はじめまして

はじめまして!

私達は、オーストラリアで同じコーチング技術を学んだコーチ3人のユニットです。オーストラリアでは、ビジネスコーチ、ライフコーチと呼ばれる私達の仕事や人生をよりよくして行くためのパートナーとしてコーチを使っています。ここ日本にも、「プロコーチ」が存在します。しかしながら、そのコーチ、コーチングがどんなもので、どのように使うのかが、あまり多くの方に知られていないのが現実です。

私達は、コーチ、コーチングを仕事の課題解決や目標達成、仕事以外の課題解決や目標達成に上手に使って、より満足度高く生きる事ができると考えています。「コーチ」を使って、人生を、仕事を、毎日をより楽しく、充実して行くことができるかをお伝えすると同時に、プロのコーチとして、あなたにもコーチングを提供して参ります。

どうぞこれより、「賢いコーチの使い方、あなたの相棒コーチ」よろしくお願いします。 そして、コーチの使い方を知って、あなたの思い通りの毎日を創っていく助けにして頂けると嬉しいです。

(お問い合わせはこちらのフォームから。コーチングお申し込みはこちらへ。)

2014年9月29日月曜日

コーチングで楽しく続けるコツを見つける

こんにちは。

前回、勉強やスポーツなど、何かを習得・達成するために
継続的な努力が必要な事に関して、書きました。

「目標が必要」というのは、その前提として、
目標に向かう過程・日々の活動はつらいもの、面白くないもの・・・
という前提があるのでは、という内容をお話ししました。

今回は、その過程・日々の努力を楽しくするコツを
いくつかあげます。

1つは、その日々の活動に、
どんな意味づけがされているか、です。

先週も書きましたが、ロールプレイングゲームって、
実際の活動は、ひたすらボタンを押したり、文字を読んで
記憶したり・・・と、かなり地道な作業です。

遊び・・・という意識でやっているから、楽しくできるのではないでしょうか。

これと逆に、たとえば
娯楽小説でもネットの記事でも教科書でも、
文字を読んでる事に変わりはないわけです。

自分の興味や娯楽のために読んでいるのか、義務でいやいや
読んでいるのか、という意識・意味づけによって
楽しかったりいやだったり、という感情がかわってきます。

○○の練習、勉強、
と思うかかわりに、実際にやっている作業
(反復動作だったり、読んだり、覚えたり・・・)
だけをピックアップして、
違うとらえ方をすると、急に楽しくなる事があります。

また、人は
「意味のない」事をするのが一番苦痛です。

捕虜などの拷問手段として、
穴を掘ってその穴をまた埋めて、というのを繰り返させる
というのがあるそうです。

なので、日々の努力に対して、
遠くの目標以外に、何か意味づけをしてあげる、
というのも効果的です。

例えば、運動であれば「体が鍛えられる」等。

お子さんたちに「勉強しなさい」と言いつつ、
「学校の勉強は社会に出てから役に立たない」という
メッセージが流れてくるのは、
勉強に対するモチベーションをそぐ事になるだろうな、
と感じます。

そして単純に、ゲーム的要素を加える事も、
楽しくするコツです。
たとえば、
タイムトライアルにして、記録更新ねらってみる、など。

方眼紙を用意して、
一ページ分進んだら/練習ワンセットやったら、
一マス塗っていく、などして、
日々やった事の積み重ねが、
目に見えるようにしていく、のも、効果的です。

その人の目標や、活動に合わせて、
日々の努力を楽しめるよう
様々な工夫をしていくのは、
コーチングの中でも、とても楽しい作業です。


◇相棒コーチング

2014年9月26日金曜日

課題は別のところにあるかもしれない


こんにちは、おかもとみつこ、です。
秋めいてきました。
いかがお過ごしですか?

ある本に出ていたものです。

街頭の下で酔っ払いが何か探し物を
しているのを、お巡りさんが見つけ、
尋ねます。

「何探してるんだ?」

「部屋の鍵」と酔っ払いは答えます。

お巡りさんは一緒に探してやるのですが
見つからない。。。そこでまた
尋ねます。

「一体どこで落としたんだ?」

「通りの向こう側」と酔っ払いは答えます。

「。。。。。なんでこっちで探してんだ?」

「こっちは街灯があって明るいから」

「?????」


私たちも、案外同じことをやっている
ことはありませんか?

