はじめまして

はじめまして!

私達は、オーストラリアで同じコーチング技術を学んだコーチ3人のユニットです。オーストラリアでは、ビジネスコーチ、ライフコーチと呼ばれる私達の仕事や人生をよりよくして行くためのパートナーとしてコーチを使っています。ここ日本にも、「プロコーチ」が存在します。しかしながら、そのコーチ、コーチングがどんなもので、どのように使うのかが、あまり多くの方に知られていないのが現実です。

私達は、コーチ、コーチングを仕事の課題解決や目標達成、仕事以外の課題解決や目標達成に上手に使って、より満足度高く生きる事ができると考えています。「コーチ」を使って、人生を、仕事を、毎日をより楽しく、充実して行くことができるかをお伝えすると同時に、プロのコーチとして、あなたにもコーチングを提供して参ります。

どうぞこれより、「賢いコーチの使い方、あなたの相棒コーチ」よろしくお願いします。 そして、コーチの使い方を知って、あなたの思い通りの毎日を創っていく助けにして頂けると嬉しいです。

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2016年5月30日月曜日

やる気が続くモチベーションマネジメント・・・その7

こんにちは。

セミナー講師をやることもあるのですが、その時、参加者の方たちに
「今日は、どうして、こちらのセミナーに参加されたのですか?」
と聞くことがあります。

その時、大きく二種類の回答があります。

「先月たまたま本屋でNLPを知って、興味を持ったところで、セミナーのことをWEBで見つけて、
ちょうど日程も空いていたので、申し込みました」

というふうに、そこにいたるプロセス、経緯を説明してくださる方。

「仕事上のコミュニケーションで悩んでいて、NLPがその解決に役立つと思ったから」
という
目的、を話してくださる方。

前者の説明をする方たちは、
物事を順序だてて進めていくのが得意で、
既存のスケジュールや手順に従うことも得意かもしれません。

後者の説明が多い方は、
新しい方法ややり方を見つけることが好きかもしれません。

NLPのメタプログラムでは、
前者の傾向性を
プロセス型
後者をオプション型
と呼びます。

(これまでのメタプログラムと同じく、二つにタイプ分けするのではなく、
プロセス<------------------------>オプション

の連続体の中で、

自分の傾向は、どっちかというとプロセスよりかなー
          <------>
プロセス<------------------------>オプション

と、マッピングします。

プロセス型 は、英語ではプロシジャー型
ともよばれています。こちらのほうが、手順に従ったり作ったりするのが得意
という傾向が伝わりやすいですね。

オプション型は、オプションが多いほうが好き、といった感じです。

前回の、同意性重視、相違性重視、と似ているように見えますが、
こちらは、ものごとの進め方、に関するメタプログラムです。

これに関しても、自分のメタプログラムと仕事などの環境が合えば
モチベーションも上がりますが、真逆だと、モチベーションが下がります。

例えば、オプション型傾向が強いのに、手順書にきっちり従って作業しなければならない職場。
プロセス型なのに、周囲の人たちが仕事をすすめるやり方がばらばらだったり多様な職場。

なかなか、厳しいものがありますね(笑)
でも、どのメタプログラムでも、自分の傾向を意識して、
それを活かす工夫をすると、モチベーションも仕事の効率もあがります。

たとえば、前者のケースなら、きっちり従わなければならない作業と、そうでない作業をわける。
そうでない部分は、時間ややり方など、できる範囲で、バリエーションを増やしてみる。
アフターファイブでバリエーションを増やすのもよいかもしれません。

後者の方は、いっそ、職場の手順書、仕事のマニュアル作りをかってでる。など。

自分を殺して、無理に周囲に合わせようとするよりも、
どうすれば、自分が自然にできる事、得意なことを、周囲の人のために使えるか、
をコーチと一緒に考えることで、
モチベーションだけではなく、人間関係の問題も解決したりします!

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2016年5月25日水曜日

まずは、やってみよう・・・「“経験”を“糧(リソース)”に」でいこう⑤

こんにちは ひじま、まさきです。

“失敗”

あまり嬉しい言葉ではありません。
多くの場合

“望ましくない存在感がある言葉”

