実のところ、
コーチングが全ての状況で
上手く行くわけではありません。
と、いうのは、
コーチングを成功させるのは
コーチだけの力ではないからです。
仮に、僕が大学受験の受験生を
コーチしたとします。
当然、僕はクライアントが
受験勉強をするのに良いコンディションを作る
やり方を共に探求するかもしれませんし、
あるいは、試験当日の心の整え方や
集中の仕方について共に探求するかもしれません。
が、
実際に、受験勉強をするのは
クライアントさんですし、
実際に、受験をするのも
クライアントさんです。
コーチは、クライアントが
最も力を発揮するための
環境や状況、方法や行動
準備すべき事
そして積み重ねてきたこと、
積み重ねてきた自分自身に
確信が持てるように
その過程を共に探求する
事ができます。
・・・事しかできません。
クライアントが手に入れたいことを
実現する為の、裏方といっても
良いのかもしれません。
あるいは、二人三脚のパートナー
なのかもしれません。
ですから、私達のコーチングでは、
クライアントが、それ程望んでいない
ことは、実現できません。
だから、最初にクライアントと
目標、ゴールについて
深めます。
その目標やゴールが
どうしても欲しいものであればあるほど
コーチはコーチの役割を全うでき
クライアントはクライアントの実力を発揮でき
結果、目標、ゴールが手に入る
というわけです。
話し始めが、「夢物語」であっても
むしろ、そのくらいの方が
きっと、チャレンジに値する、
登る価値のある「目標」になるかもしれません。
そして、その目標が仮に
大きすぎると感じたとしても
その登りやすいステップを
探求しはじめるとき、
コーチとクライアントの共同作業は
相棒として始まっていくのです。
きっと、今まで口にしていなかった
あなたの「夢」や「秘めたる目標」を
今、語りはじめるときが
来たのかもしれません。
少なくとも、僕はそう思います。
それでは、また来週。
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