解りやすいところで(明るいところで)、
課題やなんらかの答えを見つけようと
している。

「何かが見つかった」としても、
なんだか、しっくりこない。

解決したのに。。。。。課題は見つかったのに。

なんだ、このモヤモヤ感。。。。

実はこれ、一人、或いは当事者だけだと、
起こりやすいことなのです。

ついつい、面倒くさくなって、
見えやすいところに解決や課題を
「見つけた」つもりになっている。。。

でも、真の課題は別のところで
作っていたり、そして、答えもそこに
ちゃんとあったりするんです。

「こういう行動をとろうと
思っているんだけど、なんだかしっくり
こない。。。。。その『なんだか』が何か
わからないのだけど。。。すべきことは
決めたというのに。。。」

実際の表現は違っていても、
クライアントさんからの「悩み」として
出てくることが、比較的よくあります。

相棒コーチは、対話を通じ、
ご本人は、もう精一杯で見えなくなっている
けれど、ホントに「鍵を落としたあたり」は
どこか?明るく照らされていないけど、
実際に視野に入れることが必要な部分
を明らかにしていきます。

その視野に入れるべきことが、「明るく」
見えてくると、新たな課題や選択肢が
浮彫になってくるものなのです。

もちろん、相棒コーチが一人で、
「これが正解!」と差し出す訳では
ありません。でも、どんなことがここで
見えてるだろう?を一緒にやっていきます。

課題は別のところにあるかもしれない
のです。明るく見えてるなあ。。。と思って
いる場所でなくて。。。

お巡りさんは、「もう、まったく!」で
終わるかもしれませんが、相棒コーチは
違います。

まずは、クライアントさんが話してみよう、
と思われているところに既に、
何かが始まる予感はあるのです。

そして、そこからは相棒コーチとタグを
組んで、これだと思えるものを
見つけていく。。。。。

これが出来たときの気持ちよさ、
是非、味わってみてください。





◇こちらでお待ちしています!


2014年9月24日水曜日

頑張りすぎない、怠けすぎないためのペースメーカー・・・クライアントこそが主役・相棒コーチング⑥

こんにちは
ひじま、まさきです。

物事が進まないとき
「ちょっと立ち止まってみる」と
急にうまく行き始めることがあります。

 問題の解決であれ、
 目標への取り組みであれ
 あまりに集中しすぎていると
 ちょっとした躓きに“焦り”を覚えるものです。
 
 これが、頑張り“過ぎている”ときに
 起こりがちなのです。
「頑張っています」から
「大丈夫、がんばれ〜」は大きなお世話な
 声援になります。
 「躓き」でバランスを崩し始めたときに
 頑張って、そこに力を加えれば、どうなるか。
  (足腰がずば抜けて強いとしたらOKなのですが)
 
 しかし「頑張っている本人」にとっては、
 それを気づきにくいのも、経験で
 お気づきだと思います。

そこが、コーチがお役に立てる部分。

 人は本来、自分で状況を整えて、自分で行動を起こし
 問題を解決したり、目標を達成する存在です。
 その時に、誰かの力を借りたとしても
 最終的には、“自らが主体的に”成し遂げる以外に
 問題を解決したり、目標を達成はできません。

 仮に誰かが解決した、誰かが達成したとすると
 当面、しばらくの間は、
  解決されているかもしれません
  達成されているかもしれません
 が、結局のところ、その誰かが居なくなれば
 その状態は維持しがたいはずなのです。

だから、コーチは、クライアントであるあなた自身が
問題を解決する、目標を達成する ための
 土台を整えるサポートをし、
 具体的行動をともに探求し、
 その行動をあなたのやりやすいペースで
 解決/達成まで 伴走する。

もちろん、やる気が出ない、モチベーションが湧かない
そんなときには、心の状態、現在の活動環境を
一緒に整えて行きます。

大きく言わせて頂けるのなら
あなたの人生のシーンを創る
大道具/小道具・・・時には、助監督にも
なっているはずです。

監督は、もちろんあなた。
脚本/演出…それを作品にする
強力な裏方、努めさせていただきます。

では、また来週。

◇相棒コーチング
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ご連絡をお待ちしております。

2014年9月22日月曜日

目標達成の過程は苦しいの?

