゃ」と拒否したり、無かった事にしないで、
「これは、何かにひっかかってるサインだな」
ととらえて、
自分にとって当たり前になっている事を見直すチャンス、
ととらえてみたら?

自分の枠組み、柔軟性が更に大きくなるチャンスです!
しかも、根底から変われる可能性があります。
実際に変化が訪れると、次に同じような
シーンに遭遇しても、出てくる感情が変わってきます。
感情が変わると、
更に適切な反応ができるようになります。

「コーチング」には、様々な種類があるのですが、
私たち相棒コーチがやっている
メタコーチングでは、
普段自分では意識していない、
自分にとっては当たり前の
物事のとらえ方、定義、枠組み、ビリーフ、メンタルモデル
といったものも積極的に扱っていきます。

コーチと一緒に、
「ネガティブ」な感情をきっかけ・道具にして
自分を更に大きくしていく作業は、
とてもエキサイティングで楽しいものです!

更に具体的な例などは、また次回以降に。

2014年8月15日金曜日

解き放たれる自分を体験する


こんにちは、岡本です。

夏は、同窓会の季節とも言える
かもしれません。少なくとも私の
周りでのことなのですが、休暇を
取りやすい時期に、中学、高校
などの同窓会のお誘いが
毎年やってきます。

会うと、「あの時のあれね」で
分かり合え、笑いこける。。。
同じ環境で過ごした同窓生だから
出来ることです。

学校を出てからも、同じ組織や仲間
と過ごしていると、
「ツーカー」、「あうん」の呼吸で
話せる心地よさがありますね。
仕事だって、「あの人にあれ頼もう」
で通じてしまう。

その反面、ひとつの考え方から
抜け出せないという悩みも生まれます。
違うもの同士のスパーク、
違うからこその合意形成には、
ちょっとした外からの「刺激」が必要になって
きています。

個人レベルでも同じといえます。
いつも同じ自分という枠のなかで、
問題解決をしたり、目標解決をしよう
とすると、中々、悶々と考えこんでしまう。
解決法は、これかなあ、と思うものも、
とてもブレークスルーとは言えないもの
のような気がする。。。

こんな時こそ、解放されることを待って
いるあなたがいるのではないでしょうか?
「悶々」としたものを感じるとき、
このとき活躍するのが、ある種の
「刺激」

ここでは、「刺激」と表現しましたが、
実際は、あなたの持っている「枠」を
ちょっと揺らしてくれるもの。こんな別の
「枠」だってあるじゃない。あんな「枠」
だって。。。ただ、この「枠」は、
こう新しく考えなさいという「枠」では
なく、あくまでも、あなたを刺激し、
「解き放たれる自分」を探って、体験
してもらうための、コーチの
まじめな遊び心。

相棒コーチは、「この新しい枠を
ご用意しました!」という存在では
ありません。こんな「枠もある」と
あなたの中で解き放たれるための、
小さなスパークが生まれるために、
あなたの世界を広げるための
存在。

すぐにゴール設定や計画作りをする前に、
あなた自身にちょっとした、「緩み」や
「遊び心」を持ってもらい、解き放たれる
自分を体験してもらう。そのステップを
取ることで、出てくる答えが変わります。
相棒コーチは、ここのところ、しっかり
やります。

水泳選手をはじめ多くのスポーツ選手は、
競技の前に、足や手をぶるぶると
振り緩めています。これは、私には
自分をこれから解き放つための準備。

あなたも、この「ぶるぶる」を、コーチ
の「解き放ち」で実感してみませんか?
そのあと、出てくるあなたの未来は、
きっと、今までとは違ったものに
なるでしょう。


◇相棒コーチング

2014年8月13日水曜日

あなたの“世界”観を豊かにする…あなたの世界を豊かにするのがコーチング⑦

こんにちは

ひじま、まさきです。

日常、ありそうな会話、
「今日の夕飯なにつくろうか?」
「オムライスがいい」「絶対、ハヤシライス!」
さて、あなただったらどう選びますか?

