はじめまして

はじめまして!

私達は、オーストラリアで同じコーチング技術を学んだコーチ3人のユニットです。オーストラリアでは、ビジネスコーチ、ライフコーチと呼ばれる私達の仕事や人生をよりよくして行くためのパートナーとしてコーチを使っています。ここ日本にも、「プロコーチ」が存在します。しかしながら、そのコーチ、コーチングがどんなもので、どのように使うのかが、あまり多くの方に知られていないのが現実です。

私達は、コーチ、コーチングを仕事の課題解決や目標達成、仕事以外の課題解決や目標達成に上手に使って、より満足度高く生きる事ができると考えています。「コーチ」を使って、人生を、仕事を、毎日をより楽しく、充実して行くことができるかをお伝えすると同時に、プロのコーチとして、あなたにもコーチングを提供して参ります。

どうぞこれより、「賢いコーチの使い方、あなたの相棒コーチ」よろしくお願いします。 そして、コーチの使い方を知って、あなたの思い通りの毎日を創っていく助けにして頂けると嬉しいです。

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2017年5月31日水曜日

“言葉”は、使う“私”のもの・・・言葉で未来を変える⑦

こんにちは、
ひじま、まさきです。

今回のテーマは“言葉”でした。

言葉は、思いがけない形で浮かんできます。
言葉は、選ぶことが出来ます。

言葉は私達の
 “無意識”と“意識”との
両方と繋がっているものです。

だから、心の中で気づかずに
起こってしまった
悩みや問題も

言葉にすることで
言葉を言い換えることで
(誰かの)言葉を聞いて
    理解することで

悩みや問題と
最初から一緒にあった
解決のための
力や方法と出会うことが出来ます。

たしかに、
言葉では言い切れないこと
言葉では伝え切れないこと
もあります。

しかし、そのもどかしさは、
言葉を互いにかわすことによって
言葉で互いに理解し合おうと
  することによって

新しい繋がりが生まれます。
世界が広がると言っても
いいのかもしれません。

私達一人一人は“個”です。

そして、言葉を通して
単なる“個”と“個”との足し算
ではない、

創造的な繋がりを生み出します。

言葉という、
完全に伝わることのない
「相手にも創造の余地のある」
素敵な道具が

わたしたち自身の心を…文化を
豊かにしてくれているのだと
思うんです。

だから、ときに、
「相手とは分かり合えない」と
感じることもあります。

ただし、その“理解”の半分もまた
自分自身が“言葉”とその理解で
創りあげたもの。

…世界の作り手は、
 少なくともその半分は
 あなた自身です。

コーチは、あなたが、仮に
あなたの望まない世界に
生きていたとしたら、

あなたが言葉を通して
創り出していた
世界に、あなたの別の
視点や論点、立ち位置を
提案します。

明日からのあなたが創る
新しい世界のサポートをするわけです。

その前にといってはなんですが
あなたが悩んでいること
問題に感じていること
話してみて下さい。

それだけで、変化の糸口と
出会えるかもしれませんから。

7回にわたってお伝えしてきた
テーマ“言葉”は今回までです。

次回からはまた新しいテーマで
お届けします。


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2017年5月30日火曜日

わかっちゃいるけど、やめられない のはなぜ?

わかっちゃいるけどやめられない、
悪いクセをなかなか変えられない、のは
古今東西同じみたいです(笑)

「5つの短い章からなる自叙伝」をご紹介します。
(AUTOBIOGRAPHY IN FIVE SHORT CHAPTERS)


第1章

私は通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
私は落っこちる。
私はどうしたらいいのかわからない…どうしようもない。
これは私の間違いじゃない。
出方がわかるまでものすごく時間がかかる。

第2章

私は同じ通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
私はそれを見ないふりをして、
またまた落っこちる。
また同じ場所にいるのが信じられない
でも、これは私の間違いじゃない。
やはり出るのにずいぶん時間がかかる。

第3章
 
私は同じ通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
それがあるのが見える。
それでも私は落っこちる、…これは私の習癖(くせ)だ。
私の目は開いている。
自分がどこにいるのかわかる。
これは私のしたことだ。
すぐそこからでる。

第4章
 
私は同じ通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
私はそれを避(よ)けて通る。

第5章

私は別の通りを歩く。

From "There's a hole in my sidewalk: the romance of self-discovery"
         by Portia Nelson   
作/ポーシャ・ネルソン 訳/深沢道子


まさに、言い得て妙!ですね。

同じ失敗を繰り返し、
自分のクセに築き、
それを避けられるようになり、
新しいクセ(習慣)ができていきます。

自分のクセに気付くのは、変化への第一歩です。

わかってるけど、悪いクセをまたやっちゃう、
という時期は必ずあります。

コーチングは、
コーチが第三者目線で見て
継続してフィードバックしたり、
あらたな習慣を探して試したりできるので、
時間をかけた深い変化に向いていると思います。

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#コーチング #交流分析 #5つの短い章からなる自叙伝 #深沢道子

2017年5月24日水曜日

“言葉”は変化を起こす・・・言葉で未来を変える⑥

こんにちは、
ひじま、まさきです。

携帯電話会社のCMの主人公
…三太郎(桃太郎、金太郎、浦島太郎)

そのCMの中で
 「金太郎」が
“かね”たろうと呼ばれていたのを
覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

呼び名が変わるだけで
そこからうけるイメージが変わる
のは面白いことです
(ただ、CMの中では、イメージに合わせて
 呼び名を変えたのですが…)

私達は、母国語
…このブログでは日本語ですが…
を、何気なく使っています。

しかし、その言葉一つ一つを
すこし丁寧に使ってみませんか?

