今年は、残暑がそれほど厳しくなく、日に日に、秋らしくなってきますね。
「スポーツの秋」「読書の秋」等、言われているように、
過ごしやすい気候の中だと、いろいろな事がやりたくなってくるかもしれません。
もちろん、やりたい事があってすぐに始められる
人はいいのですが、じゃあ何をやろうかとなった時に、
「〇〇やってみたいけど、私には△△の才能がないんです」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
仕事面でも「□□しないといけないんですけど、私には才能ないんです」
という方もいます。
才能がある/ないって、どういう事なんでしょうか。
もしかして、私たちの中には、
才能がある=「初めてやった事なのに、プロ並みにできる」
何かの才能=
「生まれつきできる事」「練習しなくてもできる事」
または
「人と同じだけ練習していても、
人より抜きんでてうまくできる事」
等のイメージがあるのかもれません。
そういうケースも皆無ではないのでしょうが、
私たちのやりたい事や、仕事上の事で、
そこまで天才的なものが必要とされる事は、さほどありません(笑)
才能のある/無し、よりも、
具体的に、何を(どんな行動を)、どのレベルまで
どのようにすれば良いのか?
もし、今すぐにできないとしたら、
何をどのくらいの訓練すればどの程度
できるようになるのか?
もし今すぐ必要な仕事だったら、人にやってもらう
事はできないのか?・・・という話になります。
人よりたくさんの訓練が必要でも、少なくてすんでも、
関係ないはずです。できればいいのですから(笑)
そうやって、具体的に必要な行動や訓練などに分解していったり、
自分の思い込みに気づいていくと、
これまでは「才能がないから私には無理」と思い込んでいた事が、
案外、ある程度の努力でできるようになったりします。
また、以前「得意な事、苦手な事」で
書いたように、自分が当たり前にできる事、
というのは自覚できてない事が多いので、
この部分と組み合わさると、びっくりする程の能力が
発揮できたりします。
あたかも、眠っていた才能が開花したごとく、です。
(本当は、才能のある/無しはあんまり関係ないのですが(笑))
この、ご本人が一番びっくりするような
開花を見るのは、コーチングの中でもとても楽しい場面です。
0 件のコメント:
コメントを投稿