はじめまして

はじめまして!

私達は、オーストラリアで同じコーチング技術を学んだコーチ3人のユニットです。オーストラリアでは、ビジネスコーチ、ライフコーチと呼ばれる私達の仕事や人生をよりよくして行くためのパートナーとしてコーチを使っています。ここ日本にも、「プロコーチ」が存在します。しかしながら、そのコーチ、コーチングがどんなもので、どのように使うのかが、あまり多くの方に知られていないのが現実です。

私達は、コーチ、コーチングを仕事の課題解決や目標達成、仕事以外の課題解決や目標達成に上手に使って、より満足度高く生きる事ができると考えています。「コーチ」を使って、人生を、仕事を、毎日をより楽しく、充実して行くことができるかをお伝えすると同時に、プロのコーチとして、あなたにもコーチングを提供して参ります。

どうぞこれより、「賢いコーチの使い方、あなたの相棒コーチ」よろしくお願いします。 そして、コーチの使い方を知って、あなたの思い通りの毎日を創っていく助けにして頂けると嬉しいです。

(お問い合わせはこちらのフォームから。コーチングお申し込みはこちらへ。)

2014年11月28日金曜日

転機をどのように受け止めるか?

こんにちは、おかもとです。

転機のない人生なんて、、、、
あなたにとってはどんなものでしょう?

平穏無事、安泰を願いますが、
ホントに何にも、「アレレ・・・」と
思うことがない人生って
ほとんどの人には訪れません。

「なんでもないよ」と、受け取るのが
一番いい方法でしょうか?

案外、この制約が、この転機の持つ意味
から貴方を遠ざけているのとも多いのです。
どんな感情でも持っていい。

どんな感情を持ったかをまず知り、受け止める。
ここから、新たな意味を見つけることが
出来る。

時間も大切な要素。

転機を受け止めて、しっかりと
自分と状況を見つめることもいいことです。

ただ、このような時、ひとりでは時間が
掛かりすぎたり、グルグルと問題の周りを
回るだけになったりします。また、転機と
なった出来事を繰り返し味わってしまう
ことも、よくあることといえます。

転機を上手く次の成長へと繋ぐこと、
そのサポートに、是非、コーチという対話の
相手であり、話の進め役を活用することを
お勧め。

コーチ自身も、この様な時、貴方と真摯に
向かい会うために、研鑽しています。







2014年11月26日水曜日

「やり遂げたこと以外」は未経験のこと⑦−世界はリニューアルされ続けている・・・自らのすべてを相棒に・相棒コーチング

こんにちは ひじま、まさきです。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず…
                (方丈記:鴨長明)

中学か、高校の古文で一度は目にしたことがある
かもしれません。

…川は、水をたたえながらそこに存在していますが、
 今、そこにあった水は次の瞬間、もうすでに下流へと
 移ってしまっています。

言われてみれば確かにそうなのですが、
私達は、ついつい、“川の流れ”として
ずっとそこにあるかのように、川を捉えています。

同じように、この世界も、一瞬たりとも
同じ瞬間はありません。

ただ、私達の脳がフル稼働し、
その一瞬、一瞬の共通点を捉えて
…“変わらない”という感覚を
 作っていると言っても過言ではありません。

つまり、“変化は起こる”…望むと望まざるとに関わらず。
なのです。

ですから、これまで上手くいっていたことが
あるとき、何だか上手くいかなくなることがあります。

それは、あなた自身も変化し、
あなたの周りも変化したから。

 場合によっては、変化に反して
 上手に同じやり方を維持しようと
 (無意識的に)

いずれにしても、何もしなくても、
物事は、私は、変化します。

そのときに、自分が望む形、方向に
変化するように、準備をする必要が
あると思いませんか?

