何かの本で、アメリカ人に怖い事は何ですか?
というアンケートをとったところ
一番怖い事が
「人前で話す事」だったそうです。
ちなみに、二番目は
「死ぬ事」
だそうです!(笑)
出典を忘れてしまったのが残念ですが、
ずいぶん前に読んだのに
あまりに強烈な印象で忘れられません。
日本人の基準からすると、
話すのが上手で明るい?ように見える
アメリカ人が、死よりも恐れる事が
「人前でしゃべる事」だというのです(笑)
日本人よりも、スピーチの重要性が高く、
人前で上手に話す合格ラインが高いため、
かえってハードルが上がってしまうのかもしれません。
「失敗はない、あるのはフィードハックだけ」
という
NLPの前提に立った場合、
話した結果は全部フィードバックです。
人前でしゃべる時の「失敗」ってなんでしょうか?
全員から指差されて大笑いされる?
全員が寝る?
会場から大きなブーイング?
どれも、日本社会では起こらなさそうです。
面と向かって「何だ今の話は?」とクレームがくる?
そこまでしそうな知り合い、思いつきますか?
では、「人前で話す」場合の「失敗」ってなんでしょうか?
人は、自分の中での「成功」の基準があって、
それに満たない事を失敗ととらえます。
往々にして、スティーブジョブスのプレゼンみたいなものを
「成功」の基準にしてたりします。
それと「人前で話す」という事の定義も人それぞれです。
先日、参加者7人のセミナーに参加し、
座ったまま、感じた事をシェアしたところ
「人前で話すのが上手ですね」と言われました。
感じたこと、気付いた事を話してわかちあう事がシェアで、
「人前で話す」と言ったら
プレゼンテーションなどの事
と思っていたので驚きました(笑)
(その後知り合い数人にリサーチしましたが、
皆同意見でした)
わかちあう、だけなので上手下手はない、と思っていると
感じた事をリラックスして話せます。
逆に、
シェア=「人前で話す」と定義している人は
上手に話さないといけない、何か最後に立派なオチを
つけないといけない、と自分にプレッシャーかけて、
緊張したり、いつまでも話を終わらせられなかったり。
飲み会でおしゃべりする事を「人前で話す」と定義してると
飲み会の後「上手くしゃべれた、しゃべれなかった」と
落ち込んだりします。
「人前で話す」事への恐れを克服するには、
自分が何を「失敗」と定義しているのか、
そもそもそれって「人前で話す」事になるのか?
見直すのが効果的です。
◇相棒コーチング
0 件のコメント:
コメントを投稿