アナと雪の女王が長い間一位を独占していましたね。
普段は映画館に行かない方も見に行ったり、
字幕版と吹き替え版、二度見に行ったりする方も
多いようです。
かくいう私も、普段は字幕派なのですが、
日本語版の歌も翻訳も、あまりにも
すばらしいので、両方見てしまいました(笑)
子供から大人まで歌っている「LET IT GO」
これを「ありのままで」というのは、
かなりの意訳です。
けれども、映画の内容、英語の歌詞の内容を
見ると、この訳はかなり本質をついていますし、
日本語の歌詞が、全体的に、英語の歌詞と
映画の内容を端的に現した上で、
歌っている口の形と合っているのも、すばらしいです。
各方面から大絶賛の「LET IT GO ~ありのままで」
ですが、一部からは、批判の声もあがっています。
「ありのままの自分でいいって、それって、
何の努力しなくていいって事?
もし、会社で部下がダメなところ、
できてないところがたくさんあるのに
”ありのままでいい”から
直さなくていいって開き直られたら
たまらないわ」
といった意見から
「もし、ありのままの自分でいいってなったら、
それ以上進歩しなくなるのがコワい。
ダメになっちゃうと思う」
といった意見も。
本当に、そうでしょうか?
まず、映画と歌詞の内容は、
「ありのままの自分でいいから、ダメでもそれ以上努力しなくていい」
というものではありません。
長年、自分が本来持っている魔法の力を人から
ひたすら隠し、
感情を押し殺し(感情が高ぶると魔法の力が出てしまう)、
隠れて生きてきたのに、
魔法がばれてしまった登場人物が、
もうそれを隠す必要はない、といった事が始まりです。
一般的に、人は本当に、
自分のありのままの姿を
自覚する=認める=認識する
と、そのままではいられなくなります(笑)
見ないようにしていた至らない部分に気づいたり、
まだ使っていなかった能力や可能性に気づいて
努力したくなったりするからです。
「LET IT GO ~ありのままで」の中でも
「どこまでやれるか
自分を試したいの
そうよ変わるのよ 私」
と高らかに歌い上げています。
はい、今のままの自分でいいから変わらなくていい
とは歌っていませんね(笑)
「認める」というのは、百点満点をつける、という
事ではありません。
様々な事実を客観的に認識すること、でしょうか。
もしかしたら、「ありのままの自分」を
「認める」のは、時にちょっと「あいたたたっ」
ってなる事もあるかもしれません。
相棒コーチと一緒なら、
「ありのままの自分」を見つけて、
足りなかった所や、新たな可能性に気づいて
どこまでやれるか自分を試す、
そのプロセスそのものを楽しむ事が可能です。
◇相棒コーチング
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