はじめまして

はじめまして!

私達は、オーストラリアで同じコーチング技術を学んだコーチ3人のユニットです。オーストラリアでは、ビジネスコーチ、ライフコーチと呼ばれる私達の仕事や人生をよりよくして行くためのパートナーとしてコーチを使っています。ここ日本にも、「プロコーチ」が存在します。しかしながら、そのコーチ、コーチングがどんなもので、どのように使うのかが、あまり多くの方に知られていないのが現実です。

私達は、コーチ、コーチングを仕事の課題解決や目標達成、仕事以外の課題解決や目標達成に上手に使って、より満足度高く生きる事ができると考えています。「コーチ」を使って、人生を、仕事を、毎日をより楽しく、充実して行くことができるかをお伝えすると同時に、プロのコーチとして、あなたにもコーチングを提供して参ります。

どうぞこれより、「賢いコーチの使い方、あなたの相棒コーチ」よろしくお願いします。 そして、コーチの使い方を知って、あなたの思い通りの毎日を創っていく助けにして頂けると嬉しいです。

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2019年3月27日水曜日

なんとかなるしなんとかする・・・現実を味方につける心の使い方⑥

こんにちは、ひじま、まさきです。

僕自身
 “気持ちに余裕がなくなる”と
あらゆる発言や行動が

「裏目に出る」

ことが少なくありません。
後で考えれば、
うまく行かない状況を打破するために

 “全く新しい”別の手

を打ったつもりで

 “あんまり変わり映えしない”別の手

だったりする訳です。

発想のバリエーション
幅や奥行き、広さがないわけです。

後で振り返れば簡単に分かる
 「それって“同じじゃん!”」
が分からなくなる。

これが
 “気持ちに余裕がなくなる”
ってやつです。

こんな時に、焦って
考えたり工夫しても
なかなか状況は打破できない。

・・・経験ないですか?

気持ちに余裕がなく焦って
うまく行かないのだったら

開き直る・・・ここで使います。

思いきり、
 自分に期待する
 自分の可能性を信じる
“なんとかなるし、なんとかする”
と決めるのです。

肩の力を一旦抜きましょうか。

答えがまだ、言葉として
浮かんでいなかったとしても
ただそれだけ。

言葉にならなくても
一人一人の人生経験の中には

言葉になっていない“答え”

があるんです。
そのことを多くの人は

 “根拠のない自信”

と呼ぶのかもしれません。
僕がその言葉を再定義するなら、

 “根拠を自分が納得するように
  自分に説明できていない自信”

なのだと思っています。

そして、
その“根拠の(説明できて)ない自信”なるものがあれば
私達の言動は自然に
好循環を始めます。

なぜなら、
自信という気持ちの余裕は
私達一人一人の人生経験から
必要な発言と行動とを
バリエーション豊かに
提示してくれるからです。

さらに、どの言動も
自分自身が
 “なんとかなるし、なんとかする”
と決めているので
ある種の“説得力”がもれなく着いてきますから
相手への伝わり方が違います(笑)

現実との関わり方は、
現実からどれだけ可能性や
自分に取ってのメリットを
引き出すかが大事です。

そしてそれと同じくらい
自分の人生経験から
今ここでうまくやる方法を
引き出す(思い出す、応用する)ことが
大事だというのが今日の話。

あなたが今取り組んでいることは
いつ
 “なんとかなるし、なんとかする”
と決めましょうか?

では。


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 ご連絡をお待ちしております。

2019年3月20日水曜日

可能性を可能にするために、可能性を“捨てる”・・・現実を味方につける心の使い方 ⑤

こんにちは、ひじま、まさきです。

「時間がない!」

思わずこのセリフを口にすることがあります。

色々と、やること、やりたいことがあって
 1日が36時間だったら、48時間だったら・・・
なんて思うことがあります。

…だったら、自分が1.5倍、2倍素早く動けばいい
 といわれるかもしれませんね。

いずれにしても、
1日が24時間だというのは、
どの人にも同じくその時間があります。

ただ、その24時間をどう使うかは
一人一人の自由です。

ですから、「時間がない」というのは、
 自分が「こう使えたら良いのに」と思っていて
 実際はそのことに
 色々な理由があって
 “時間を割いていない”
ことのようです。