こんな事があります。
私の生まれた北陸の古都金沢という街は、
古い街並みが残っている地域では
道は直角に交わっていません。
北に向かっていたと思ったら、いつの間にか
西に向かうような作りがされています。
…これは、江戸時代、曲者が城に進入しないように
 わざわざ道に迷うように作られていたそうです。

つまり、私達は一歩一歩進んでいるときには
地図を上空から見るようには出来ていません。
行動に没頭すればするほど、どこに居るのか
どこに向かっていたのかを見落としやすくなるのです。

ましてや、
「やり遂げた事の無い」チャレンジであれば
仮に、何かしらのゴールにたどり着いたとしても
そこを望んだ状態で維持をすることについては
新たな挑戦ということになります。
(もちろん、これまでに経験のあることでも
 場合によっては、状況が変化している場合には
 同じように新たな挑戦になるでしょう。)

そこで、心の片隅に置いておきたいのは、
ここにたどり着くために、行動して上手くいっていることで
あっても、いつでも“変えることが出来る”
むしろ“変えるのが自然である”ということ。
…なにしろ、世界は放っておいても変化しているのですから。

ですから、仮に、今まで出来ていたことが
出来にくく(あるいは出来なく)なったとしても
それは、あなた(だけ)が悪いのではなく
状況の変化が顕著になっただけ。
…変化に対応すれば良いだけのことです。

変化が得意じゃないよ、という方は
小さな変化に気づくその感度を高めておくのも
役に立ちます。

 仮に大きな変化が変えにくいとしても
 小さな変化の内に身体を慣らすのは
 かなり容易だと思いますがいかがでしょう?

コーチングは、現状を“変える”ための、
心と身体の使い方について、共に探求し
クライアントさんに実際に実践してもらうまでが
その範囲です。

そして、このテーマの最後にお伝えしたいのは

私達は、いつでも、この瞬間、この場所から
変化し始める事が出来るということ。

過去の経験で得た、知恵や教訓もあります。
しかし、その教訓は、参考にはなっても
絶対のものではありません。

私達も、世界も変化しているのですから。
そして、その変化に戸惑わないように
「共通点を高速度処理で見せている」のが脳の
一つの働きです。
…ですから、脳は、変化し続けるこの世界のことも
 実は気づいています。
 
その差が、不安であったり、ワクワクとして
私達が評価を貼り付けているのです。

もし、変化を楽しもうと思えたときには
あるいは、そう思いたいと気づいたときには
ぜひ、コーチと共に、あなたが望む変化を
作っていきましょう。ぜひ。

次週からは、違ったテーマでお届けします。
仮に、コーチングについて聞きたいテーマの
リクエストがありましたら、
→こちらまで、お気軽にお寄せください。

ではまた、来週。

◇相棒コーチング
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 ご連絡をお待ちしております。


2014年11月24日月曜日

自分のものの見方のクセに気づく⑥~モチベーションの方向~

こんにちは。

秋が深まってきましたね。

自分のものの見方のクセシリーズ() モチベーション編です。

子供の頃、親御さんに「勉強しないとバカになるよ!」
と言われてたけれど、全然ピンとこないで勉強しなかった。
と言う方がいます()

その方に
もし親御さんに「勉強すれば賢くなれるよ!」
っと言われたとしたら?と聞いたところ
それならピンとくる、まだやる気出る、
ということでした()

きっとその親御さんは、「バカに”ならない”ように」
というのがモチベーションだったのでしょう。

でも息子さんの方は、賢く”なる”方が
モチベーションが出る・・・

そうです。人がモチベーションを持つ時に、二つの方向があるんです。
何かを避ける方向と、何かに向かう方向です。

避けるモチベーションの例
・トラブルが起きないように
・病気にならないように
・人に迷惑をかけないように
・紛争のない世界にしたい
 ・・・

向かうモチベーションの例
・うまくいくように
・健康になるように
・人の役に立つように
・平和な世界にしたい
 ・・・

どちらが多いでしょうか?

人によって、半々だったり、
7:3だったりするでしょうし、
仕事とプライベートでは傾向が違うかもしれません。

自分と傾向が同じ人とは、
とても話が合うと思います。

自分がどんなときにモチベ―トされやすいのか?
を見てみると、向かう/避けるどちらの
モチベーションが多いのか、わかってきます。
自分の傾向がわかると、
自分のやる気を出したい時、
どんなふうに考えれば
いいのかわかってきます。

