「完璧主義」というと、どうしても
何もかも完璧にやる人、
きちんとしている人、
というイメージがあるようで、
潔癖症ぎみなくらい、きれいにカッチリ片づける人、
というイメージもあります。
1かゼロ、
黒か白
しかなく間がないのを「完璧主義」と定義すると、
完璧に片づけるか
ぐちゃぐちゃに散らかってるか
の二択しかないのが「完璧主義」です。
そうなんです。
1かゼロか
という思考だと
「(完璧に)片付かないなら、ちらかっていても同じ事」
と見えてるんです。
片付いてる←-------→散らかってる
間がなく
片付いてる/散らかってる
の二択しかありません。
この、完璧に片付いている状態
というのは、人によっても違いますが
たいがいは、非常にハードル高い状態です。
例えば
「全ての物の定位置が決まっていて、
全てのものが、きちんとその定位置に収まっている状態」
が「片付いている」状態と
認知されている人にとって、
それ以外の状態は、全て「散らかっている」状態
なんです。
例えば
本棚に入りきれない本がバラバラに床に散っているのも
まっすぐ重ねて床の隅に積んであるのも
同じように「片付いてない」状態、と
認知されます。
他のモノも同様です。
「片づける」ためには、
収納できないモノを全て捨て、
収納用品を用意するかなにかして、
全てのモノが取り出しやすく
わかりやすい収納場所と方法を決め、
そこに収納していく、
という壮大な作業が必要・・・というイメージです
・・・疲れます。
疲れるので、何もしません(笑)
床にモノが散ったままになります。
とりあえず、ちょっとそろえて並べて
見た目だけでもきれいに・・・という発想には
なかなかなりません。
なかなか片付かない、という事で悩んだり
自分を責めたり
逆に
自分はいい加減で適当な人間だから、と
思っていたり・・・
これらの根っこにも
1かゼロしかない
「完璧主義」が潜んでいます
これが
片付けられない「完璧主義」です!(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