誰にも1日24時間持ち時間がある。

あなただけ、1日20時間しかない
ということはないのですから。

つまり、「時間がない」問題は
時間配分をどうするかの話。

やりたいこと、やらなければならないこと
いろいろな“こと”が、いろいろな理由で
あなたの時間を確保しようとします。

しかし、八方美人的に
全てのことに等しく時間を割くには
あなたの今気づいているの“あなたの能力”では
1日24時間という時間は
足りないという話です。

・・・全ての可能性に、“いい顔”はできない

そこで、よく聞くことのある
“優先順位”を決めるというような
今やることと、やらないことを“決める”
という作業が必要になります。

考え、想像の世界では
“可能性”は無限大です。
あれもできれば、これもできます。

ただ、現実世界には
“制限”、“制約”がありますから
どんな人も
「今出来る以上の事はできない」
のです。

そこで、少なくとも

 “今、この瞬間”

という単位では、
 “今ここですること”
を決めて、それ以外の可能性を
捨てて、それに集中する。
ことが必要になります。

むしろ、その方が
あなたの“今出来うる全て”を
活かすことになります。

そしてそれこそが
“可能性”を“現実のもの”にする
ということなのです。

コーチは、あなたの“可能性”を引き出します。
その“拡散”のプロセスと同時に
考えと現実への変換との間にある
“可能性”から実践すること(行動)を選ぶ
という「収束」・・・現実化のプロセスも
サポートします。

コーチは、“想像”を拡げ
単なる“可能性”から“現実”を作る
一連のプロセスのサポーターです(^^)

では。

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2019年3月19日火曜日

部下に気づかせる 為のコーチング?

こんにちは。
前回に引き続き、
部下の指導に悩む上司の方たちから
コーチングを学びたいと相談される話です。

よく言われるのが
コーチングって質問によって
「部下に気づかせる」
「部下に考えさせる」
んですよね、という事。

気づかせる
考えさせるって
なんだか上から目線ですよね。

上司なんですから、立場が上なのは
当然なのですが(笑)

かたや
このサイトが「あなたの相棒」となってるように
狭義の「コーチング」において
コーチとクライアントは
対等な関係です。
(学校スポーツにおけるコーチと生徒とは違うものです)

上司は部下に指示命令する権限と責任がありますが、
コーチがクライアントに指示命令する
権限も責任もありません(笑)

上司は部下の仕事の責任者・当事者ですが、
コーチはクライアントの課題に関して第三者です。

上司がある仕事上の課題に対して
「こうしよう」という答を持っている時
それを自分では直接言わずに
質問などして誘導して
部下に言わせる…

これは「コーチング」とは呼びません(笑)

前回書いたように、これをやられると、
部下は自分の考えを言わず、
上司の顔色をうかがうようになります。

コーチが質問するのは、
語られていない情報がたくさんあるからです。

質問されたことで、クライアントも、
まだ考えてなかったこと、確認してなかったこと、
意識してなかった事、などに気づくこともあります。

コーチが別の視点を提供する事もありますが、
最終的にどうするか決めるのはクライアント自身です。

コーチが「こうするのが一番いい」
という答を持っているわけではありません(笑)

上司は部下がやることを承認する権限と責任がありますが、
コーチにはそんなものありません(笑)

どうも、上司と同じことを部下に考えさせる
言わせるのが「コーチング」という誤解が
案外広がっているようです。

それって、上司の考えが常に正しい
上司は常に正解を持ってなきゃいけない
という前提があるんだろうなと思います。

更に続きます(笑)


#コーチング,#NLP,#メタコーチング

参考図書
部下を伸ばすコーチング
榎本 英剛
インナーゲーム
ティモシー・ガルウェイ

2019年3月13日水曜日

可能性があるのは世界ではなく“自分”・・・現実を味方につける心の使い方④

こんにちは、ひじま、まさきです。

突然ですが、質問です。
ニンジンと、ジャガイモで料理を
作ってくださいといわれたら
あなたなら、何を作りますか?