だったりします。

ところが、
いわゆる“失敗”が失敗にならない
状況があります。

それは、
 試行錯誤
そう、試しながら、目的(地)に
たどり着くやり方。

実際のゴールにたどり着く前に
目的地以外の起こる結果は、
想定内です。

すると、それは“失敗”ではなく、
経験になります。
うまく行くためのルートを選ぶ経験です。

この経験ばかりは、
やってみないことには
得られません。

反対に言えば、やってみれば
その経験は手に入ります。

そこで、“コーチ”としては、
いわゆる“失敗”の困る部分、
リスクや、望まない影響について
予め対応をしておく

安心して“やってみよう”となる
準備をお薦めします。

“不安”は自分の想定外のことが起こることに
対する警告ですから、

想定外の部分を予め出来るだけ想定して
“やってみよう”の結果を
想定内に収めてしまうわけです。

・・・行動は、大胆に
   準備や計画は細心に

その意味では、
しっかり準備、思い切り行動が
結果、あなたの

 充実感
 達成感
 実際の成果

に繋がっていきますからね。

続きはまた来週。

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 ご連絡をお待ちしております。

2016年5月18日水曜日

誰もが最初は初心者・・・「“経験”を“糧(リソース)”に」でいこう④

こんにちは ひじま、まさきです。

今まで経験のないことに遭遇すると、
不安に思ったり、緊張したり
身体と心が、ある意味“適切に”反応します。

・・・あれ?、やっべ〜ぞ

と。

まぁ、人生というか、日常は
基本、台本はありませんから

瞬間、瞬間は、

・・・あれ?、やっべ〜ぞ

を覚えているのかもしれません。

が、多くの事は、すぐに
・・・あぁ、こうすればいいんだよね。
と経験から、やり方や振る舞いが
思い起こされるので

“やっべ〜ぞ”は、感じないってこと。

わたしたちの“やっべ〜ぞ”は、
自分自身の気づきを目覚めさせる
スイッチみたいな物かもしれません。

本来で言えば、
気づきの感度が上がるだけなのですから
それについて、恐れることはないのですが、

大人になってくると、
・・・“失敗”したくない
・・・“失敗”を認めたくない
と、小学生男子が好きな女の子に
ちょっかい出すみたいに
「ねぇ、“失敗”に気があるんじゃない?」
と、気にするわけで・・・。

“失敗”に気があるのは、
成功への経験知をつくっている過程そのもの
だからです。

どんな人も、どんなことも、
初めは初心者

さらに、そのことについて、
質を上げよう、成長しよう
とすれば、

“成功”のハードルは上がる。
・・・経験値を増やすための“失敗”は増える

ですから、
“失敗”・・・オッケー と思って、心置きなく経験を積む
のもいいし、あるいは、
“失敗”の語感がいやだなぁと思えば
“試行錯誤”・・・オッケー として、心置きなく経験を積む

あれっ? あんまり変わってません?

“本物”は、スマートなプロセスでは
磨ききれないと思うんですよね。

“失敗”と名付けようが、
“練習”と名付けようが
“試行錯誤”と名付けようが

自分が成長したいことに対して、
起こし実践する行動は、

かつての初心者を、最終的に達人に
するんです。

あなたのこれまでの経験にはどんなものがありますか?
あなたがこれからも経験していくことにはどんなものがありますか?

続きはまた来週。

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2016年5月16日月曜日

やる気が続くモチベーションマネジメント・・・その6

こんにちは。

モチベーションシリーズ、さらに続きます(笑)

モチベーションが上がらない理由、上がる理由、
本当にいろいろあります。
ここ数回は、
現在の環境と、自分のメタプログラム
(知覚のフィルター
 人の深い所にある物の見方のクセ)
の組み合わが原因であるものと、対処法をお伝えしています。

たとえば、こちらを見てください。

▽▽△

二つ並んだ▽▽の部分と、
一つだけの△

どちらが目についたでしょうか?

▽▽のほうが目についた方は、同じものが目につきやすい傾向、
△の方が目についた方は、違うものが目につきやすい傾向かもしれません。

他のジャンルでは、どうでしょう?

同じもの、違うところ、どちらが目につきやすいですか?
メタプログラムでは、
同じ部分が目につきやすい方は、同一性重視、
違うものが目につきやすい方は、相違性重視、
と、呼びます。
(二つに分かれるのではなく、
極端な同一性<--------------------------------->極端な相違性
のどこらへんに自分の傾向があるか、を見ます)

同一性重視傾向の強い方は、
同じ場所や手順、お客さん・・・などが続く宿場の方が、
モチベーションが上がります。

逆に、相違性重視傾向が強い方は、
変化の多い職場の方が、モチベーション上がります。

自分の職場の変化の度合いと、自分のメタプログラムが逆で、
モチベーションが上がらない・・・ということも多いのです。

この場合、自分の傾向性に合わせた工夫をします。

たとえば、同一性重視なのに、
しょっちゅう違う場所、内容、顧客に対応しないといけないという場合、
毎日10分でもいいので、同じ場所、同じ時間に
自分ルーチンを作ります。
職場で難しければ、近所のカフェや、でかける前でも。
外に出かけるお仕事の場合は、
自分にとっての「いつもの場所」を決めておくとよいでしょう。
小さくても、「毎日、同じ」ものを作ります。

逆に、相違性重視なのに、
同じような内容のお仕事が続く場合。
許される範囲で、
手順などの改善案を出したり、
違う場所で作業してみたり、
違う文房具を使ったり。
こちらも、変化をつける工夫をします。
アフターファイブに、仕事とまったく違う趣味をやって
職場と変化をつける、という方もいます。

同じ職場環境でも、ある人にとってはモチベーションが上がり、
別の人にとっては下がります。
自分の傾向を知り、それを活かすことで、
モチベーションだけではなく、仕事の効率も上がってきます!