こんにちは。今年の残暑は去年よりは厳しくなさそうですね。
秋になってくると、月並みですが、「読書の秋」「スポーツの秋」
とも言われます。

勉強にしても、スポーツにしても、努力して、
大事な結果(受験や大きな大会など)が
出るまで少なくとも一年単位の時間がかかります。

そこで、モチベーションを保つためには
「目標を持つ事が大切」とも言われます。

確かに、目標を持っていた方がしんどい時にふんばれる
でしょうが、
どこかに「日々の勉強や練習はつらいものだ」
という前提も入ってそうです。

私自身は、スポーツはやらないのですが、
本を読むのが好きでしたので、
国語の教科書は、特に「勉強する」という意識の
ないまま、暇な時に読んだりはしていました。

英語は、アメリカ映画や洋楽が好きでしたので、
新しい単語を覚えたり、全くわからなかったものが
少しずつわかっていく事自体が面白かったです。

数学はパズルのような感じ。

逆に、地理や生物、歴史などは、興味のないものを
無理やり覚えなければいけないというので苦痛でした。
なので、あまり覚えられませんでした。

大人になってから、地理の教科書って一種の観光ガイドブック
だったんじゃじゃないか、と気づいて、
ああ学生の時、
そんな気持ちでいられたら、地理も楽しく勉強できたのに、と
思いました。

植物や動物が好きな方は、
生物は楽しくできたでしょうし、
戦国武将が好きな方は、そのあたりの歴史は、
習わなくても自分で勉強して、詳しいかもしれません。

「大きな目標のためにつらい事を頑張る」
のもすばらしいですが、
今、やっている事自体を楽しくする工夫
をすれば、目標に到達するまでの
過程自体も、楽しくやっていく事ができます。

つらい事に耐えてやるよりも、その事自体が楽しい方が、
回数だってたくさんやるでしょうし、
効率もいいはずです。

例えば、「遊び」でやるドラクエなどの
ロールプレイングゲームも、
音楽や絵、ストーリーで楽しんでやっているのでしょうが、
1つ1つの動作は、ボタンをたくさん押して
字をたくさん読んで覚える「作業」です。

レベルを上げるために敵を倒したり、
一人一人に話を聞いて覚えなきゃいけなかったり、
昔ならマップも自分で作らなきゃいけなかったり・・・。

かなり地道な作業だと思います。

でも長時間、目や肩が痛くなるまで続ける人も多いですよね。
(ちなみに私は、その気の遠くなるような地道な作業に挫折しています(笑)
 ストーリーを楽しむなら、映画を見たいです(笑)

同じ事でも、楽しくやるか、つらいままやるか、
で大きく結果は違います。

コーチと一緒なら、
つらい、と思っていた過程の努力も
楽しくする工夫をして、
効率よく続けることが可能です。

楽しくやるコツ、については、また次回。

2014年9月19日金曜日

さよならしたい「思い込み」を持っていませんか?


こんにちは、おかもとです。

「やりたいんだけど、出来ないのよ。」
こう言ってしまうことは、ままあることです。

「ほんとうにやりたいの?」
「それをやって何が起こるの?」

「そんなに責めないでよ。。。」と
いう声も聞こえそう。

でも、ここが、上手く出来るかどうかの
分かれ目ポイント1。
「望む結果を、欲しくてしょうがないのはあなた」ですか?
それは、
「あなた自身の課題?目標?」ですか?

この分かれ目ポイント1については、最近の
相棒コーチでも取り上げられていることですね。
「水飲み場には連れていくことが出来ても、
水を飲ませる訳にはいかない」のですから。

「何か楽しいことが得られそう?」
「それ、やってて嬉しいことある?」

「えっ、何かを手に入れようと努力するのだから
辛いに決まっているでしょう。。。」
って声が今度は聞こえてきそうです。

ほんとにそうでしょうか?

ここが分かれ目ポイント2。

「目標に向かって努力するとは、辛いこと
ばかりなのだ」という
あなたの「思い込み」ではありませんか?

もちろん、目標実現への道のりは汗をかく
こともあるでしょう。乗り越えていく
山も谷もあるかもしれません。

でも、人の脳は「快楽」を好むのです。
この「快楽」は、「嬉しい」と思ったり、
「やった〜」と喜んだりできること。
行動するプロセスを楽しみ幸福感を
得る、だからこそ、もっと先に進んで
実現まで向かおうとするのです。
神経回路は、そうやって目標に少しずつ
でも近づけば近づく程、早く反応し
行動を加速します。

コーチは、クライアントであるあなたと
話しながら、どういったところで
あなたが、この脳の真っ当な「快楽」
--- あるいは「幸福感」といったほうが
いいかもしれませんが --- を得て、
目標実現の過程を進んでいくことが
出来るようにしていきます。

