最近はまさに「五月晴れ」と言えるような気持ちの良い日がありますね。
この週末、お天気がいいので、家のプチ大掃除をしました(笑)
冷蔵庫やドアなどを磨いていて、気づいた事があります。
最初は、なんとなく周囲と色が少し違うので汚れてるな、と気づく程度の
ところを拭いていると、表面の汚れ?が落ち、
周囲の見えない埃?がそこに集まってきて、一時的に
白かったところが、真っ黒になります。
そのまま、ふき続けていると、その黒い汚れと、汚れが
くっつく元の粘り?みたいなものも完全にとれて、真っ白でピカピカになります。
軽く表面を水拭きをしただけでは、そうはなりません。
洗剤などで、ある程度本格的にやるからこそ、
見えなかった汚れが浮き出してきて、根こそぎきれいにできるのです。
個人でも集団でも、何か目標に向かって努力していると
問題が急に浮上するように見える時があります。
こんなに努力しているのに、前より悪くなった、
どうして?と思う時もあります。
でもそれは、あくまでも努力したからこそ(掃除を始めたからこそ)
見えてきたもの、これまでは要因が隠れていたものです。
前身しているプロセスなのです。
もし、黒い汚れが浮き上がってきたところで掃除をやめたらどうでしょう(笑)
前より汚くなりますよね。
見ないふりをしないで、努力を続けていれば、必ず前よりも良くなっていきます。
また、押入れの整理をしよう、と普段見ない奥まで見たら、
想像を絶するほどぐちゃぐちゃだった、という事もあるでしょう。
これが屋外の倉庫なら、見たくなかった状態の物も発見されるかもしれません(笑)
組織の改革などに取り組むと、見たくなかったものが見えてきて、
目をそむけたくなる事があります。
例えば、コミュニケーションはうまくいっている、と思ったら、
人間関係はぐちゃぐちゃで、上司である自分への報告は
とりつくろわれているだけだった。
会議では実行済みと報告されていた事が、実はそれほど実行されていなかった、
しかも普段から、等。
改革の第一歩だ、とわかっていても、
知りたくなかった・・・とショックを受けるのは当然です。
コーチと一緒なら、前身の途中で起きてくる、
「見たくないものが見えてくる」「問題が前より起きる」ように見える時、
それを客観的に「プロセス」ととらえて、更に進んでいくことが容易になります。
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