こんにちは。
セミナー講師をやることもあるのですが、その時、参加者の方たちに
「今日は、どうして、こちらのセミナーに参加されたのですか?」
と聞くことがあります。
その時、大きく二種類の回答があります。
「先月たまたま本屋でNLPを知って、興味を持ったところで、セミナーのことをWEBで見つけて、
ちょうど日程も空いていたので、申し込みました」
というふうに、そこにいたるプロセス、経緯を説明してくださる方。
「仕事上のコミュニケーションで悩んでいて、NLPがその解決に役立つと思ったから」
という
目的、を話してくださる方。
前者の説明をする方たちは、
物事を順序だてて進めていくのが得意で、
既存のスケジュールや手順に従うことも得意かもしれません。
後者の説明が多い方は、
新しい方法ややり方を見つけることが好きかもしれません。
NLPのメタプログラムでは、
前者の傾向性を
プロセス型
後者をオプション型
と呼びます。
(これまでのメタプログラムと同じく、二つにタイプ分けするのではなく、
プロセス<------------------------>オプション
の連続体の中で、
自分の傾向は、どっちかというとプロセスよりかなー
<------>
プロセス<------------------------>オプション
と、マッピングします。
プロセス型 は、英語ではプロシジャー型
ともよばれています。こちらのほうが、手順に従ったり作ったりするのが得意
という傾向が伝わりやすいですね。
オプション型は、オプションが多いほうが好き、といった感じです。
前回の、同意性重視、相違性重視、と似ているように見えますが、
こちらは、ものごとの進め方、に関するメタプログラムです。
これに関しても、自分のメタプログラムと仕事などの環境が合えば
モチベーションも上がりますが、真逆だと、モチベーションが下がります。
例えば、オプション型傾向が強いのに、手順書にきっちり従って作業しなければならない職場。
プロセス型なのに、周囲の人たちが仕事をすすめるやり方がばらばらだったり多様な職場。
なかなか、厳しいものがありますね(笑)
でも、どのメタプログラムでも、自分の傾向を意識して、
それを活かす工夫をすると、モチベーションも仕事の効率もあがります。
たとえば、前者のケースなら、きっちり従わなければならない作業と、そうでない作業をわける。
そうでない部分は、時間ややり方など、できる範囲で、バリエーションを増やしてみる。
アフターファイブでバリエーションを増やすのもよいかもしれません。
後者の方は、いっそ、職場の手順書、仕事のマニュアル作りをかってでる。など。
自分を殺して、無理に周囲に合わせようとするよりも、
どうすれば、自分が自然にできる事、得意なことを、周囲の人のために使えるか、
をコーチと一緒に考えることで、
モチベーションだけではなく、人間関係の問題も解決したりします!
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