これやっとかないと、世の中に遅れるぞ
と思う方がやる気が出るのか
これやっとくと、世の中の先行けるぞ
と思う方がやる気が出るのか

また、私たちは無意識のうちに、自分のクセが言葉や
行動の端々に出ています。

最初に出た親御さんのように
人のやる気を出したいと思って一生懸命やっているのに
向かう/避ける の方向が違うと、
全く相手は動いてくれない、心に響かない
という事もあります。

相手と方向があえば、とてもうまく進みますよね。

モチベーションの方向は、何かを始める最初のとっかかりです。
向かう/避ける どちらからスタートしたとしても、
目標設定のコツは同じです。これまでの相棒コーチでも
三人のコーチが手をかえ品をかえ、いろいろな
コツをお伝えしています()

また、方向性とは別に「何に」モチベ―トされるのか、
というのも人によって違います。
バカになる/賢くなる
世の中に遅れる/先を行く

どっちでもいい人には、向かう/避ける
どっちで言っても響きません()

自分や相手が「何に」モチベ―トされるのかも
もちろん重要です。

ただせっかく、モチベ―とされる
「何か」が合っていても
向かう/避ける の方向が違っていると
相手に伝わらない時がある・・・・
はい、この言い方は「避ける」モチベーションを喚起する
書き方です()

広告などで、どちらの方向を喚起しているのか
見てみるのも楽しいかもしれません!

コーチングで自分や人の
モチベーションの方向性と
「何に」やる気が出るのか探るのも楽しい作業です。


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2014年11月21日金曜日

何色の色メガネをかけてますか? ー 皆違っていいをコーチと知る

こんにちは、おかもとみつこ、です。

「寒くなってきたね。。。」
というと、北国の友達は、
「えっ、こんなの寒いうちには
入らないわ! 」
といって、スカートから伸びる足は
ソックスだけだった、という学生時代の
ある日を思い出します。

生まれた時から慣れ親しんだ環境から、
同じ温度にいても感じ方がこんなにも
違い、着るものまで違っている。
私が冷え性ってことも無かったんですが(笑)

人は、生まれたときから環境や経験の
影響を受けながら育ちます。

その間に、色んな「色メガネ」を作って
いる訳です。

色メガネのユニークさに気づく、
その色メガネは、今のあなたにどう役立つ?

それぞれが、違う色メガネを持っている
ことが、「違い」の面白さであるとも言えます、
「間”違い”」ではなくて。

一つは、特徴あるクセを知っておくって
こともあります。
でも、これも、一般化したままだと、
思い違いを起こすことがあります。

どんな場面で、どうなの?
最近の言葉だと、どんな「文脈」でどんな
クセがあったり、どんな見方をするの?
色メガネ、例えばサングラスでも、
違う場面では違うものをかけるかも
知れませんよね。

仕事場で、どんな色メガネで
どんな行動をしているとか、
家庭では? 学校では?
親としては? 子供としては?

1つではなく、幾つかの役割を持つ私たち。
そして、その役割の変化も加速している
世の中。。。今、また、「柔軟性」
が求められる時が来ています。

これまでは、教科書を見れば、
答えは出ていたかもしれません。
今も、ネットで検索すれば出てくる
答えはとても沢山あります。

その反面、自分自身が何をしたいのか?
転機において、何をどう選択をしたいのか?
10年経つと多くの職業がなくなると
言われる今、どっちに向いていけばいのか?
などなど、

自分自身への問いは、

コーチングの対話が得意とするところ。

そして、このコーチングの対話も、
いつも同じことの繰り返しではないところ
がいいところ。 クライアントさんとの
コミュニケーションの中で、今日は、
どういう風に進めるか見極めて進めます。

「ああ、自分てこんな色メガネもってたんだ」

「そのままでいいじゃない」なのか、

「これをどう活かそう」 か、

「ちょっと、変える時期かもね」なのか、

気づきは、それぞれ違う。

だから、面白い♪


一緒にやってみませんか?


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2014年11月19日水曜日

「やり遂げたこと以外」は未経験のこと⑥−心の制限の大切な働き・・・自らのすべてを相棒に・相棒コーチング

こんにちは ひじま、まさきです。

すべての方が、という訳ではないでしょうが、
子供の頃、はしゃぎすぎてしまって
 ケガをしてしまった
 何かを壊してしまった
というような経験から
「分別」という名の安全装置を
身につけた…という経験お持ちではないですか?

