ひじま、まさきです。
私達が問題に遭遇する、
成功のための方法を考える、
そんなときに、
「どうしたら良いのか分からない」と
困っているときの状態を思い出してみてください。
その時、あなたに浮かぶアイディアは
…「全く浮かばない」のでしょうか?
いやいや、きっとこうではありませんか?
「帯に短したすきに長し」
よく思い出してみてください。
いろいろ考えていると、
アイディアが出ないわけではない。
ただ、どう考えても、
ハードルが高すぎる
こんな当たり前の方法じゃだめでしょ
というような形で、
自分が(ある意味、折角)出したアイディアを 目にもとまらず早さで、却下していませんでしたか?
私達が、具体的な問題、課題に
意識が向きすぎると
その解決や進展に直結するものを
探し始めます。
すると、ハードルが高“そうな”もの
効果が低“そうな”もの は
まさに「帯に短したすきに長し」
すなわち、アイディアが出てないも同様だ!
と思ってしまっていたのではないでしょうか?
確かにあなたが今遭遇している課題、問題に
直接効く方法があれば、それに越したことはありませんが
多くの方法はそうではありません。
しかし、あなたが遭遇している課題や、問題を
攻略する一歩、あるいは数歩を担う方法に
なり得るのではないでしょうか?
たとえば、
「ハワイに行こう」と思ったときに
「家の近くに空港ないから飛行機じゃ無理だね」
とは思いませんよね。
空港まで、歩いても良い(あまりしませんね)し
タクシーを使っても良い、
電車やバス、自家用車。
つまり空港までの交通手段と、飛行機を組み合わせます。
空港というモノは交通の便の良い
街の中心部にはありません。
だから、いくつかのステップに
分けて考えれば良いだけのことだということを
知っています。
すでに、知っていること、
ある意味「前提/常識」として
持っているモノに対するとき、アイディアは
出やすくなります・・・状況が想像しやすいからで。
そこで、仮に未知の課題に対応するとき
…「どうしたら良いか分からない」とき
まずは、「どうなっていたら良いか」を
明確にしてスタートしてみましょう。
結果を知っている、あるいは結果までの状況
(起こりうるトラブルなども)を知って入れば
そのために思いつく、対策は、
ゴールに直接向かっていないことであっても
十二分に役に立ちます。
さらに、自分のアイディアすべてを
一旦受け入れる練習をしておくのも良いですね。
私達は、“思いつかずにいられない”存在です。
・・・多くの修行者が“何も考えない…無”に
なるための修行をするくらいですから。
そうであれば、あとは、そのアイディアが
一見、難しそうなモノであれ、
効果が期待できなさそうなモノであれ、
一旦、それを受け取るだけ、受け取る。
私達は、アイディアにアイディアを重ねて
強化や改良だって出来るのですから。
そんな“アイディア”を受け取り、検討できる
心の状態を、コーチはクライアントと
作っていきます。
そして、コーチとクライアント複数の
思考、発想が、互いのアイディアを見つけ合い
拾いあって、問題、課題に役立つ
アイディアに織り上げていくことが出来るはずです。
そしてさらに、そのアイディアを、
行動に移していくときもまた
相棒コーチは、きっと役に立ちます。