今日は、フィギュアスケートの浅田真央さんが
現役復帰を決めた事が、大きなニュースになっていました。
この一年、その時々で気持ちの変化があったという事ですし、
全てをメディアの前で話す事は
できないでしょうから、
外側から一部を見ての印象でしかないのですが、
私が大きな印象に残っているのは、
まだ迷っている、という時期に、
「競技は好きだけれども、あれを
三年間やるのは・・・」
というような事をおっしゃっていた事です。
それが、今日の会見では、三年後の次の
オリンピックの事は、今は考えていない、
とおっしゃっていました。
浅田さんほどの重大事ではなくとも、
〇〇を始めたら、△△までやらないといけない。
△△までやれるかというと、ちょっと・・・
と迷ったり、
やりたい気持ちと、そうでない気持ちが両方あって、
やるかやらないか迷うという
事は、私たちの日常にもある事かな、と
思います。
何かを習ってみたいけど、
始めたからには、一年続けないといけないから、
そこまでの勇気はないなど。
△△でないといけないと考えると、
とても選択肢がせまくなってしまいます。
そして、前回も書いたように
「やりたい」というステート(心身状態)とは
違う心身状態になります。
そして、
〇〇したからには、△△までしないと”いけない”
というのは、たいていの場合、
よくよく検討してみると、
そうでない道もあるんです。
最初に一年分の授業料払い込む講座などは、
始めたからには、
途中でやるたら授業料が無駄になりますが、
法律で禁じられているわけではありません。(笑)
その授業料で時間を買う、と考える方もいますし、
返金システムのあるところもあります。
始める前に、お試しをやったり、
見学したりする事もできるでしょう。
ただ、
一人で考えていると、
△△しないといけない
というのは、
もう当り前みたいになっているので、
なかなか、そうでない選択肢を
思いつくのが、難しいようです。
そして、
やりたい気持ちもあるけれども、
やりたくない気持ちもあって、
迷っている、
という方は、
本来やるべきなのに、やる気がでない。
やるべきか、やらざるべきか、で悩んでいる、
やった方がいいか、やらない方がいいか、で
迷っている、
という方達に比べると
割と素直に、
ご自分が納得した決断をする事ができます。
自分の様々な気持ち、に関しては、
自覚ができているからです。
後者の方達は、
やる「べき」と現時点で思い込んでいる事
「有利」と現時点で信じている事、
自分のやりたい、やりたくない
という気持ちはどうなのか、
という切り分けから、
まずは始める必要があります。
思い込んでいる、信じている、
とあえて書きましたが、たいていの場合
それらは、自分にとっては
太陽が東から昇るくらい(笑)
当たり前になっているのです。
コーチングのセッションでは、
それらの交通整理をしたりします。
自分の気持ち、や当たり前に
気づく事は、
単に、迷っている事が決められるだけではなく、
自分の世界が変わる事でもあります。
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