多くの場合、大人に
 ビンタされたとか
 こっぴどく叱られた
という、痛い、びっくりする経験で
緊急停止ボタンを作ってしまったようです。

どの安全装置(心のブレーキ)でも構いませんが、
今の成長したあなたからみて、
今も必要なものでしょうか?

私達の意識や無意識が、最も守りたいものは
『生命』です。それをいざというときに
四の五の言わずに守りたいわけですから
多くの場合、無意識に発動するわけです。

…これが心の制限の大切な働きです。

自転車や車で言えば、
いつでも、最大限の急ブレーキを
備えていて、それが
いざというときに、目一杯効くということ。

想像してみてください。
自転車でブレーキを力一杯握った(かけた)ままで
ペダルをどれだけ踏んでも、前に進むことは
ありませんよね?

私達が望んでいるのに、それを進めることが出来ないとき
多くの場合は、力一杯ブレーキを掛けながら
ペダルを一生懸命に踏んでいるようなものなのです。

ブレーキは、あなたの「生命」を守るため
仕事をしています。完っっっ璧な仕事です。

ですから、ブレーキは「正常」働いているのです。
しかし一方で、ブレーキを掛けている「心」が
「命に関わる」と捉えていることの解決
(場合によっては共有、説得)が上手くいかないことが
「ブレーキの誤作動」のように働くのです。

私達の心と身体とは「システム(エコロジー/生態系)」として
動いています。「心の気づき(ブレーキを掛けたくなる事柄)」について
私達は、もしかすると、見落としていたかもしれないのです。
それを、気づかせることが「望んでも、物事が進まない」ように
システムとして「危険だ」として、私達を留めていたに過ぎません。

ですから、私達は、その意識で気づくより前に、「心」が気づいている
「気づき」について、確認をしておく必要があります。
そして、確認をした上で、私達の「安全装置」が、“正常”に
「望んでいる、そして“安全を確認したから”、物事が進む」ように
働かせたいわけです。

そこで、ときには、「自分に痛い現実」を直視する
場合もありますが、現状「物事を進めるにあたって」
起こりうる「懸念材料」があるかどうかを確認します。

すると、私達がもっている「完全なる安全装置」の
安心を持ったままで、安全な挑戦領域を
拡げることが出来るのです。

コーチングでは、例えば、
「あなたの手に入れたい結果を実現したとき…、」
「どんな可能性(プラスの影響)が広がり、
 一方で、どんな新たなマイナスの影響の可能性がありますか」
こんな問いをすることで、

「心の安全装置」だけに頼ることなく
対応策を準備して、地に足の着いた、
行動、挑戦を進めることが出来るのです。

これもまた、コーチが、
クライアントさんが、前進を妨げている問題を解決し
手に入れたい目標を、確実に掴んでいくための
心の使い方、意識の使い方、ステップの造り方を
一緒に探求するプロセスであり、1ステップです。
このステップの生成もサポートします。

次週は、
私達が、問題解決や目標達成の過程で、
同じやり方を続けていると、
素のやり方では効果が出てこない状況が現れます。
その時に、次のステップにバージョンアップする
コトを探求したいと思います。

ではまた、来週。
◇相棒コーチング
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2014年11月17日月曜日

自分のものの見方のクセに気づく⑤~時間管理~

こんにちは。

自分のものの見方のクセシリーズ、時間管理編 です。

それぞれの特徴を書いてきました。

時間の流れの中にいるインタイム(下記)の方が、

 ↓時間の流れ
 ↓
 自分
 ↓
 ↓

目の前の事に時間を忘れて集中できる
特性を活かしつつ、
時間に追われてバタバタしないで
日々、効果的に予定を実行していくにはどうしたらいいんでしょうか?

