こんにちは、稗島(ひじま)です。
成功事例から学ぶというアプローチは
社会人として、仕事をしたり
学んだりしていると
良く聴く話です。
では、その成功事例、例えば
名○○(営業マンや選手など)がコーチとして
直接指導してくれたとしたら
あなたも名○○になれるでしょうか?
・・・もしそのコーチが
ご自身でやったやり方だけを
そのまま教えてくれたとしても
多くの場合には、全ては上手くいきません。
なぜなら、あなたは教えてくれる人と
全く同じ人ではないから。
これまでしてきた経験も違えば、
鍛えてきた筋肉、
知っている知識
信じていること
大切にしていること
あなたの役割や立場、違います。
もちろん、名○○として
身につけた理論や経験の中に
私達が学ぶべき、あるいは
参考にする要素はあるでしょうが
その全てが役立つとは限りません。
その時に、私達が欲しいのは、
「名○○」さんの経験を、“あなた”が使うための
アイディアや応用方法です。
すると、コーチとして必要な要素は
コーチ自身の経験よりも
“あなた”が本当に必要としている要素を
“あなた”から引き出す力であり、
+αとして、同じ立場で経験したことの
提案・・・あくまで、提案と
言うことになります。
ですから、
スポーツ界でよく言われている
(根拠は定かではありませんが)
「名選手名監督にあらず」というのは
必ずしも正しくありません。
監督、コーチは、
その選手時代の経験が名選手であろうと、
そうでなかろうと
監督としてのやるべき事
コーチとしてやるべき事ができる人が
名監督、名コーチというわけです。
加えて言えば、
名選手であった経験が、現役選手の成長、進歩のために
活かせる情報として伝えられる力
伝える力が「名監督・名コーチ」とそうでない方とを
分けることになりそうですね。
あなたが問題を解決し、目標やゴールを
実現する時に、必要なのは、
行動や実行の具体的なアイディアでしょうか?
それとも
自分が実現に進むために何が本当に必要なのか
ということでしょうか?
そこを整頓することからコーチと共に
あなたの実現のストーリーを作ることが
スムーズで、賢いコーチの使い方だと思いますが
如何思われますか?
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