ひじま、まさきです。
私達が物事に挑戦するのを
止めてしまう要素に
・初めて挑戦すること
・見たことも聞いたこともないこと
・結果に対しての責任が大きいこと
・時間の制限が厳しいこと
・失敗が許されないこと
がある、と前回お伝えしました。
そして、こここそがコーチングで違いを創り出せる
領域であるともお伝えしました。
そこで、最初に「失敗」について
新しい発想をして頂きました。
「失敗」とは、あらゆる挑戦を
希望したゴールまでたどり着かずに
残した、プロセスの残骸です。
つまり、どんな結果も、
ゴールへのプロセスの一里塚として
活かすことが出来たら、
結果としてゴールにたどり着けることが出来たら
「失敗」というのは存在し無いことになります。
(あるいは、改善ポイントという名前に変わるでしょう)
しかしながら、現実世界は
時間の制限、空間の制限、コストの制限が
私達のプロセスを、止める
「心理的障害」になるのも事実です。
ここでなぜ、あえて「心理的事実」と
お伝えしたかと言えば、
ここにもコーチングで変化を起こす
ポイントがあるからです。
それは、
「○○がない」、「○○が足りない」
という私達の言葉の使い方(≒認識)のなかに
使い切れていない、見つけ切れていない
○○があるからです。
私達がコーチングのプロセスで実施することは
究極的に言うと、「可能性」を引き出す事です。
先週お伝えしたのが、
「挑戦する自分の可能性の発掘」であり、
今週お伝えしているのは
「現状からの可能性を発掘」なのです。
私達がつい、使ってしまう
「○○がない」、「○○が足りない」という意識の使い方は
私達が、自分にある資源のうち
1.全ての資源を発掘していない
2.既に見つけている資源を、自分が望むことに使うという“選択”していない
と言うことなのです。
例えば、「時間が無い」と言う表現を使います。
しかし、1日に23時間しかない人はいないはずです。
1分が59秒という人も居ないと思います。
時間はあるのです(この表現もかなり雑ですね。)
そして、「時間がない」と口にするとき
その24時間の時間を、自分が意識している
そのことに使う“選択”をしていないのです。
そのことに気づけば
まずは、今、使える時間や、コストを
洗い出し始める事も役に立つでしょう。
そして、意外なことに
「ない」、「足りない」に意識を向けていると
「ない」、「足りない」の理由に意識が行くものです。
そして、
「あるものを使う」という発想に切り換え始めるだけで
その分配や活用法に気づき
意外に、「○○がそれなりにある」こと
そして、目標への行動を起こす
材料がまた見つけられたことを
実感するでしょう。
これもまた、実際のコーチングのプロセスで
行うものの一つです。
私達は、この本当は自分たちが既に持っている
資源、材料を見落とすような心の状態で
目標について諦めているかもしれないのです。
だからこそ、どうぞ、賢くコーチを活用して頂きたいのです。
続きはまた来週。
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