時間を忘れて物事に集中するためには、
外から「ほら、時間だよ」と教えてもらえれば
いいわけです。

アラーム機能を上手に使うと、
とても便利です。

アラームが振動するまでは、
時間を気にせず目の前の事に集中できる!
というのは大きな安らぎです。

ただし、ここで重要なのが、
アラームのタイミングです。

例えば15時から社内で会議があるという場合
例え会議室がすぐ隣でも
15時にアラームをセットしたのでは
遅れますよね。

では、14時30分では?
あとメール一本処理して・・・とやっているうちに
気づいたらぎりぎりになるパターンです。
私も()、私のクライアントさんも経験済みです。

オフィスでパソコンに向かって仕事をしている場合
編集中のファイルを保存し、
電話のメモをとったりして、
今やっている作業を一段落させ、

会議資料をプリントしたり、
取り出したり
前回の内容をちょっと確認したりして

席を立ち、歩いて会議室に入り椅子に座るまで

どのくらい時間がかかるでしょうか?

会議室に入るまでに洗面所や喫煙所によるとしたら、
その時間もプラスします。

会議室がすぐ隣でも
これらを全部やって10分近くかかるとしたら
14:50にアラームで気づいて、
15時ジャストに会議室の椅子に座る事になります。

「5分前集合」を実践するならアラームは14:45です。

(誰も来ていない場合は、そこで前回の内容を確認できますね)

私自身がどっぷりインタイムなので
とてもわかるのですが、
特に、予定と予定の間の時間幅を認識するのが
難しく「すぐ」「全然時間かからない」
と0分で見積もるので、
なんだか気がついたら予定に追われてしまうのです。

この、予定と予定の間のちょっとした時間、
自分が今まで「すぐ」「大した事ない」
と思っていた時間が3分なのか10分なのか30分なのか・・・
数回測って自覚するだけで、
いろんな事に追われなくなって
気持ちの余裕が出てきます。

ここまで読んで、
「そんな事は当たり前に普通にやっている」
「いちいち測らなくても時間幅はなんとなくわかる」と
思った方()
おそらく、時間の流れを外から見ているスルータイム(下記)です。

 ←-時間--→

   自分

そうじゃない方もたくさんいるという事を
知るだけでストレス軽減されるそうですし(体験談)
部下指導のさいに役立ちます。

コーチングの中で、ご自分の
くせや行動パターンなどを見直し、
コミュニケーションや
新しい行動パターンを作っていくのは、
とても楽しい作業です。

◇相棒コーチング
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2014年11月14日金曜日

自分と回りとの関係性を紐解く

こんにちは、おかもとです。

この世界に変化していないものはないの
ですが、

「大きな変化も無く平穏に暮らしています」
といった表現を私たちはします。

これは、厳密に言うと、
「日々の変化に対応し、
維持したいバランスを保つことが出来ている」
ということとも言えます。

変化を成長と受け止めることもできる
と思います。成長であるのだけれども、
この変化が大きいと、それにどう対処
するか、どう新しいバランスをとって
いくかが、課題となってきます。

問題や課題を抱えた時、その「自分」を
どうしたらいいだろう?とあれやこれや
考えてがち。もちろん、「自分」の行動を
変えれば上手く収まる、ってことも
あります。でも、多くの場合、そう簡単
にはいかない。。。

それは、私たちが、様々な関係性の
中に存在しているから。家族、学校、会社、
地域コミュニティ、、、宇宙にいたるまで、
様々な関係性の中に私たち、ひとり一人は
存在しています。相互依存性、インタービーイング
と呼ぶ人もいます。

ここで、コーチングで重要になってくるのは、
大まかにいって2つのこと。

*自分が何かをしようとする時、それによって影響の
 ある(関係している)人たちはどうなるのか?
 そして、そのことで自分はどんな影響を受けるのか?

*今抱えている問題、課題は、回りの関係している
人たちからどう影響を受けて、自分がそういった問題や
課題を持つことで、その回りの人たちはどんな
影響を受けているのか?

という2つのこと。(随分簡単に言わせて
もらっていますが)そして、解って頂きたいのは、
相互に影響し合っているということ。

コーチは、どんな影響が良い悪いの判断は
しません。どんな影響があるのだろう?
というところに、クライアントさんに目を
向けてもらうことをします。 そのために、
どんな関係性の中に、クライアントさんが
いるのかを、クライアントさんと共に
明確にするところから始めることもあります。

目標さえ立てればできるはずなのに
上手くいかない、 って時は、案外、
自分の回りの関係性を無視していること
が原因のときもあります。コーチは、
クライアントさんの目標の実現をより
容易く加速するために、この辺のところを
明らかにしていき、ある意味、関係性に
配慮し、味方にするにはどうするか?を
共に話し合っていきます。

