コーチは、あなた自身ではありません。
どれだけ、あなたの事を知っていたとしても
あなたが、具体的にどのように成功するかは、
わかりません。
…具体的な変化はクライアントにしか出来ないこと
そのことに気づいておくと、
クライアントは、望む変化をすることに注力でき
コーチは、その変化を“促す”ための万策を
提供できることに注力できます。
その変化の方法が、
さまざまな心理学を背景にしたものや
あるいは、運動生理学、認知科学を
ベースにしたものなど
あるいは、ビジネススキルや
その知識などなど
それぞれのコーチが
知っている範囲
使いこなせている範囲
でクライアントが変化するやり方と
それが機能しやすい環境とを
提供する…これが、コーチを雇うということ
と言って良いのかもしれません。
もちろん、思いがけない
…「はっ」とした気づきは
コーチとのなにげない会話から
起こることもありますし、
あるいは、丁寧な準備と手順とで
つくられた、実習、エクササイズで
起こるものもあります。
コーチは
「押してダメなら引いてみな」
と、臨機応変に、その瞬間瞬間に
クライアントにとって、
必要なプロセスを提供できる
…そこについて、信頼して
変化のプロセスを任せてみませんか?
もちろん、クライアント自身の
好みや、得手不得手については、
伝えてあげるのも良いでしょう
コーチは観察力をもって、
提供したプロセスが
あなたの“好みかどうか”
あなたの“得手不得手”かを
判別しますが、
クライアントであるあなたの
希望は、是非伝えてみて下さい。
ときに、わざわざ
…あなたの変化の度合いや成長のために
あなたにとって好みではない
プロセスを“意図的に”提供している場合もあれば
あなたにとって得手ではない
プロセスを“意図的に”提供している場合もあります。
そしてなによりも
そのコミュニケーションによって
コーチの意図をクライアントが理解し
クライアントの意図をコーチが理解する。
すると、互いに安心して
クライアントは、望む変化をすることに注力でき
コーチは、その変化を“促す”ための策を提供
できます。
そうすれば、
効果の高いコーチングのプロセスが
できあがる・・・・という訳です。
コーチを盲信する必要はありませんが
コーチの意図を理解して、
自分の思いも尊重しながら
クライアントであるあなた自身が
コーチの提案を引き出して下さい。
…賢くコーチを使って下さい。
では。
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