「オムハヤシでも作りましょうか・・・」

わたしたちは、いろいろな瞬間に
さまざまな選択、決断をしています。

選択・決断というのは、(選択の)可能性を
排除していくこと答えを“絞って”いく心の働きです。
ですから、私達の世界から、
自分自身で選択肢を減らしていきます。

 もしも、あなたがこれまで、
  “自由に…したいのに、…”
  “難しくて…できない”とか
  “…のはずがない”
  “絶対に…だ”
 のようなフレーズとともに、決断をする
 あるいは“選択させられて”いた経験が
 おありでしたら、

決断をする(しなければならない)=選択の余地はない

が自動運転を始めているかもしれません。

言い方はキツいかもしれませんが、
誰も頼んでいないのに、最初から「厳選した」選択肢
から選ぼうとしていたのかもしれません。

・・・この「厳選」は、たぶん
   厳しい目で選定したではないのです。
   世の中厳しいものだと思って選定した
   「厳選」であるかもしれません。

少ない選択肢は、
「選択に失敗してはいけない」という心理的圧力を
私達に与えます。その心の状態はそのまま
「失敗してはいけない」という警報を残したまま 
その後の行動に影響を与えていきます。

そのような心理状態にあるときには、
 『押してダメなら引いてみなの状況にあっても
・・・「押してダメなら、ダメダメじゃん!、失敗!!」
このあきらめの早さを、潔さというのは違うと思うのですが。

そんなときに、可能性、選択の可能性を増やすから
始めることが役に立ちます。
これは、量が質に変わる性質のものでしょう。

 豊かな選択肢から、選択し行動する
 もしも、一つ目の見通しが芳しくないと感じられたら
 次の選択肢を行動することができます。

 選択肢が多ければ、よりその場にあったものを選べます。 

 選択肢について考えていれば、いくつかの選択肢を
 融合した選択肢も生まれるかもしれません。

コーチングの場では、最終的には、選択・決断を
することになりますが、それに至るまで
あなたの『テーマ(目標/課題)』、
そしてそれを行動するご自身とに
”可能性、選択肢”を介して、じっくり向きあう
そんな時間と過程を進めていただきます。

そのことによって、あなたが全身(心身と思考)で
テーマの実現に邁進かのうな状態つくります。

…実際、オムハヤシを作るにしても、
 リクエストしてくれた二人がそれぞれが
 ハヤシライス/オムライスが嫌いでなければ
 の確認は必要です。

コーチングで、自分自身の思いを確認して
実現のための条件と整えるその中に、
考えついた「最善策」が、あなたにとって
そして、あなたの周囲にとって、
望まない影響を及ぼさないかどうかを
確認する。ここが、実は最重要ポイントになります。

私達の、無意識は、「望まない影響(≒危険)」に
敏感ですから、もしその存在に気づいたら
私達の無意識は、急ブレーキをかけます。
「こりゃ、名案だ!」と確信しているのに
計画や行動が進んでいかない。
そんなときには、コーチはここも再点検します。

あなたの未来に対する、期待も懸念もひっくるめて
あなたの未来です。もしそのどちらかが
あなたの未来を創るために、充分に
豊かでなかったとしたら、そこを豊かにする
まさに、相棒コーチがお手伝いする、
コーチングです。

次週からはまた、別のテーマでお届けしようと思います。
ご意見やご感想もいただけるとうれしく思います。

では、また来週。

◇相棒コーチング
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ご連絡をお待ちしております。

2014年8月12日火曜日

その「うっかり」はトシのせい? ・・・ミスは普段のやり方を見直すチャンス・・・

こんにちは。あんまり暑い日が続くと、
なんだかアタマがぼーっとしそうな時がありませんか?

時々、
「最近、トシのせいか、もの覚えが悪くて」
とおっしゃる方がいます。

どうしてそう思うのか、よくお話を聞いてみると、

たいてい、
「以前は、必要な連絡を忘れる事なんかなかったのに、
 最近、抜ける事があるんですよ。」
等、仕事や日常生活でやるべきことの
抜けや漏れが出てきた、という事です。

ちなみに、「トシのせい」という言葉は、
20代からず~っと上の年代まで同じように使われます(笑)

脳科学をわかりやすく解説して下さる池谷裕二さんによると、
年をとるにつれ、記憶力が衰える、というのは間違いだそうです。
ただ、あまりにも皆がそう信じこんでいるので、
そのような現象があるように見えるのだとか。

では、トシのせいでないなら、何でしょう?