一人では、この「幸福感」をどう
途中で得ていくかが、目標に真剣に
なればなるほど見えない感じない
場合があり、それはとってもモッタイナイ
ことなのです。

ちょっと話は飛びますが、
これは組織変革の時にも組み入れられて
いることなのです。組織変革を
行ったり、大きな目標に向かって
「一丸」」となる時、この「幸福感」を
途中で経験出来るようにプロセスを
作ります。途中でこんな成果が上がるんだ!
ということを共に喜ぶことが目標実現
への力にもなります。

あなた個人でも同様です。
踏ん張りどころでどういった意識を持つのか?
途中、どうやってどういう視点から見れば
途中での成果を喜べるのか?をコーチは
見つけ話し合い、あなたの行動と
結びつくようにサポートします。

そして、「全面的な」協力者である人
(コーチ)と共に喜ぶことで増幅し、
加速する喜びと前に進む原動力を得る
ことができるのは、あなた自身。

さよならしたい「思い込み」を捨てて、
進みませんか?

相棒コーチのサポートと共に〜




◇こちらでお待ちしています!









2014年9月17日水曜日

本人以上にクライアントの“ゴール到達”を信じる・・・クライアントこそが主役・相棒コーチング⑤

こんにちは
ひじま、まさきです

コーチはクライアントが望んでいる
「ゴールを実現(問題解決/目標達成)すること」の
サポートをします。

そのステップを
 1.クライアントのモチベーションを引き出す
 2.行動を開始することを決断する
   (ゴールを実現することを決断する)
 3.実現のための根拠を整える
   (心の状態を整え、行動を作る)
 4.行動後の変化について達成したかどうかを確認する
とまとめることが出来ます。

クライアントをサポートし始めるときに
クライアントとコーチは「契約」をします。

 金額や回数というビジネスの契約もそうですが
 それ以上に
 クライアントとコーチとが
 “それぞれの役割を全うすること”で
 クライアントの望む結果を手に入れる
 共同体であることを宣言し、
 “コーチング”のプロセスを進める
 という契約をします。

このテーマの1回目に「コーチは“試合”にはでられない」を
お伝えしましたが、コーチは、基本的に
クライアントの現場で出来ることは何もありません。

 クライアントが、現場、本番で
 力を発揮して、ゴールに到達するための
 準備、実践後の計画の確認、応援
 しかできません。

 後方支援であるからこそ、
 実践をするクライアントの「実現」への
 行動、熱意、・・・“ゴールへの到達”を
 全面的に信じて疑いません。

疑わないからこそ、
ときには“強い口調で”背中を押すこともあります。
疑っていないからこそ
苦しいときには、普通ははき出せなかった“苦しさ”を
どうぞシェアしてください。
…次の一歩を踏み出すために状態を整えることも
 コーチングのステップですることができます。

進むとき、留まるとき、攻めるとき、休むとき
ゴールにたどり着くための
全方向の行動にコーチが全面サポートも
可能なのです。

 実際に現場、本番で力を発揮して行動する
 ・・・ここはクライアントさんの舞台であり
    クライアントさんの役割

 そしてコーチはその舞台が最高で
 クライアントさん力を発揮出来るように
 準備と心身、場を整える後方サポートを
 担います。

 ある側面で言えば、クライアントよりも
 クライアントの「ゴール達成」を信じる
 このスタンスもまた、相棒コーチのコーチングです。

ではまた来週。

◇相棒コーチング
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ご連絡をお待ちしております。

2014年9月15日月曜日

誰の課題か切り分ける

こんにちは。

前回、人と自分の問題や目標がいつのまにか
混同されてくる(それは自分の目標ですか?)・・・という内容で、
スポーツをやっているお子さんを
熱心に応援する親御さんの例を出しました。

今回は、お仕事編です。

部下の指導についてというテーマで
コーチングをすることも多いのですが、
お話をうかがっていると、
なんだか、部下本人より、上司の方の方が
部下の成長に一生懸命だったり、
(部下の)仕事の出来に、部下よりも大きなストレスを
抱えているように
感じる事があります。

いつのまにか、上司の方が「こんなに指導しているのに、
ちっとも覚えない!」
「このままでは、あいつの将来は危ないのに、
本人に危機感が足りない!」
「何でこんな事ができないんだ!」等という気持ちになったり。

