こんにちは、おかもとみつこ、です。
秋めいてきました。
いかがお過ごしですか?
ある本に出ていたものです。
街頭の下で酔っ払いが何か探し物を
しているのを、お巡りさんが見つけ、
尋ねます。
「何探してるんだ?」
「部屋の鍵」と酔っ払いは答えます。
お巡りさんは一緒に探してやるのですが
見つからない。。。そこでまた
尋ねます。
「一体どこで落としたんだ?」
「通りの向こう側」と酔っ払いは答えます。
「。。。。。なんでこっちで探してんだ?」
「こっちは街灯があって明るいから」
「?????」
私たちも、案外同じことをやっている
ことはありませんか?
解りやすいところで(明るいところで)、
課題やなんらかの答えを見つけようと
している。
「何かが見つかった」としても、
なんだか、しっくりこない。
解決したのに。。。。。課題は見つかったのに。
なんだ、このモヤモヤ感。。。。
実はこれ、一人、或いは当事者だけだと、
起こりやすいことなのです。
ついつい、面倒くさくなって、
見えやすいところに解決や課題を
「見つけた」つもりになっている。。。
でも、真の課題は別のところで
作っていたり、そして、答えもそこに
ちゃんとあったりするんです。
「こういう行動をとろうと
思っているんだけど、なんだかしっくり
こない。。。。。その『なんだか』が何か
わからないのだけど。。。すべきことは
決めたというのに。。。」
実際の表現は違っていても、
クライアントさんからの「悩み」として
出てくることが、比較的よくあります。
相棒コーチは、対話を通じ、
ご本人は、もう精一杯で見えなくなっている
けれど、ホントに「鍵を落としたあたり」は
どこか?明るく照らされていないけど、
実際に視野に入れることが必要な部分
を明らかにしていきます。
その視野に入れるべきことが、「明るく」
見えてくると、新たな課題や選択肢が
浮彫になってくるものなのです。
もちろん、相棒コーチが一人で、
「これが正解!」と差し出す訳では
ありません。でも、どんなことがここで
見えてるだろう?を一緒にやっていきます。
「課題は別のところにあるかもしれない」
のです。明るく見えてるなあ。。。と思って
いる場所でなくて。。。
お巡りさんは、「もう、まったく!」で
終わるかもしれませんが、相棒コーチは
違います。
まずは、クライアントさんが話してみよう、
と思われているところに既に、
何かが始まる予感はあるのです。
そして、そこからは相棒コーチとタグを
組んで、これだと思えるものを
見つけていく。。。。。
これが出来たときの気持ちよさ、
是非、味わってみてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