たいていの場合、
ミス(抜け・漏れ)があまりなかった頃と、現在では、
仕事の内容ややり方、種類や量などが変わっています。

そして、「やるべき事(to do)」が抜けてしまう理由は二種類です。

・もともとのスケジュールややるべき事 の管理方法に
 無理があった
 ~単に扱っている種類や量が少ないので、
  なんとかまわっていただけ

・スケジュールややるべき事の管理方法が、
 これまでの仕事環境などにはマッチしていたが、
 現在はマッチしていない。

前者で極端なケース:
「以前はスケジュールもto doも何もメモしないで
やれていました」という方。
それは、やる事の種類が多くなく、定型的な仕事が多かったり、
定例スケジュールが多い、等のケースでした。

「マジカルナンバー7±2」という言葉もあり、
人間は、一度に7±2位の事しか同時に把握できません。

to doの量や種類が増えたり、不測の事態が増えたら、破たんします。

後者の例:
「スケジュールは机上のパソコンにあります。
(パソコンは持ち出し禁止です)」
「to doリストなんて作ったことなかったです」
とおっしゃるのですが、
よくよく仕事上の行動パターンを聞くと、
未読メールがto doリストがわりでした。
やるべき事を思いついたら、自分あてにメールを出したり、
一度読んだメールでも処理してない事は
「未読」にしたり。
メールソフトを見て、未読があれば、やる事がある、
という状態になっていました。

こういう方は、会議や外に出る仕事が増え、
机に座る時間が少なくなると、
そのtodoリストがわりのメーラーを見れなくなりますから、
スケジュールもto doも確認できなくなり、
抜けが出てきます。

前者、後者のケースとも、
年齢と役職が上がり、
管理している項目が増えたり
(マジカルナンバー7±2を超える)、
会議や出張が多くなったりしたために起きる事が
あるので「トシのせい」と感じてしまうのですが、

年齢の問題ではないのです(笑)

抜けモレ、といった、「うっかりミス」ですまされるような
事が起きた時は、
これまで、自分が当たり前にやってきた習慣を
見直すチャンスです。

「トシのせいだから」と嘆いたり、
「次からは気をつける、がんばる」と気合いを入れる
だけでは、何も変わりません。

客観的に、
いつ、どんな時に、何をどのくらい、どうしていたのか?
メモはどんなタイミングでどのようにとっていたのか?
変わった事は何か? 
等、徹底的に見直す事で、
今の自分、これからもっと活躍するであろう
将来の自分にあったスケジュールとto doの管理方法が
見えてきます。

徹底的に客観的に、自分が当たり前にやってきた事を
見直し、新しい方法を構築する・・・
これって、コーチングがとっても得意とする分野です(笑)

自分よりずっと若い人より、はるかに
「物覚えがいい」と言われる人になれますよ!(笑)

◇相棒コーチング
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2014年8月8日金曜日

「問い」の答えは無限に広がる


こんにちは、おかもとです。
この一週間、いかがお過ごしでしたか?
台風の影響で、豪雨の影響を受けられた
方、お見舞い申し上げます。
もうひとつ、大きな台風がやってくる
ようです。どうぞ、気をつけて
お過ごしください。

つい最近の出来事、子供たち向けの
イベントの準備をしていたのですが、
サブリーダーのAさんに、メンバー
がやって来て、

「○○はどこ?」と問いかけて、
Aさんは、「持って来てないよ」と
気軽に答えているように聞こえました。

でも、その後に、私と2人っきり
になったとき、、、

「問われると責められているよう」と
Aさんはつぶやきました。
誰かが、単純に、「○○はどこ?」
と訊いて来たとき、自分の手元に
それがないとき、自分の落ち度の
ような気がする。

Bさんも、
「問われると責められているよう」と。
「そんなことも考えてないの?」って
言われているみたい。

これは、日本の教育や会社の仕事の
進め方が大きく影響しているようです。

何かを準備する。その点検をされて、
問いのカタチで指摘を受ける。
「そんなことも考えていなかったのか?」
「準備していなかったのか?」
という風に。。。
AさんもBさんも頑張り屋さんのところが
あるのかもしれません。

「しっかりやったのに、
問われるなんて。。。」

指摘や詰問の場合も確かにないとは
言えません。

一方、期待しているからこそ問う、
可能性があるからこそ問う
興味があるからこそ問う、と
捉えることは出来ませんか?