もちろん、直属の部下であれば、
その人の仕事の結果は
自分の職場の仕事の結果、でもあるのですが。

部下本人よりも、部下の仕事ぶりに大きなストレスを持って、
その結果、かえって効果的なコミュニケーションが
できなくなっている場合、
やはり、人の課題・目標と自分のそれが混同
してしまっているようです。

この場合、
混同しているものを、うまく切り分ける事ができれば、
心の余裕がうまれ、より、効果的な行動が
できるようになってきます。

アドラー心理学の「嫌われる勇気」の中でも、
「課題の切り分け」が重要と言われています。

相棒コーチングのベースになっている
ニューロセマンティック(神経意味論)では、
responsible to とresponsible for の違い、
と言っています。(何か、わかりやすい訳は
ないでしょうか?)

自分の感情や言動など、自分から発する事は、
自分の責任だけれども、
相手・人の感情、言動、等は、相手の責任、
という考え方です。

責任・・・といってしまうと、重くなってしまうので、
言い換えると、

自分の感情や言動、は自分のもの、ですよね。
では、人の感情や言動は、その人のもので、
私のものではありません。私が、その人の
感情や言動をコントロールすることはできません。

例え部下であっても・・・。
そんな感じです(笑)

「馬を泉に連れていく事はできるけれども、
馬に無理やり水を飲ます事はできない」
とも言われます。

上司としてできる部分は、どうやって泉につれていくか、
です。

「課題の切り分け」となると、無責任、冷たい、
放任ですか?みたいな反応が多く出ます。

なんとなく理屈をわかったとしても、
一旦混同してしまったものを、自分一人で
切り分けていくのも難しいようです。
その人のクセ、もあります。

コーチと一緒なら、
少しずつ、どんなふうに混同されているのか、
分けるってどんな事なのか、するとどんな気持ちになる
のか、少しずつ、解き明かしていく事が容易です。


2014年9月12日金曜日

「自分の手で創り出す」は「ひとりだけでで創り出す」とは違う


以前にもご紹介した、ピーター・ドラッカー氏の
言葉、

「未来を予言する一番良い方法は、
自分の手で創り出すことである」

「自分の手で創り出すこと」の最初の
一歩は、誰の者でもない、自分の
問題/課題から発展して、自分自身の
目標を作ること。

これは、他の相棒コーチも最近、
触れていることですね。

ちょっと注意したほうがいいのは、
勝手な思い込み、あるいは省略形として
たとえば、日本語で「自分でしてね」
というと、
「(誰の助けも得ず、ひとりでやって」と
受け取ってしまうことがあるということ。

自分が主体的に行うことであっても、
そこに支援してもらう人、手助けとなる
ものなど無しに行うことではないですよね。

最近話題の、錦織選手。
彼には、テニスの素質や能力があし、
テニスをプレイするのは彼自身。
でも、USオープンの決勝に来るまでには
多くの人のサポートを受けていますよね。
コーチを「選択」するのは彼自身で
あっても、それにたいする助言も
周りからは得ていたと思います。
そして、自分が見えていないー自分の
盲点となっているーものを見たり、
自分が避けがちなことを避けずに
みることで大きく成長してきたのでは
ないでしょうか?

「選択」して「行動」するのは、
あなた自身、私自身であるということ
が、まず第一。そして、その「選択」の
ために「行動」のために、今、何を持って
いるか?何が使えるか?

一歩一歩進むのは、クライアントさん
自身でも、その進むことに対し、
方向はこっちを「選択」して、
向かう目標の道標(マイルストーン)を
決めて、物理的&精神的に必要なもの
を整えていくことを一緒にしていく人
がいた方がいい。。。そして全面的味方と
してその役目を持つのが相棒コーチ。

クライアントさんは自ら自分の手で創り出す
ことで、クライアントさん自身が自分の
未来を予言することが出来る、でも
その後ろにコーチという味方がいれば、
それを「ひとりだけで」やることはない
のです。


相棒コーチをバックに「自分の手で創り出す」、
あなたの未来、楽しんでみませんか?