正解/不正解はありません。
アルミホイルを使ってホイル焼き/焼き野菜
 OKです。
茹でて、マッシュにしてポテトサラダ
 OKです。
マッシュを使ってポタージュ
 OKです。
お肉や玉ねぎを足して肉じゃが、
カレー、クリームシチュー・・・

お気づきの通り何でもありです。

きんぴらのようにしても良いし
フライドポテトにしても、天ぷらにしてもいいですよね。

・・・きりがありません。

既にお気づきの通り
ニンジンやジャガイモには
味や食感と言った個性があります。

それそのものも可能性の要素です。

ただ、食材として(の美味しさ)の可能性を
引き出したのは

どんな料理にするかというアイディア
・・・料理を発想した“私”
です。

ニンジンとジャガイモの特徴を
味方につけたのが料理の仕方、味付け
なんです。

私達の生きているこの世界には
気づいている、気づいていないに関わらず、
色々な人がいて、色々なものがあります。

そして、それらの(要素の)中から
私達は、私達自身の発想やアイディアで
 どれを選んで、
 どれを選ばない
を決める事ができます。
そして、その選んだ物の
 どの要素を使って
 その要素を使わない
も決める事ができます。
さらに、その要素を
 いつ、どのように使って
 いつ、どのようには使わない
さえ決める事ができます。

どんなに良い素材があっても
どんなに良い状況であっても
どんなに良いタイミングであっても

それを選ぶのは
 “自分自身”
だったりするのです。

つまり可能性を生かすも殺すも
 “自分次第”
なのです・・・良きにつけ悪しきにつけ。

一見、厳しい状況であったとしても
今あるすべての要素から作れる
 最上の結果もあれば、
 そうで無い結果もある
ということです。

そして、それを分けるのは
・・・自分だということ。

もちろん、
 さらに良いタイミングを待つことも
 今ここで一気にケリつける事も
自分次第です。

このことに気づいたあなたは
 ラッキー
です。

自分が“どう”世界を広げるかが
自分の世界の可能性を拡げる
自分の世界の価値を高める

・・・これがコーチがクライアントを
   応援してサポートして居る部分

クライアントであるあなたが
あなたの居る世界のすべての可能性を
活かしつくすのをサポートする

コーチもあなたの世界の一つの要素
どうぞうまく活用して下さい。

では。


◇相棒コーチング
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2019年3月5日火曜日

部下を伸ばすコーチング

こんにちは。

コーチングをやっていると、
マネジメントや人材教育部門の方たちから、
部下育成のためにコーチングを
勉強したいんだけど、と
相談されることが多々あります。

どのような場面でコーチングを使いたいのか、と
お聞きすると、
「部下に気づかせるため」
「部下に考えさせるため」
という答がかえってくることが多いです。

で、部下に気づかせるって何を?等々
掘り下げてみると

要は、上司が持っている考えと同じ結論に
部下も自力でたどりつけるように、とのことです。

上司が正解を持っている、というメンタルモデルです。

仮に、上司の考えが正解だったとして、
それを言わずに、
部下に考えさせるために質問したら、
部下はどうなるでしょうか?

多くの企業で実例をたくさん見てきましたが、
部下は、上司がどう考えるのかを
必死で考えるようになります。

何を言えば上司は首を縦にふるのか、
何を言えばNGなのか、
上司の顔色をうかがうようになるのです。

どうすれば仕事がうまくすすむか、ではなく
どう言えば上司が気に入るかを考える…

それって、「自分で考える」のではないですよね。

上司が部下に、上司の持っている答を言わせようとして
質問しているのか、
本当に、部下自身の考えや持っている情報を聞きたくて
質問しているのか、
部下側は敏感に感じ取ります。

上司側の反応でもすぐ伝わります。

コーチングを
「質問することで相手に考えさせる」
と、とらえている時

質問する側が正解をもっていると
いう前提があるかないかで
全く違う世界が展開します。

これって根が深いので、次週に続きます。


#コーチング,#NLP,#メタコーチング

参考図書
部下を伸ばすコーチング
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