早くも熱中症になった方のニュースもいくつか出てきています。
最近、熱中症に関してニュース番組などで、
良く聴く言葉が
冷房を「上手に使って」
というものです。
「上手に使う」って、どう使えばいいんでしょう(笑)
日本全国、気温も違いますし、
個人の体調、エアコンの機能、
家の広さや壁の厚さも違うので、
全国の人を相手に、設定温度は何度で風向はどっちで
強さはどれくらいで、何時間かけるのが良いです・・・
等と言うわけにはいかないので
「上手に使って」
という言葉になるんだろうなと思います。
これがもし、一対一のコーチングであれば
その人にとっての「上手な使い方」がどんなものか、
いろいろと試したりしながら、
徹底的にチャンクダウンしていきます。
(チャンクダウン=あいまいなものを具体的にしていくこと)
昔、冷房が一般家庭に普及しだした頃には、
気温に対して設定温度を低くし過ぎたり、
一晩つけて寝たために風邪を引いた、
という例も多かったものです。
きつい冷房にひと夏入っていたせいで、秋になってから
微熱がずっと続いたり。
冷房を不適切に使った事で、
かえって体調を崩す例がたくさんありました。
このため、いつのまにか
「冷房 クーラー」=体に悪い
という思い込みが生まれたように思います。
でも、冷房・クーラー自体が体に悪いわけではなく、
それこそ、「下手な」使い方をした事で、
体に悪い事になってしまったわけです。
また、最高気温が28度やせいぜい30度の時と、
35度を越える時。
周囲に木々が多い場所と、
コンクリートやアスファルトに囲まれている場所では条件が違います。
最高気温30度位なら冷房はいらない人も
多かったのかもしれません。
冷房の不適切な使い方で体調を崩すニュースが多かった時代、
最高気温35度の日が続く、という事はなかったと思います。
今は、家の中でも熱中症で倒れる方が出る時代です。
冷房=体に悪い
という定義があるとしたら危険です。
冷房に限らず、このように、
使い方が不適切である事がまずいのに、
そのもの自体が悪いような思い込みが
いつのまにかできてしまう・・・
これは前にも出てきた「一般化」です。
また、気温のように
条件が変われば
必要/不要もかわってきます。
絶対的なものはないのです。
いつもこのサイトで書いていますが、
自分がいつのまにか持っている
思い込み(NLPでいうところのビリーフ です)
を見直す事で、
体調も変わってきます。
相棒コーチのコーチングでは、
いつ、何をどうするか、という行動だけではなく、
ビリーフ=自分にとっての当り前も
見直していくので、
目標に対して、
とても効果的な行動がとれるようになっていくのです。
◇相棒コーチング
PS.
まずは何はともあれ、冷やし過ぎず、
熱中症にもならない、自分にとっての「上手な」
冷房の使い方、夏の過ごし方を見つけたいですね!
まずは何はともあれ、冷やし過ぎず、
熱中症にもならない、自分にとっての「上手な」
冷房の使い方、夏の過ごし方を見つけたいですね!
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