一方、一人で問題や課題を抱えているときや、
行き詰まっているときは、どんな関係性の
中に自分がいるのかを考えることさえも
ストレスであったり、そこまで気づかなかった
りする。コーチとのやり取りの中で、
「ああ、そうだったのか?」が生まれてくる。

絡まったチェーンが、あるところを
ちょっと、緩めたりすると他のところまで
ほぐれて、「なーんだ解けちゃった」に
似たような、嬉しい爽快感に似てるかも
しれません。

相棒コーチと体験してみませんか?

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2014年11月12日水曜日

「やり遂げたこと以外」は未経験のこと⑤−“出来るまで”やるための要素・・・自らのすべてを相棒に・相棒コーチング⑥

こんにちは ひじま、まさきです。

僕自身が、若い頃励ましされた言葉に、
 「成功するためには、出来るまでやれば良い」
というのがありました。

これを当時の上司から聞いたのですが、
最初は、若気の至りといいますか、
「すっげー無駄が多いし、スマートじゃないよね」
と思ってなかなか実践しない。

しかし、数年たつうちに、経験的に
確かに「出来るまでやれば、上手くいくな」と
気づいたのです。

 しかし、実際のところ、最初は
 無駄が多いのです。
 …簡単に言えば、「もっと経験から学ぶ」
 つまり、上手くいくまでに、した
 上手くいかなかったことを改善していく
 その視点がないと、文字通り
 「無駄が多く、賢くないやり方に陥る」のです。

学ぶためには、何が必要かというと、
「上手くいっている」点と「上手くいっていない」点とを
意識できていること。 

つまり、自分の中で判断(判定)基準を
作っておくことが役に立ちます。

コーチは、あなたのその基準を意識できるように
質問をします。

 ○○が完全に上手くいっている状況を想像して
 それを10点満点だとしたとき、直感的に
 今現在は何点くらいだと思う?

と、感覚的な成否をあえて数値で言ってもらうことで
意識化したり、

 ○○が上手くいっていることは、
 どのように(何を見たら/聞いたら/感じたら)
 分かる?
と、具体的に判断できる、感覚の正答を
準備することで意識化もしたりします。

このように、これまでは、「なんとなく」
試していたことを、基準を作ることで
目標に近づくように、改善するかどうかを
判断し、必要があれば、改善の策をつくることができます。

つまり、何かを一回実践したら、
その結果を土台に、ゴールへの次の行動を
選択するのです。

再度実行するなら、同じ事を続ける。
行動を改善するなら、改善して実行する。
望んでいた結果が手に入ったら、次のステップを
準備する。

そして、実は、この行動で、進む一歩が
あなたにとって、容易なサイズになっていれば
なっているほど、実現は結果として速くなります。

想像してみてください。
2階へ上がるのに、階段の段が
 一段が1mの階段、4段を上るのと
 一段が20cmの階段、20段上るのと では
どちらの方が、速く上れるでしょう?

あなたがジャンプに自信があれば
もしかすると、前者かもしれません。

しかし、ジャンプにそれ程自信が無くても
後者は無理なく上れるに違いありません。

あなたが、準備する基準、ステップのサイズもまた
あなたが成功に近づくために
行動を続けるための「モチベーション」を
左右する大事な要素になるコト、
お気づきですよね。

…コーチは、クライアントの、時間や持っている力を
 最大限活かすために、
 行動を目標に近づき易く、継続しやすいものを
 ともに、作っていく役割も担います。

伴走者としても、あなたにとって、“いまここ”での
ベストが発揮出来るような、プロセスの改善を
同時進行でサポートします。

次週は、
新しい挑戦をしているとき、未経験だから、
手に入れる、望んでいる未来に、ワクワクもし不安にもなる
そんな心の葛藤の内“未来への不安”へのサポートについて
お伝えします。

ではまた、来週。
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2014年11月10日月曜日

自分のものの見方のクセに気づく④~時間の認識②~

こんにちは。

自分のものの見方のクセシリーズ、時間の認識編その2、です。
ここでいう「ものの見方」というのは、
普段あまり自分が意識していない、
五感レベルでの物事のとらえ方です。

