暑い日々が続きます。局地的な
豪雨が大きな災害を生みました。
一日も速い復旧を祈ります。
状況はかなり違うのですが、
ヴィクトール・フランクルの
ナチ収容所での経験を読んだ時の
衝撃を思い出しました。
彼は、生き伸び、何千人という聴衆
に、悲惨な出来事そしてその中での
人の心理を戦後伝え続けました。
ご存知の方も多いと思います。
彼は、この「何千人もの人の前で
話す自分」を収容所で咳で歩けなく
なり、打たれていた時にありありと
想像したそうです。そして、その
想像が明確になると、彼は立ち上がり
歩き、その日の労働を済ませベッドに
横たわるまで無事過ごすことが出来
たと語っています。
未来をありありと想像することの
パワーをこれ程強く物語るものは
ないと思います。
「未来を予言する一番良い方法は、
自分の手で創り出すことである」
これは、ピーター・ドラッカーの
一番有名な言葉と言って良いかも
しれません。
ありありと想像することで
「未来を予言」することを
フランクルは究極の状況で行った
といえるのではないでしょうか。
そしてそれが彼を文字通り、
歩かせ生き続けさせたともいえるの
ではないでしょうか?
「そうは言われてもなあ、この先が
見えないから悩むんです」
これもありですね。
どう想像するのか?
案外、まだ、私たちは慣れて
いないことかもしれません。
でも、自分ひとりでは出来なくても、
コーチとやってみるという選択肢は
ある訳です。
コーチは、この想像をする時に、
どうアプローチをするか?を習得
しています。そして、誰に対しても
同じではなく、クライアントさんに
合わせ、クライアントさんが必要と
している「ヴィジョン」を引き出す
ためには、どうアプローチすべきかも
習得しています。
もちろん、ヴィジョンを得たあとは、
それに向かって、今日何をすべきか
もコーチはクライアントさんと
話し合っていきますが、この
今はまだ、やったこともないかもしれない
「未来を予言」することを、あやしい(?)
予言者に任せるのではなく、あなた自身の
中にあるものを引き出して行くこと、
それを相棒コーチと楽しんでみては
どうでしょう。
◇相棒コーチング
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