晴れた日もあれば、
雨の日もあります。
台風の日もあれば、
心地の良い風が吹く日もあります。
21世紀の現在でも
天気は予報できても
大きく変えることは出来ません。
僕の実家の金沢は、
雨の多い土地柄。
雨が降るからといって、
出かけないわけにはいきません。
ただ、バスや電車で出かけるなら
天気予報を参考に
傘を持って出かけるだけのこと。
私たちは勝手なもので
雨が降ったら雨が降ったで
「なんだよ、雨かよ」と文句を言い
雨が降らなければ、降らないで
「水不足が心配だ」と文句を言う
言いたくなるもの。
自分にとって望ましくないもの、
不都合なものについて
「どうしよう、困った」
と感じてしまう。
これが“制約”の心に与える影響です。
上の雨の例で言えば
“雨はこちらの都合に関係なく降る”
と言う現象があるだけで
それについてもし
「想定内」「織り込み済み」
にしてしまえば
その“制約”は、制約ではなく
前提条件になります。
思ったより、この世界は、
“割り切る”ことができると
シンプルなのかもしれません。
だからといって、
目の前に現れる課題や問題に
悩むな、困るな
と言うことではありません。
ときに、熟慮して結論を出すことに
価値があることもあります。
が、
あなたが
「困った…“制約だ”…問題だ…」
と感じたとき
その“制約”を、自分の側に
…“すでにきづいてましたよ”
としてみませんか?
生物は、困り事に遭遇したとき
“なんとか避けられないか”
と考えたり、対応したりするようです。
私たちには、生物としての力に加えて
時間・空間をそうぞう(想像・創造)する力が
あります。
すると、
“今”はどうにもならなくても、
“この先”にできることが見つけられる
可能性が出てきます。
…困り事を予測して準備することができます。
あるいは、
その問題に対応するのに適した場所で
問題に対処することで
それを解消出来る可能性が見いだせます。
…困り事を“自分に有利な場所”で扱う
(という段取り)ができるでしょう。
そして、そもそも、それが
急を要しないのであれば“避ける”
と言う選択肢もある訳ですから
「困った…“制約だ”…問題だ…」
と困る代わりに、
少なくとも対応する3つ以上の選択肢
「あなたができること」
があることに気づけるわけです。
それらのどれが、
その状況であなたが一番力を
発揮出来るか
選ぶことが出来るのですから
結果として、あなたの力を
より活かすことが出来る
というわけです。
“制約”は、私たちが“制約”として
氷漬けした瞬間に
固く厄介な“制約”になってしまいます。
だからこそ、
自分の側が柔軟に
その“与しやすい”ところ
その“利点となる”ところ
を見つけるというのが良いと思うのです。
…お気づきですよね
コーチがクライアントの方が
状況や、発想に捕まって
堅くなっているとき
コーチが準備できる柔軟性を
クライアントにお渡しする。
…コーチングで行われている
コーチングが効果を示す
この側面を
ぜひあなたの置かれている状況にも
試してみませんか?
では。
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