コーチをやっていますと自己紹介すると、「コーチング」という言葉を
ご存じの方から、「目標とかがないとコーチング受けちゃいけないんでしょ?」
と聞かれた事があります。
そういうイメージもあるのかもしれませんが、
コーチングは、問題解決にも使えます。
例えば、仕事で行き詰りを感じた時。
「行き詰まり」って一言でいいますが、人によって様々です。
・今の仕事の将来が見えない
・方向性が見つからない
・逆に、将来が見えすぎて(笑)、魅力的に見えない
・現在絶賛トラブル中で、改善策が見つからない
・求められている仕事に対するスキルが足りない
・「お前はどうしたいんだ」と上司に聞かれてもはっきり答えられない
・なんとなくやる気が出ない
・上記どれにも当てはまるように気もするけど、どれでもない感じ
・どれにも当てはまらない感じがする
いろいろな状況、気持ち、などが組み合わさっている事―事柄を
例えば「行き詰まり」というような、一言で表してしまう事を
「名詞化」と言います。
名詞化すると、「問題」がなんだか大きくぼんやりとしてしまって、
つかみどころがなくなり、対処が難しくなってしまいます。
コーチと一緒にやるのは、この、名詞化され失われた情報を取り戻して、
「問題」を、対処できるようなサイズに小さくしたり、
明確にしたりする作業です。
自分が感じていた「行き詰まり」の正体が何か特定できただけで、
スッキリした顔になる方が、たくさんいらっしゃいます。
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