例えば、やりたいのにできないこと
 「勉強時間を取りたいのに
    なかなか取れない。」
この表現を、こう変えたらどう感じますか
 「勉強時間を作りたいのに
    なかなか作れない。」
と。

あまり変わらないという方も
いると思いますが、無意識的に
違いを作っている事に気づく方も
いらっしゃいます。

たとえば、
 前者は、時間は取る(確保する)もの
として捉えて、調整や段取りに苦労している
ようですし
 後者は、時間は作る(創出する)もの
として捉えて、自分自身の決断ができないことに
苦労しているのかも知れません。

同じような表現ですが、
微妙な言葉の使い方の差が
その背景にある、その人の
ものの捉え方を教えてくれます。

「時間を取る」「時間を作る」
これらの表現に、違いを感じたとしたら
その人にとって、たった一文字(“取”/“作”)の
違いでも、大きな気づきが起こります。

なぜなら、自分の心の中にあることを
伝える“言葉”を選んでいるのは
その人の、無意識…つまり本音に近いエリア
だからです。

つまり相手の言葉(のチョイス)には、
相手の本音が関わっています。

そして、言葉は意識をしたら
変えることが出来ます。

ですから、相手の選んだ言葉を
意識的に変えてみてもらって
新しい気づきを探求してもらうことが
できるのです。

さぁ、今日から、
相手のちょっとした言葉の使い方に
意識を向けて見ませんか?
 
困りごとを聞いてあげるときなんかは
もしかすると
「あっ!ここかなぁ」
というような、言葉の使い方に
気づくかも知れませんよ。

そして、コーチは、そういった
クライアントのちょっとした違いから
その人のリソースを引き出していくのです。

ご興味があれば、コーチとの会話を
楽しんでみて下さい。

ではまた来週。

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2017年5月22日月曜日

学習の四段階、五段階

こんにちは。ここ数回1か0かしかない
「完璧主義」について
書いてきました。

よくこの完璧主義について話し合う方が
完璧主義脱出をテーマに
怒涛のメルマガを発行していたのですが、
数回で「完璧主義の話が続いて飽きた」と
言われたそうです(笑)

ううん、そうくるか、と。
確かに同じ言葉を何度も見ると
飽きるかもしれません…

でもこれ、人類の?日本人の?大半が無意識に罹患している
ものなので、結構多岐にわたって影響していますし、

抜けようと思ったら、まず、
どんな影響があるのかを自覚する必要があります。

自覚して抜けようとしている人からは
飽きた、という反応はきません。

なぜ、同じような話が続くと飽きるような気持ちになるのか?
それは、知っている=わかってる=できてる
って勘違いするからです。

NLP(神経言語プログラミング)では学習の段階を
無意識的無能(できない事を知らない)
意識的無能 (できない事を知っている)
意識的有能 (意識すればできる)
無意識的有能(意識しないでも普通にやっている)

と分けますが、
もっとわかりやすく言うと

知る→わかる→できる→行う→分かち合う

です。

知ってる、とわかってる、は違います。

前に研修や授業で聞いたのと同じ内容が出てくると
「ああそれ知ってる」と思うんですが、

その瞬間までは、全く忘れていたりします。
と、いう事は、その研修の内容は、使えてないんです(笑)

わかる、というのは理解して、
自分でもかわりに説明できる位の段階です。

ここからさらに、やってみて、できなかったのができた、
という段階になります。

一回はできても、二回目はできなかったりします。

そして、「行う」いつも、普通にやっている段階。

更に「わかちあう」…人に教えたり、自分のやっている事を
人がまねたりして、周囲に影響を与える段階です。

どの段階も、次の段階に行くまでには一山あります。

自分は「知っている」けど、まだわかってない/
できてない、という自覚のある方は
ああそれこの間聞いたからもういいよ、とはなりません(笑)

自分が当たり前にできる事を
部下や後輩に教えるのが難しいのも、
学習の段階が違うからです。

部下や後輩に教えて、一回できたから、
ずっとやってるかと思ったら、やってなかった、というのも
一回できるのと(できる)のと、いつもやっている(行う)のは
全く違う段階だからです。

自分がある事について、どの段階にあるか自覚してると、
学習もスムーズです!

