はじめまして

はじめまして!

私達は、オーストラリアで同じコーチング技術を学んだコーチ3人のユニットです。オーストラリアでは、ビジネスコーチ、ライフコーチと呼ばれる私達の仕事や人生をよりよくして行くためのパートナーとしてコーチを使っています。ここ日本にも、「プロコーチ」が存在します。しかしながら、そのコーチ、コーチングがどんなもので、どのように使うのかが、あまり多くの方に知られていないのが現実です。

私達は、コーチ、コーチングを仕事の課題解決や目標達成、仕事以外の課題解決や目標達成に上手に使って、より満足度高く生きる事ができると考えています。「コーチ」を使って、人生を、仕事を、毎日をより楽しく、充実して行くことができるかをお伝えすると同時に、プロのコーチとして、あなたにもコーチングを提供して参ります。

どうぞこれより、「賢いコーチの使い方、あなたの相棒コーチ」よろしくお願いします。 そして、コーチの使い方を知って、あなたの思い通りの毎日を創っていく助けにして頂けると嬉しいです。

(お問い合わせはこちらのフォームから。コーチングお申し込みはこちらへ。)

2013年8月12日月曜日

実際にコーチングでやる事

こんにちは、楯岡(タテオカ)です。
趣味の集まりなどで自己紹介する時、
「コーチです」と言うと、即、「何を指導してくれる人ですか?」
と聞かれる事があります。

「指導はしません。例えば、楽器が弾けないコーチが
プロの演奏家のコーチングをしたりできます。」
と言うと、相手の方が「?????」となります。

指導をするということは、コーチの側が答えを持っている、ということなります。
従来型のスポーツコーチや「先生」と呼ばれるコーチが行っている事は、
おそらくこれでしょう。

私たちが行っている「コーチング」の基本的な考え方は下記です。

1.答は「クライアントの中」にある。
2.問題や課題を解決する能力も「クライアントの中」にある。
3.その答や解決能力をクライアントから「引き出す」プロセスがコーチングである。

楽器のできないコーチが、
オーケストラのチューバ奏者のコーチングをした時の会話はこんなふうでした。

C:コーチ
M:チューバ奏者

C「一番学びたい事はなんですか?」
M「高音部のアーティキュレーション(鮮明な事を出す事)が苦手です」
C「では吹いてみててください」
 コーチはアーティキュレーションが何かも知りません。
 その演奏はすばらしく何も問題がないように聞こえました。

C「何か自分で気づいた事は?」
M「やはりアーティキュレーションが思わしくない」
C「なぜそう感じるのですか?」

M「興味深い質問ですね・・・」
 ここで初めて、奏者は吹いている時の自分の感覚を細かく
 思いだし始めます

M「チューバの口は先端から離れているので、
  実は自分の音は良く聞こえていないんです。
  舌の感覚で音の良し悪しはわかります」

この後、コーチは、舌の感覚にどんな違いがあるのか質問し、
アーティキュレーションをうまくやろうとせず、
舌の感覚に変化があるかどうか感じながら吹く事を提案します。

その結果、オーケストラ全員がスタンディングオペレーションするような
すばらしい演奏になったそうです。
(コーチ自身は、コーチ前後の演奏の違いもわからなかったそうですが)

更にこの後、うまく行った時とそうでない時の違いを確認し、
次からもできるよう、定着させる作業を行いました。

  ティモシーガルウェィ著 「インナーワーク」より 抜粋

こんなふうに、私たちの行う「コーチング」において、
コーチは、プロセスを扱う専門家です。
イメージがわいたでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