こんにちは、おかもとです。
親にとって、子供はいつまでも子供、という
気持ちがあります。そして、これは、
日本のお母さんにとても強くある気持ち
かもしれません。
「子供の就職が決まらなくて、、、
どうにかしたいんです」という相談
もあります。親御さんにとっては
とても心配なことと思います。
ただ、これは親御さんの「問題」で
しょうか?就職活動をしているのは
お子さんです。仮に親御さんをAさんと
すると、Aさん自身の問題はまだ、
この時点では分かりません。
お子さんの就職が決まらないことで、
Aさんは今、どんな状態で何を変えたい
のでしょう?例えば、気になって、眠れず、
仕事もはかどらないという状態なので
しょうか?そして、どうなりたいのでしょうか?
「それはあなたの問題なのでしょうか?」
「あなたが解決できるものは何なのでしょうか?」
「実際に、あなたの問題としては、課題として
は何なのでしょうか?」
上の例では、普段のお友達的会話であれば、
「それは問題ね。心配ね。」
ということになるかもしれませんが、
コーチングでは、掘り下げて、
Aさん自身の問題をまず明確にします。
もちろん、切羽詰まってのお気持ちを大切に
しながらですが。
これは当たり前のこと、と思われるかも
しれません。Aさんのケースは分かり易い
ものですが、案外、ここのところクリアに
していくことが最初に必要な場合があります。
自分ではなく、部下のことであったり、
親御さんのことであったり、パートナーの
ことであったり。。。勿論、そういった
方々の具体的方策にたいする答えを求めて
いらっしゃることもあるでしょう。ただ、
そういった場合でも、コーチとしては
「あなたとしては、どうありたいのですか?」
「どう変わりたいたいのですか?」を
明らかにしていきます。
「それはあなたの問題」かどうか?
そして「あなたとしては、どうありたいか?」
このお話を進めていくだけでも、
「ああ、そうか。」と気づきを得られる
ケースもあります。そして、引き続き、
「どうありたい」の具体的な部分を
見つけていきます。
Aさんのケース、何がお子さんの解決出来る
ことであり、何がAさんのどうありたいかが
解りその状態になるため何が出来るかに
焦点を当てることで、どんな変化が生まれるでしょう?
これは、結局、お子さんにとってもAさんに
とってもwin-winではないでしょうか?
相棒コーチと話してみると、見えてくるもの、
聞こえてくるもの、気づくもの様々。
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