◇こちらでお待ちしています。








2014年9月10日水曜日

“向かい風は吹く”現状を活かす視点を手に入れる・・・クライアントこそが主役・相棒コーチング④

こんにちは


ひじま、まさきです。

コーチングは、魔法の“ように”現状を
変えてくれることがあるかもしれませんが
魔法ではありません。

 では、何をしているかというと、
 現状(スタート)から、成りたい姿(ゴール)
 までの道のりの進み方を
 丁寧にひもといて行動を作ること
 そしてその行動の結果から得た、新しい現状から
 成りたい姿(ゴール)までの道のりの進み方を
 丁寧にひもといて次の行動を作る…この繰り返しを
 実践するクライアントと、ガイドとなり、ペースメーカとなる
 コーチとの二人三脚をしています。

ゴールを手に入れる当事者は、クライアントです。

 ですから、コーチは、クライアントの“現状”を
 できるだけ、本人にとって明確になるように
 訊ねます。
 そして、成りたい姿(ゴール)についても
 できるだけクライアント本人にとって
 明確になるように訊ねます。

そこから、二人でいろいろな行動を企画していくわけです。

明確に現状を知ること、明確にゴールを知ることは
ときとして、そのギャップや困難さに圧倒されるときがあります。
すると、最初から“明確”にすることを止めます。

 ゴールにたどり着くには、たどり着くまでの間
 何かしらの行動をし続ける(策を実践し続ける)必要が
 ありますから、いきなり、それを止めてしまわないように
 すぐに“明確”にする必要はありません。

 しかし同時に、“明確”にすることを怖れる必要も
 ありません。なぜなら、
  「今、成りたい姿になっていないから、
        現状と目標にはギャップがある」
 当たり前のことですから。
  「自転車で勢いよく走り出せば、向かい風に遭う」
 のと道理は変わりません。

つまり現状を無理矢理変えようとする前に、
現状を“明確”に理解する。
・・・ときには、絶好調ではない時期もあります
   周りが協力的ではない場合もあるでしょう

それが明確になったときに、現状を自分で引き受ける。
・・・すると、自分がそこをスタート地点として
   いろいろな行動案を作る発想になります。

もちろん、一人で状況の悪さにとらわれてしまうことも
ありますから、このように一旦、自分の状況を
「こういう状況もあるよね」と受け取るために、
コーチのサポートは役に立ちます。

あなたが、
「成りたい姿」になることを「決めて」いるならば
コーチは、あなたがゴールにたどり着くまで
ときには優しく、ときには力強く、場合によっては強引に
あなたを元のゴールへ道のりへと戻して
ゴールまでの道中をともに進みます。

・・・言ってみれば、あなた自身が安心して
   弱音を吐くことも出来る。
   その言葉は、あなたが今のやり方を変えたいという
   合図ですから、その言葉も味方につけて
   進むことができたら安心して挑戦できることはない。

そう思いませんか?

コーチはクライアントであるあなたの味方です
そしてあなた自身の様々な意見、懸念もまた
あなたの味方ですから、丁寧に説明説得して
味方につけていく。これもまた相棒コーチの
進め方です。

ではまた来週。

◇相棒コーチング
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2014年9月8日月曜日

それは自分の目標ですか?

こんにちは。

テニスの全米オーブンでは、錦織圭選手が決勝進出、
クルム伊達公子選手も43歳でベスト4と、
画期的な成績を残しています。

ニュースで試合のハイライト見るだけでも興奮しますね。

もし、これが、ご自分のお子さんだったりしたら・・・
喜びもひとしおでしょう。

小中学生でスポーツやっているお子さんをお持ちの
方のお話をうかがっていると、

最近の小学校や中学校のスポーツは、
本格的であればあるほど、
親御さんぐるみでやっているところもあり、
その、親御さん達の一生懸命さに驚かされます。

送り迎えを親御さんがしないとできない
地方もあったりして、
親御さんの役目も大きくなるようです。

そうやって、関わりが大きくなったり、
お子さんやそのチームが強くて期待が大きくなるほど、
いつのまにか、目標のすり替えが起こってくる事があります。

自分で試合に出るわけにはいけませんから、
お子さんが、(お子さんではなく自分の)
思い通りにプレーできないとイライラしたり、
その感情をぶつけたり・・・。

先週の相棒コーチでも「誰の問題か」を明確にする
とありましたが、問題だけではなく、目標も、
相手の目標と自分の目標が、
混同してくることがあるのです。

「子供が優勝する事」は
自分の目標でしょうか?

コーチングを受けた方が
「子供が試合に勝つこと」は親である自分の目標にはなり得ない。
サポートするものとして、どんなサポートをどのくらい
するか、が自分の目標。

と気づいたそうです。

これは、親子だけではなく、上司、部下、お客さん
に対しても、
「自分の目標」になりうる事は何なのか、
切り分けていく事で、
すっきりする事ができます。

仕事場での例に関しては、また別の機会に。

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2014年9月5日金曜日

それはあなたの問題なのでしょうか?