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#学習の段階 #メタコーチング  #コーチングとは #NLPとは #神経言語プログラミング

2017年5月17日水曜日

“言葉”は思った通りに伝わらない?・・・言葉で未来を変える⑤

こんにちは、
ひじま、まさきです。

「〜な人は良いよなぁ
 どうせ自分なんか…」

 相手に対する嫉妬や僻みからか
 言わなくて良いのについ出てしまう。

 ・・・漂う気まずい空気

 “言わなければ良かった”
 発言は、こういう類のものに限らず
 あります。

 僕自身も、新入社員の頃に
 先輩社員に失礼なことを言って
 職場の総スカンを喰らって
 「泣いて謝る」
 なんて事態に陥ったことも(苦笑)

 言葉は、相手に何かを伝える“道具”ですから
 言葉を伝えれば、
 相手から何かしらの反応をもらいます。

 もちろんその反応というのが
 好ましいものの場合もあれば
 好ましくないものの場合もある。

 こちらの意図、思いとは関係なく
 相手は勝手にその意図を解釈し受け取ります。

 ・・・これは仕方がないこと。

 ただ、それが予想通りで無かったとき
 混乱してしまうだけのことです。

 そもそも言葉は、
 “受け取った側の解釈”がその結果。

 私達は相手のリアクションを注視する
 必要があります。

 というよりも、相手のリアクションに
 注意を払っておけば
 あなたの“言葉”は、どうあれこうあれ
 あなたの思い通りの意図を
 相手に伝えることが出来るのです。

 球技スポーツでいうところの
 「ボールから目を離すな」
 ではないですが、

 自分の伝えた言葉が起こす
 相手の反応にも注意を向ける。

 これだけでも、
 “相手に伝わる”…相手に変化を起こす
 コミュニケーションができます。

 同じように、
 自分に対してどのくらい
 丁寧に言葉を使っていますか?

 自分自身も意図通りに
 リアクションしてますか?

 今もし、
  “思い通りにならない”
 と感じたら、
 自分の言葉の使い方を点検して見ませんか?

 そうですね、まずは、自分自身に
  ダメ出しをしたり
  期待をしなかったり
 していたとしたら
 その辺りから。

 「自分に厳しく」は悪くは無いですが
  自分が拗ねたり僻んだりしては
  元も子もないですからね

ではまた来週。

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2017年5月10日水曜日

言葉から連想する世界・・・言葉で未来を変える④

こんにちは、
ひじま、まさきです。

ときに
「自分を鼓舞する言葉」が
自分にとって、
“キツイ”ときがあります。

「頑張るぞ!!」
 と言ってはみたものの
「…これ以上どう頑張るっちゅうねん!」
 という心の声。

 「頑張るぞ」という
  言葉から引き出される
 「頑張りきっていないのでは・・・」
  という問いかけ

 言葉は言葉以上のモノを伝えます。
 その“以上のモノ”というのは
 残念ながら話し手側にはありません。
 聴き手側にあります。

 ですから、その人が
 もうすでに頑張っている人だと
 「頑張って下さい」が
 “キツイ”声がけになるわけです。

…それじゃ、何を
 どう声がけしたら良いんだよ!!

 ってなりますよね。

 あえて言います。
 あなたが伝えたくなったら
 「頑張って」であっても
 伝えて下さい。
 
…あなたが伝えたくなったことを
 伝えて下さい。

私達は、相手が自分の言葉を
どんな心の状態で、どんな背景で
聞いているかを100%
知ることは出来ません。

それが“当然”なのです。

むしろ、
相手からでてきた言葉こそ
新しい繋がりを紡ぐための
手がかりです。

それが、他者であれ自分であれ。

「自分を鼓舞する言葉」が
 自分にとって、“キツイ”とき

それはもしかすると、

 ひと休みのサイン

かもしれないし、あるいは、

 闇雲に進むこと

への軌道修正の提案かもしれません。

仮に立ち止まっていられないほど
忙しい、どうにかしなくちゃならない
ときほど、この手のメッセージを

受け取り損ねていたりするんです。

そのとき、あなたが
あるいは、あなたの中の対話を
サポートするコーチが

行き違っている対話を
繋げてくれるはずです。

すると…

世界はあなたの思った通りの
流れに変わり始めるはずです。

相手のリアクションを
次の繋がりを作るための
突端にするのですから。

ではまた来週。

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2017年5月2日火曜日

完璧主義か/そうでないか



こんにちは。
ここのところ、1か0、黒か白しかない「完璧主義」について書いてます。

「完璧主義の治療中の人~?」と聞かれた
オーストラリアでのメタコーチングのトレーニング中に

完璧に、完璧主義を直さなきゃいけない!
っと思っている自分に気付きました!(笑)

つい、
完璧主義/そうでない

の二択で捉えてしまって。

完璧主義=良くない!すぐに(笑)治さなきゃ!!!
っと考えてました(笑)

・・・・・


人間の傾向は
完璧主義の人/そうでない人

の二択ではなく


いつでも
どこでも             ほとんどの場合
完璧主義             そうでもない
←-------------------→

の連続体の中にあります。

内容や状況によっても変わります。

例えば私の場合、料理に関しては
現在、かなり右よりですが、
片づけに関しては、かなり左寄りです(^^;

自分は完璧主義か、そうでないかの二択で考えると
苦しくなったり、自分の傾向が見えなくなるので、

何に関しては、この連続体のどの辺か…

と、自分の傾向を知る目安にしてもらえればと思います。

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