「問いかけ」るからこそ、
次のアクションが生まれる。
「問いかけ」るからこそ、
今まで見えていなかった、聞こえていなかった
感じていなかったことが生み出されたり、
無理なくポジティブなあなたになること
も出来るのです。

コーチの問いかけの意味や価値については、
これまで、このブログで様々なカタチで
語られてきたと思います。

今日、お伝えしたいのは、
「無理なポジティブなあなた」になる
ためにも、コーチは問いかけを使って
いるということ。

ポジティブな人は、「成功するぞー」といった
言葉を繰り返すことで、いつもそう思うこと
で、成功を手に入れる、アファメーション
を行うと広く信じられているかもしれません。
これは、100%、何の疑いもなくそう思う
ことが出来る人にとっては、高い効果が
得られるやり方かもしれません。

でも、言いながら、「でもねえ、、、」
と心の中で思うあなたがいる場合は
上手くはいきません。

それよりも、「問いかけ」のカタチに
変えること。。。コーチングの中では、
あなたにとっての成功を、コーチが
問いかけ具体的にしていきます。
そうして、目指す大目標から、まず
目指す小目標まで探求していきますが、
実は、「問いかけ」続けるものを
共に探していくことがあります。

もちろん、コーチングの中で
何度も「問いかけ」に接しているので、
無意識の内にあなたの中でも行い始めて
いることといってもいいのですが、
1つ、問い続けるものを持つことで、

「出来ない自分」に焦点を当てるのではなく、
「出来る自分」に焦点を当て、
それも、自分の中で「そうは言ってもなあ」
という批判が生まれないようにする。
そのためにもこの、1つの「問いかけ」
はパワフルです。

そして、

その「問い」の答えは無限に広がる、のです。

意識している時だけではなく、無意識の
うちにも、その無限に広がる答えを探し
始め、その無限の答えを探すことに焦点が
当てられていきます。そこには疑いの
余地はないのです。

冒頭の「問いかけ」が責められている
ように感じるときこそ、「自分は○○だ」
というアファメーションが揺らぎ始め、
ポジティブに心底なることの出来ない
曲がり角とも言えます。

そんな時こそ、
コーチングを使って、新しい自分にあった、
手に入れたいものを見つけ、自分自身への
「問い」を続ける時とも言えます。

そして、その「問い」の答えは無限に広がる、
のです。頑なに自分への決めつけを
抱きしめ続けるのではなく、「問いかけ」
のパワーで、自分を解き放ってはどうでしょう。

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2014年8月6日水曜日

気づかなくてもそこにあるものを見る/掴む…あなたの世界を豊かにするのがコーチング⑥

こんにちは

ひじま、まさきです。


私達は“空気”の存在に気づくのは、
どんなときでしょうか?

 風が吹いてきたとき、
 モノが燃えるのを見たとき、
 「だれ?今おならしたの?」の後息を止めて
 においがなくなるのを待った後(笑)

私達が住んでいるところには、
空気があります。
理科の教科書では、
 窒素が約8割、酸素が約2割
 残りが、二酸化炭素やその他の気体
とのことですが、その割合も
気づいては居ません。

しかし、私達はこの比率の空気があるから
生きています。
暖をとるための火もおこせます。

見えないから、触れないから
空気がないのではありません。

気づいていないと“ない”と思いがちだ
ということは共有いただけることだと思います。

つまり私達が『ある/ない』と理解していることは
おおよそ『気づいている/気づいていない』と
同じということです。

私達の意識は、ある意味怠惰です。
同じ刺激がつづいて変化がないと
そこにモノがあっても『気づく』のをやめます。

・・・いわゆる“慣れ”です。

そして、良い意味でも悪い意味でも
私達は、数十年間生きてきましたから
本当は自分にある、周りにあるはずなのに
“慣れ”のおかげで、気づいていない(忘れている)
モノがたくさんあるはずなのです。

たとえば、
 「私なんて、全然な〜んにもできないから」
っておっしゃる方に限って、
  仕事の姿を見ると、淡々と粛々となさっていたり
  とても細やかな気づきをこともなげになさったり
されます。

そう、その人にとって「当たり前にやっている」ことは
そのクオリティが高かろうが、希少価値があろうが
その人にとっては「なにげのないこと」な訳です。

そのことが、往々にして自分自身を“割り引いて”低く評価
してしまい、
 ・・・自信が持てない、だから出来ないんです
    一体、私に何が出来るか、分からないんです
と、新たな挑戦や成功を遠ざけてしまうことが少なくないのです。