時間に関していうと、
自分が時間の流れの中にいるのか(インタイム)、
時間の流れを外から見ているようなとらえ方をしているか(スルータイム)

スルータイムの人は、お仕事の世界では、
時間の把握がしやすいので
自分一人で計画して進めていくような仕事の
スケジュールなどではそんなに苦労はないと思います。

ただし、上司や部下が、今を生きるインタイムの場合は大変です。
上司は、仕事の納期を「いつまで」と言わずに頼んだり、
「できるだけ早く」などという言い方ばかりするかもしれませんし、

インタイムの部下にスケジュールを出させても、
これは長すぎる/短すぎる 
というものを出してくるかもしれません。

以前、このような事でストレスを感じていらっしゃった方が、
この時間認識の事を知り、
ご自分にとっては、自然にできる時間の量の把握が、
なかなかできない人もいるんだ!!という事を
知った事で、
「何でこうなんだ?!!!」というストレスが
大幅に減ったそうです。
(なぜ日めくりカレンダーなんかあるのか全く
理解できなかったのが、理解できた、とも)

そのうえで、時間の把握ができるご自分の強みを
チームの中で活かしていくようになった、とのこと。

また、手帳を時間の長さと記入スペースの幅が比例するような
(先週の後者)タイプに変えたところ、
自分の時間の認識とあっているので、更に仕事がやりやすくなった
というケースもあります。

ある、今を生きるインタイムの管理職の方は、
この事を知った事で、”素直でない”と思っていた部下に対する
認識が全く変わったそうです。

これは、
今すぐやってほしい事を頼んだ時や、
「できるだけ早く」と言って仕事を頼んだ時、
「はいっ」と”素直に”すぐ取り掛かる部下Aさんに対し、

部下Bさんはいつも
「何時までですか?」「いつまでですか?」と聞いて
くるので”素直ではない”と思っていたそうです。

それが、単に時間認識の違いからくるものだ、
とわかったことで、Bさんに対する見方が変わったそうです。

ちなみに納期意識が高い/低い という話とはまた別です。
インタイムでもスルータイムでも納期意識が高い人も
低い人もいます。

この上司の方も納期意識が高いからこそ「今すぐ」
「できるだけ早く」と言うのですし、
部下Aさんも納期意識が高いからこそ、すぐにとりかかるのです。
すぐに初めてできるだけ早く終わらせて、
納期に間に合わせたい、これが
納期意識の高いインタイムの人の時間感覚です。

始まりと終わりの時間を作業前に把握しておきたい
スルータイムの人から見ると
「いつまでに?」と聞いてこない人こそ
納期意識が低く見えてしまうかもしれませんね。

このくらい、普段意識していない
ものの見方のクセ(メタプログラム)によって
私たちは他人の事を誤解してしまうのです。

自分のクセに気づく事は、
自分への理解が深まる事であるとともに、
他人への理解も深まる事でもあります。
理解が深まればコミュニケーションもうまく行き始めます。

また、自分や人の強み・弱みもはっきり認識することができます。
弱みは物や仕組み、人に補強してもらい
強みを活かすやり方を構築していけばいいのです。

これを探っていく作業は、コーチングの中でもとても
楽しいものです。


このシリーズ、まだ続きます()

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2014年11月7日金曜日

変化するペイン&プレジャーをどう捉えるか


こんにちは、おかもとです。

すべてのものは、変化する、
それが望む方向であるか、
そうでないかはあるにしても、

今日のあなたは、昨日のあなたとは
いますよね。

でも、自分が変わろうとするか、
変わろうとしないでいようとするか、
これは、自分で選択すること。
あるいは、選んでいないと思っても、
そのままでいようというのは一つの選択。

自分から変わろうとすることは、
自分の中でも抵抗があるかもしれない。
行動を起こすことも必要かもしれない。

その向こうの、喜び。
手に入れることのできるもののほうが、
抵抗や行動のハードルよりも大きいかどうか?

大きいだけじゃなく、五感で感じられる
ほど強いかどうか?

そして、もう一つ、
本当に、自分の心の奥底から
そう変わりたいと望んでいるものなのかどうか?

