これまでも、いろいろご紹介してきたように、
コーチングには、さまざまなスキルや考え方があります。
最近は、企業研修などでも、
初歩のスキルを習った方もいるかもしれません、
「コーチングって、相手の話を聞いて質問するだけでしょ?」
っと言われた事もありますが、
それは、単なる入口にすぎないのは、
このブログにいろいろ書いてある通りです(笑)
でもこの、入口のスキルだけでも、
実は大きな効果があります。
自分一人で考えることと、
コーチングを受ける事とは、どんな違いがあるのでしょうか。
例えば、自分の話した言葉でも、
コーチから
的確に要約してもらったり、
単純に、オウム返しをしてもらうだけでも、
自分の言葉を、
外側から発せられる言葉として、
聞くことができます。
それを繰り返すことで、徐々に、自分のことを外側から
見ることができるようになっていきます。
この、自分を外側から見る、ことが
問題を解決したり、目標に近づく
I'm in trouble.
という言い方をします。
問題の中から出て、
外側から自分を見ることができると、
次の打ち手が見つかります。
場合によっては、
自分が「問題」ととらえていたことが、
全然問題でなかった、と気づくこともために、
とても重要なのです。
英語では、困っている・・・という時、
まさに
「問題の中にいる」あります。
目標はあるけれども、どうしたらいいのかわからない、という時も同様です。
また、
質問をされると、人の意識は、そちらに向かいます。
プロコーチから質問をされることで、
自分では考えてもみなかったような方向に意識が向かいます。
それまで見ていた角度とは、
まったく違う角度で、状況を見ることができるようになります。
見る角度が変わっただけで、
違う景色が見えるようになったり、
気持ちが変わったり・・・。
一つの質問で、クライアントさんの表情や声が変わる瞬間は
コーチングの醍醐味です。
こればっかりは、体験した人だけが実感できる事です!(笑)
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