その時に、少なくとも第三者が、「気づき忘れている」
その人の能力、スキル、知識、知恵、協力者を
コーチは、引き出すというか、聞き出すというか
思い出してもらうわけです。

さらに発想を広げて、今まだ気づいていないけれど
これから、ご縁を得る人や機会で手に入るものも
探ることが出来れば、
あなたにとって、自分が手に入れたい結果を
実現する可能性を高めることができます。

たとえば、「お金がなくて夢が実現出来ない」のを感じていたとしたら、
 「金は天下の回り物、お金は日本銀行が刷ればいくらでもある」
 あとは、“俺の可能性と計画に賭けてくれる相手を探すだけだ”
 と考えてみることができれば、
 「お金」は問題ではありましたが、
 むしろ、自分に投資してくれる人を説得するやり方が“問題/課題”に
 置き換えることが出来ます。

 つまり、お金を手に入れるために具体的に行動を始められるように出来ます。

 ところが、「私の近くにはお金がない」のままでは、
 (お金を印刷するのは犯罪ですから)
 お金がボトルネックになっている目標であれば
 永遠に解決し得ないものとして、諦めることになるでしょう。

実際に目に見える、音に聞こえる、身体で感じる
もの以外にも、私達が、見落とし、聞き落とし、捉え忘れ
ている、あなたの挑戦の助けとなるたくさんのモノ(リソース)が
存在しています。

コーチはクライアントに眠る(忘れている)リソースを
一緒に発見/発掘していきます。

リソースの発見は、何よりも、クライアントの
心の状態を良くします、楽観的で、未来的な
発想が出やすくなります。
先週お伝えした、たくさんのアイディアが
湧きやすい心の状態にもなっていきます。

つまり、忘れていた能力やスキル
拾えていなかったアイディアをあなたの意識は
気づき始めるのですから

あなたの挑戦(目標達成、問題解決)にとって
豊かな発想、方法、行動の選択肢が得られる状態を
作れていることになるでしょう。

コーチの“賢い”使い方…クライアントが
パワーアップするのを助け、支持する。
これが一番成功、解決の早道です。

では、また来週。

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ご連絡をお待ちしております。

2014年8月4日月曜日

大敗の原因?大勝の原因?

こんにちは。暑い日々が続いていますね。
夏バテぎみな方もいらっしゃるようですが、大丈夫でしようか。

先月のサッカーワールドカップを見すぎて(笑)
寝不足になっていた方、リアルタイムで見て、
時差ぼけ?になっていた方、回復されたでしょうか。

ワールドカップ終了後、
いろいろなメディアで全体を総括する特集がありました。

日本代表についてはもちろんですが、
優勝や準優勝した国について考察する番組を見ていて、
ある事に気が付きました。

今回、おそらく一番話題になったのは、
準決勝ドイツvsブラジルの 7対1というスコアでしょう。

これは、サッカーに詳しい明石家さんまさんが
「野球なら20対0くらいのスコア」とおっしゃって
いたように、
優勝経験のある大国どうしの、それも、
ワールドカップ準決勝では、まずありえないスコアです。
サッカーに興味ない方でも、ニュースなどで
目にされたのではないでしょうか。

開催国でもあるブラジルの、数万人の自国サポーターの前での
大敗は、「ミネイロンの惨劇」とも呼ばれ、大勢の大人が泣いていました。
あまり映りませんでしたが、ドイツサポーターは大喜びでした。

この試合を、
ブラジルマスコミなら「惨劇」と報道するのが
当然ですが、ドイツから見ると「大勝」ですね。

日本は、ブラジルとの関係も深いですが、
ドイツにも「日本サッカーの父」と呼ばれる方がいらっしゃいます。

どちらの国ともかかわりが深いので、
どちら側からも見る事ができるはずなのに、

ほとんどのメディアが
「大敗の原因」「なぜ、ブラジルは大敗したのか」
と、主語をブラジル側にして、負けた原因を論じていました。

私たち日本人は、第三者ですから、
勝った側、負けた側、どちらの立場に立つ事もできます。
なのになぜ、負けた原因ばかり分析して、
勝った原因は分析する事が少ないのでしょうか。