こんにちは、おかもとです。

親にとって、子供はいつまでも子供、という
気持ちがあります。そして、これは、
日本のお母さんにとても強くある気持ち
かもしれません。

「子供の就職が決まらなくて、、、
どうにかしたいんです」という相談
もあります。親御さんにとっては
とても心配なことと思います。

ただ、これは親御さんの「問題」で
しょうか?就職活動をしているのは
お子さんです。仮に親御さんをAさんと
すると、Aさん自身の問題はまだ、
この時点では分かりません。

お子さんの就職が決まらないことで、
Aさんは今、どんな状態で何を変えたい
のでしょう?例えば、気になって、眠れず、
仕事もはかどらないという状態なので
しょうか?そして、どうなりたいのでしょうか?

「それはあなたの問題なのでしょうか?」

「あなたが解決できるものは何なのでしょうか?」

「実際に、あなたの問題としては、課題として
は何なのでしょうか?」

上の例では、普段のお友達的会話であれば、
「それは問題ね。心配ね。」
ということになるかもしれませんが、
コーチングでは、掘り下げて、
Aさん自身の問題をまず明確にします。
もちろん、切羽詰まってのお気持ちを大切に
しながらですが。

これは当たり前のこと、と思われるかも
しれません。Aさんのケースは分かり易い
ものですが、案外、ここのところクリアに
していくことが最初に必要な場合があります。

自分ではなく、部下のことであったり、
親御さんのことであったり、パートナーの
ことであったり。。。勿論、そういった
方々の具体的方策にたいする答えを求めて
いらっしゃることもあるでしょう。ただ、
そういった場合でも、コーチとしては
「あなたとしては、どうありたいのですか?」
「どう変わりたいたいのですか?」を
明らかにしていきます。

「それはあなたの問題」かどうか?
そして「あなたとしては、どうありたいか?」
このお話を進めていくだけでも、
「ああ、そうか。」と気づきを得られる
ケースもあります。そして、引き続き、
「どうありたい」の具体的な部分を
見つけていきます。

Aさんのケース、何がお子さんの解決出来る
ことであり、何がAさんのどうありたいかが
解りその状態になるため何が出来るかに
焦点を当てることで、どんな変化が生まれるでしょう?

これは、結局、お子さんにとってもAさんに
とってもwin-winではないでしょうか?

相棒コーチと話してみると、見えてくるもの、
聞こえてくるもの、気づくもの様々。

◇こちらでお待ちしています。



2014年9月3日水曜日

変化に必要なものは「決める」こと・・・クライアントこそが主役・相棒コーチング③

こんにちは
ひじま、まさきです。

究極のところ

 「人はやりたいことしかやりません。」

・・・「え〜っ、やりたくないこともやってるよ」
確かにそうかもしれません。

しかし、よくよく考えてみれば、
「やりたくないけれどやる」と決めたのには、
 やらないことで、受ける不利益や損害を
 避け“たい”がためにそれを選択しています。

もしも上の表現に違和感を覚えるようでしたら

 「人は自分で“やる”と決めたことしかしない。」

といっても良いのかもしれません。

実のところ、コーチングでクライアントとコーチとが
多くの時間を使う部分の一つが、この
「“やる”と決める」ところです。

ここがまだ弱いとき、クライアントの
行動力、実践力、継続力が充分に働きません。
もっとも、問題解決や目標達成への過程で
容易に課題をクリアできている、
課題に取り組むのが比較的楽しいときであれば
いいのですが、
なにか、状況の進展がはかばかしくないとき
うまくいかない状況が続くとき、
あなたの「決める≒決断」があなたの解決、達成を支えてくれます。

 もちろん、コーチングのプロセスで
 途中プロセスのハードルを下げる(小分けにする)
 楽しく取り組めるようにすることも探求します。

ですから、あなたの「決める」は、
あなたの実現を支える
もう一人のペースメーカでもあります。

その意味で言えば、コーチは無力なのかもしれません。
コーチは、
目標を「達成したくない」人の目標達成は出来ません。
問題を「解決したくない」人の問題解決は出来ません。

ですから、実際の目標への取り組み、解決への取り組みに
進む前に、あなたの「決める」を探求します。

コーチを使うくらいですから
「目標達成」したい、「問題解決」したい、
というのは当たり前でしょう。
・・・なのになぜ、「決める」を探求するのか?

