お話ししてきました。
連続したコーチング等を通して、
個人や組織の習慣を変えていっている時、
もうかなり変化が進んだような段階になっても、
なぜまたこんな事をしてしまったんだろう?
という時があります。
そんな時に、考えて悩んでしまう方もいらっしゃいますが、
セッションの中で、客観的に観察してみると、単に、
古い習慣の残りカスが出たって事かな
という結論になったりします。
様々な変化への試みにもかかわらず「まだ出てくるか―」(笑)
っという感じです。
そんな時に、
習慣の力は悪い意味でも大きいなと思います。
ただし、前と同じような事をしてしまったからといって、
何もかも前と同じに戻ってしまうわけではありませんので、ご安心を。
また「変化する」と決めて、取り組みを続ければ良いだけです。
自分にとって役立たない習慣を変える時、
どうすれば良いのでしょうか?
まずは、自分のやっている事を客観的に観察する事から始めます。
しない方がいい事を、する時に、きっかけ(トリガー)に
なるものは何なのか?
何を見て、何を聞いて、何を感じて、考えている時に
トリガーが発生するのか?
そして、そのきっかけ、の後に、何を見たり聞いたり
考えたりして、体のどこをどう動かすのか、等。
普段、全く意識しないでやっている事を、意識に上らせます。
そして、それらが明確になったら(ストラテジーの導出、ともいいます)
その順序などを意識して変えていきます。
その変えたパターンでうまくいくか検証したりして、
定着させていきます。
実際にやってみないと、抽象的でわかりにくいですが、
習慣、というのはコンピュータのプログラムのようなものですので、
これまでのプログラムを取り出して眺めて、
修正して、もう一度入れる、という感じになります(笑)
なかなか一人では、難しい作業になります。
コーチが一緒なら、そのプロセスを自分に合ったペースで
やっていく事ができます。
◇相棒コーチング
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