これは、サッカーに限らず、様々な事にもいえます。
普段から、
失敗した原因、成功した原因、
どちらを分析するくせがあるでしょうか。

何かが起きた時、
うまくいかなった部分をとりあげて、その原因を考えて、
対処していったり、
どうしたら、問題が避けられるかという方向で考える事を
「問題志向」
うまくいった部分をとりあげ、うまくいった要因を分析したり、
どうしたらうまくいくか、を考える事を「解決志向」と
呼びます。

サッカーに関する限り、
ほとんどの番組が、うまくいかなかった原因を考えるもので、
うまくいった(大国相手に大勝した)原因を
考える番組は、あまり見当たりませんでした。

どちらの方向が良い/悪い、という事もありませんが、
いつも、同じ方向でばかり考えていると、行きづまるかもしれません。

コーチと一緒なら、解決志向で考える事が多いのか、
問題志向が多いのか、という自分のクセに気づいて、
バランス良く、反対側の方向からアプローチして
いく事が容易です。

2014年8月1日金曜日

AかBかCか ー その時生まれてくるものが面白い

こんにちは、おかもとです。

前回少し触れたように、
寿命が伸び、過去よりも更に、
人として活動することが出来る時間が
長くなって来ています。


「あー、決めなくちゃいけないことが
いっぱい〜」と考えるか?
「あー、色々決めることが出来て、
色んなことが楽しめる〜」と考えるか?

あなたはどっちなんでしょう?

と、その前に、つい最近、
質問を受けました。

「コーチとして、相手がAとBの
選択肢を持っているのだけれど、
そのどっちもではなく、他の
方法がある、と思った時は
どうするんですか?」

その質問をした人にとっては、
ある人がAとBを考えているのだけれど、
どっちがいいのか悩んでいる・・・」
と人から相談されて、
「うーん、どっちもよくないな・・・」
と思われたことがあるようです。

クライアントさんのAとBに
対して、「それじゃないこっちが。。。」
と実はコーチは判断しません。

それでは、コーチの人生になって
しまいます。中には、
「決めるの、面倒。
誰かに決めてもらおう」
という、その「誰か」がコーチの人
もいらっしゃるようですが、
それでは、コーチングが

モッタイナイ

ものごと、速く!!!!!
だから答えを!!!!!

自分より経験豊かな人が出して
くれるんだったらいい。。。
では、それはあなた自身の人生とは
いえないのではないでしょうか?

その答えを出す「プロセス(取るべき過程)
を示し、対話の中で、一人だと、
触れたくない部分、見逃している部分から
逃げ出さず、Aという選択肢、Bといいう
選択肢を見つめなおしていくと・・・
そこに自ずから
AがいいのかBがいいのか、
それとも、あれー、
そうではない、Cという選択肢が
生み出されるのか?

これは、コーチが判断することでは
ないのです。

本当に、AかBでいいのか?
それを生み出すプロセスはどうだったのか?
生み出されるために自分の内面に
あるものに対し、正直になっているか?
周りとの関係性はどうなのか?などなどなど
ここがちゃんとされているかは、
相棒コーチとして押さえます。

クライアントさんが、AかBと言われた時、
まず受け止めるのは、AかBがあるということ。
そこから色んなプロセスが始まるということ。
そして、その中から、その時点の
クライアントさんから出てくるものを大切に
しながらプロセスを進めること、が
最優先。

私の咄嗟のAとBは良くない、Cがいい
という判断は存在しないのです。
だから、コーチングは面白いとも言えるんです。

ある環境下では、Aが良かったかもしれない、
また、違う環境では、Bが良かったかもしれない、
だからいつでも、Aが良いとは言えないし、
Bがいいともいえない。

そして、未知のCも生まれてくるから
面白い。

こうして、あなた自身のことを
決めること・・・実は毎日しているし、
工夫もしてCが生まれてきていることも
あるのです・・・意識せずに生まれて
いることもあるのです。

そして、そうしたことに慣れていないなあ。。。
人生の節目、節目の大きな選択に
関しては、じっくり何が自分にとって
最適なのかを考えたいとき、
相棒コーチと対話してみては
どうでしょう?

こーちは、Cという答えを提供はしませんが、
AかBか、それともCか、それとも・・・
その時生まれてくるものが面白い。

そして、あなた自身にとって
最適な選択肢を手に入れてみては
どうでしょう?