こんにちは。おかもと みつこです。
「一(イチ)を聞いて十(ジュウ)を知る」
=物事の一部を聞いただけで全部を理解できる。
賢明で察しのいいことのたとえ。一を以て万(ばん)を知る。
(『論語・公治長』)
理解力や、頭の回転の良さを表現するのに
使うフレーズです。
確かに、何かを準備する時や、時間に追われて
いたり、緊急なとき、短い指示や説明で
さっさっと事態を理解して行動をとってくれる。
あるいは、先生の少しの説明で、伝えようと
する意図が伝わる。。。気持ちいいですよね、これ。
この「一を聞いて十を知る」の人も、
何度も同じような場面に遭遇し、
この時はこう、というパターンが出来上がって
きた人もいると思います。それがもの凄く
速く引きだされる。
人間は、成長すると経験から、
「一を聞いて十。。。」が出来てくる時が
多くなります。でも、一を聞いて、
なんの色眼鏡もなく、「一」を
知ることが反対に難しくなる
なっていることが良くあります。
「一を一と聞いて受け止める」
あるいは、解釈、憶測を入れずに、
まず起こっていること、聴こえて
いること、見えていることを
そのまま受ける。そうすることで
気づくことも多いのですが、
日頃の判断のパターンが作動
してしまう。
信頼出来るコーチがいると、
まずは「一を一としてみて見ましょう」
良いとか悪いとかいう判断や、今までの
解釈のパターンをいれるのではなく、
見てみましょう。場合によっては、
その「一」を客観的に見ることができる
ように対話したりもします。
これだけで問題の捉え方が変わったり、ある時には
「問題だ」と思っていたことが、「素晴らしい」
ことで、そこから大きな「一歩」が生まれたり
もします。
クリエイティブになろう、創造的になろうという
時、いつもの「一を聞いて○○○」にお休み
頂き、「一を一として知る」を相棒コーチと
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