私達は、気づいていない部分で、
「目標達成」や「問題解決」・・・変化に
怖れを抱いている、懸念を抱いていることが
あるのです。

それが、
 目標を達成しようとしてもなかなか進まない
 問題を解決しようとしてもなかなか着手できない
・・・目標達成、問題解決の必達を「決断」できない。

というところに繋がっているのです。

私達の気づいていない部分・・・無意識と呼べる部分は
私達にその根拠を明確にはしていません。
ですから、その懸念材料を具体的に明らかにして
対策や準備をしておくことで、意識的にも無意識的にも
安心して、目標達成、問題解決への行動を
実践できるようにすることが、

私達のコーチングでは大切にしていることです。

・・・言ってみれば、あなた自身の迷いがなくなって
   あなた自身が満場一致で進むことができたら
   これほど心強く、力強いことはない
そう思いませんか?

コーチはクライアントであるあなたの味方です
そしてあなた自身の様々な意見、懸念もまた
あなたの味方ですから、丁寧に説明説得して
味方につけていく。これもまた相棒コーチの
進め方です。

ではまた来週。

◇相棒コーチング
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ご連絡をお待ちしております。

2014年9月2日火曜日

18度は暖かいのか冷たいのか?

こんにちは。

急に涼しくなった地方も多く、
体がついていくのが大変な方、楽になった方、
いらっしゃるかと思います。季節の変わり目は、
体調管理が大変ですね。
同じ25度でも、毎日それが続いていたら快適かもしれませんし、
35度の翌日の25度では、肌寒く感じてしまいます。
18度の翌日いきなり25度に上がったら、ものすごく暑く感じます。

アドラー心理学の
「嫌われる勇気」がたくさん読まれているようです。
結構長い間、本屋さんで平積みになっています。

この中で、井戸水の温度は、年間通して18度と一定。
でも
冬に井戸水に手を触れると、暖かく感じるし、
夏には冷たく感じる、という記述があります。

手に触れて感じる暖かさ、冷たさ、これは
主観的には、確かにそう感じます。でも、客観的に
測ると18度と一定です。

気温もそうです。

真夏、気温が35度の時には、30度設定のエアコンの風でも
直接当たれば寒いと感じてしまう時もあります。(実感です)

この、私たちが感じる感覚は、自分にとっては
正しいものです。

ただ、実際にどうなの、というのは測ってみないとわかりません。

これって、日常の測れない部分でもたくさん起きてる事です。

「あの人は、私の言葉で気を悪くした」
「私の話がわかりにくかったので、会議でみんな戸惑ってました」
「部下は、これをやるのを嫌がっている」
などなど・・・。

自分として、そう感じるのは確かです。

でも本当に、相手の感情や考えもそうだったのでしょうか。
自分がそういう印象をもった、
という事イコール、相手がそうだった、という事にはなりません。

自分は冷たいと感じても、井戸水は冬暖かかったのと同じ温度
というようなものです。

そして、多くの問題が、
その自分の印象と、相手が本当に思ったり感じたりしたことの
かい離から生まれてきます。

もし、気温30度を寒いと感じてエアコン切ったり、
暖房入れたりしたら・・・大変な事になりますよね。(経験済みです)

まずないとは思いますが(笑)
ものすっごく手が冷えてる時、18度の水を暖かいと思って、
そのままお茶にしたら・・・おいしくないですよね。

確かめる事ができる、気の置けない間柄だったら
「なんか、嫌な事いっちゃった?」等
聞いてみる事もできるかもしれません。

でも、なかなか直接会う機会がない相手や、
もし聞いても「いやーー、大丈夫ですよー」と
本音じゃないものがかえってくるかもしれない相手の場合。

どうやって、「本当の温度」=客観的事実
を知る事ができるんでしょうか。

それには、
相手が
「気を悪くした」
「戸惑った」
「やりたくない」等
と感じた時、具体的に、何を見て聞いたのかを
詳細に検討してみる必要があります。

「どうして自分はそう感じたのか」を見ていくのです。

これって、慣れてくるまではなかなか、
難しかったりします。
「嫌がってる目をしていた」などなど・・・。

私たち相棒コーチは、メタコーチングのトレーニングの中で
この、実際の客観的事実と、解釈=感じた事
を徹底的に分ける訓練を受けています。

相棒コーチと一緒なら、温度のような客観的事実と
自分の感じた冷たい・暖かい
という感じ
を分けて、より効果的に対処する方法を見つける事が
容易です。