「一般的な」いい選択、いい変化、ではなく、
「自分に響く」良い選択、良い変化かどうか?

そんな中、本当に「自分に響く」ことを日々、
やっているかどうか?はとても大切になります。

人に言われて、「一般的な」いいこと、ではなく、
自分はこういう風に変化して行きたいんだ。

変化するペイン(苦労)よりも
変化したプレジャー( 喜び)を見い出し、
ステップを踏んで変化の完成形に近づく、
日々のプレジャー(喜び)を感じているんだ、
という感覚が今程、重要な時はないでしょう。

ペイン&プレジャーをよくよく捉えること、
これにはコーチというもう一つの目からの
見方が力になります。

世の中に振り回されない、「自分に響く」変化
をするプレジャー、コーチと一緒に経験
してみたらどんな世界が拓けるか?

面白いですね、きっと。


一度、お話ししてみませんか?
お気軽にどうぞ!

◇相棒コーチング










2014年11月5日水曜日

「やり遂げたこと以外」は未経験のこと④−やってみなければ○○○ない。・・・自らのすべてを相棒に・相棒コーチング⑤

こんにちは

ひじま、まさきです。

僕自身子供の頃は、
もっと慎重だった気がします。

ですから、先週お話ししたような
「シミュレーション」を頭の中で
色々とし過ぎる子供だったのかもしれません。

ですから、色々な人に
「やってみなけりゃ、わからんだろ」
と言われたものです。

実際の所、自分自身も何十年か生きてきて
(人間をやってみて)分かったこともあります。

それは“やってみなけりゃ”
 …“わから”ないし、“かわら”ない

何かしらの具体的な行動をしないと、
それが“効果的かどうか”は分かりませんし
現実は、“変わり”ません。

未経験の人とそうでない人は、
ここが違います。

 “やってみた”から、うまくいくやり方が身につく。
 そうで無くても、うまくいかないやり方を知っています。

つまり、コーチングは、
想いを想いのままではなく、具体策に
策を策のままではなく、行動とその結果に。
さらに、
行動とその結果は、結果のままではなく、
継続するものと、カイゼンするものとを分けて
より効果的なステップを創る。
そして、最終的に、そのステップの積み重ねとして
ゴールにたどり着く。この全体プロセスを言います。

前回までにお伝えした、不安をコントロールし、
あなたが、ゴールにたどり着くまでの
“具体的な行動”をし、そしてそれをし続ける
ための大切な要素だったのです。

では、具体的な行動を作るためにどうすれば良いか。

まずは、今の状況と手に入れたい結果とを再確認です。

 東京駅から、アメリカへ行くのと、
 東京駅から、銀座(東京駅のすぐ近く)へ行くのとでは
 やるべき具体的行動は異なりますよね。
 (東京駅から、アメリカまで、タクシーで行こうととしたり、
  歩いて行けるほど近い銀座へ行くのに、飛行機は使いません)

ここで、一点だけ外して欲しくないのは、
すべての出来うることを排除しないで欲しいと言うこと。
 例えば…東京からアメリカまで、タクシーで行ったらどうなるか

普段考える事は、ほとんどないでしょうが、
実は「アイディアが出ません」というとき
こういった一見ばかばかしい、アイディアを
最初から、「無駄」とか「無理」という視点で
排除していることが少なくありません。 

実行するまでは、何でもあり。
思考の柔軟性は、ばかばかしいことでも
真摯に真剣に考えることにあるようです。

そして、その中から、今すぐ
あなたが易々と始められることから
行動を始める。

これが、私達のコーチングでも
ゴールに向けての第一歩として
クライアントの方と話し合って
決める“具体的行動”の生み出し方です、

…その場にたって周りを見渡して下さい。
 そして、一歩、好きな方向に動いたとき
 あなたのたっている場所から見える見え方は
 どのように変わっているでしょうか。
 この一歩を積み重ねるためのガイドが
 コーチですし、その方向性を
 本人ではない、外からの視点
 あなたのレーダーとして機能するのが
 コーチでもあります。

では、来週は、具体的行動の効果や効率
を高めるプロセスについてお伝えします。

ではまた、来週。

◇相棒コーチング

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