2016年5月4日水曜日

“ムダ”は「自分の中で」創られるもの・・・「“経験”を“糧(リソース)”に」でいこう③

こんにちは ひじま、まさきです。

若い頃、上司から仕事を指示されて
「これって何の役に立つんだろう、
      ムダじゃないのか?」
と半ば不満を覚えたこともあります。

一方で、ある程度経験をしてくると
「これまでにやったことに
  ムダなことはなかったんだ」
と気づくこともあります。

そもそも“ムダ”とはなんなんだ。

となります。

新明解国語辞典によると
1.せっかく何かをしても、それだけの甲斐がないこと
2.役にも立たない使い方をすること
だそうです。

つまり、ムダは、
「役に立たない」「やる甲斐がない」
物事のこと。

ムダかどうかは、誰か(自分か周りの人か)が
決めるということ。
つまり、人間が(評価をすることで)創るものだ
と言うことが分かります。
ストレートに言えば、
“ムダ”は、自分が
その行動(の結果)を活かせなかった
とも言えます。

「ムダ」の根源は何かというと
 “得たい結果”に対して、
 役に立ったか、立たなかったか
 ということ。

ということは、
“得たい結果”が何かを知ること
とても重要です。

明確な目的もなく、色々やってみて
なんだか徒労感を覚えることで
「ムダだったなぁ」と感じるのは
それこそは、“ムダ”というもの。

ゴールが決まってないとしたら
その途中経過には、なかなか価値を
見出しにくいですもん。

また、
「今ここのこと」を知ることも
重要です。

今、浅草に行くのに、
都内に居ることに気づかずに、
飛行機のチケットを取る(まぁそんな人はいませんが…)
としたら、その手段を選んだことは
“ムダ”・・・というかなんというか。

仮にそのための努力や心配は“ムダ”と
言うことになります。

つまり、自分の居る場所と行く先を
ぼんやりと抑えていると
“ムダ”を創りやすいし、
“ムダ”心理的にも創りやすい
のです。

そして、繰り返しになりますが、
“ムダ”は、自分がそれを
活かせなかったいう感覚でもありますから

必要以上に“ムダ”を恐れる必要はありません。
それこそは、その“ムダ”以上の
価値を生み出せばいいと
「“ムダ”活用宣言」をしたっていいくらいです。

もし、“ムダ”に追い詰められる感覚が
あるとしたら、その感覚を覚えることが
あなたのコンディションを台無しにして
それこそ“ムダ”に焦ることになります。

これまでの経験を“活かす”という視点で、
“ムダ”という概念について
考えてみました。

続きはまた来週。

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2016年5月2日月曜日

やる気が続くモチベーションマネジメント・・・その5

こんにちは。

この時期になると、
職場などの環境が変わって、
モチベーションが上がらないんです、
というご相談も増えます。

いろいろな要因があるのですが、
一つには、以前から何度かとりあげた、
メタプログラム
(知覚のフィルター
 人の深い所にある物の見方のクセ)
と、環境との組み合わせにょっても、
モチベーションが上がったり下がったりします。

例えば
「何かがうまくいった、という事が
 どのようにしてわかりますか?」
という質問に対して、

・周囲の人の喜んだ顔や声
・褒めてもらえた
・良い点数がもらえた
・与えられた課題を達成した

という方達は、物事の判断基準が、
メタプログラムでいうところの
「外部基準」になります。

・自分の感覚でわかる
・自分で納得できた時
・自分が設定した目標に到達したかどうか

という方達は「内部基準」です。

外部基準が強い方が、
お客様の反応がすぐかえってくるような職場であれば、
モチベーションが上がりやすいのですが、

逆に
お客様の反応が見えない/
周囲からのフィードバックがない/
褒められない

といった環境では、
モチベーションが上がりにくいでしょう。

内部基準が強い方は、
自分で目標を設定して納得いくまでやれるような
環境であれば、モチベーションが上がりやすく、

周囲の基準であれこれ言われるような環境の場合、
モチベーションは下がったりします。

すぐに外部環境を変えるのが
難しければ、自分のメタプログラムに合った
方法で、モチベーションを保つ工夫をすればよいのです。

外部基準の方であれば、
自分がやった事や
結果をグラフや数値などを見える化して、
外から見て結果がわかるようにしたり、
褒めてくれる人、反応をくれる人のところに行って、
フィードハックをもらったり。

内部基準の方であれば、
自分の基準プラス、
周囲の基準も内面化して、自分で
「職場に基準には達したが自分では不満足」などと
判断できるように工夫します。

どちらにしても、
自分の傾向性を知って、それを活かすようにするのが
モチベーションマネジメントです。