「絵に描いた餅」って面白い表現だなあ、
と思うことが良くあります。デジタル大辞泉を
によると、
《どんなに巧みに描いてあっても食べられない
ところから》何の役にも立たないもの。また、
実物・本物でなければ何の値打ちもないこと
「あれは、どうせまた、絵に描いた餅だよ」
といった使い方が正しいとされるのかも
知れません。
最初は、「絵に描いた餅」だと周囲は思って
いたけれど、でも、本当に実現してしまう、
そういうことは案外多いと言っていいでしょう。
自分の夢を描くというと難しくっても、
「『絵に描いた餅』だよ」、と少々お気楽に
大きく描くと思えば、結構、「想像の翼」が
広がっていいものが描けるかもしれません。
いよいよワールドカップが始まりますが、
サッカーの本田圭祐選手。彼は、
「夢は叶うとは言わないけど、大きな夢を
持てよ」と子供たちに言っているそうです。
(「叶える」ためにはそれ相当のことを
していくことが必要であるというのは
ちゃんと踏まえてますね)
彼自身、子供の頃から高校生時代そして
プロ入りしたころは、まったくサッカー選手
として着目される人間ではなかったよう。
きっと、その頃の人たちであれば、
本田選手の描いた、「将来ACミランに
入り。。。。」という彼の文章は、
まさに、「絵に描いた餅」だったのでは
ないでしょうか。
彼は、絵に(言葉に)描くだけで、
願うだけではなく、そうなるために
どうすればよいか?失敗した、選ばれなかった、
そしたら次はどんな行動をすればよいか?
自分に課すべきものは何か?
を考え実行し続けた。。。そして今もそう。
自分自身に問いかけ続け、
この「絵」、鮮明、具体的であればあるほど
自分のやるべきことがはっきりします。
ただし、サッカーの世界と違って、
私たちが描きたい世界は、前例のない
ものも多いと言えます。
どれ位、先の話をどう鮮明にすれば
よいのか?
私自身も悩んだことがあります。
どう描けっていうの?
ひとりでやると、それこそ、
自分自身に対して、
「難しいから」あるいは「前例がないから」
「描いてしまうと、自分が大変になるから」
と自分が意識していなくても、
描くことに意味がない、など、逃げ道を
作ってしまうこともあります。
でも、本当に変わる自分を愛そうと
思うならば、ここで、踏ん張ることが大切。
ひとりでやるとギブアップでも誰かとやる
ことで出来てしまう、ということは、
人間の知恵の一つ。
そして、「なあなあ」にならない
コーチというプロと、しっかと自分の
「餅」を描くことをやるというのは、
これからもっと活用していいこと。
そして、コーチングでは「描く」だけではなく、
鮮明に聴こえるように、しっかりと
感じられるようにと、あなたが
しっかと、その「絵に描いた餅」を
「この餅は誰のものでもなく、
自分のもの!」
とすることができるように、
対話を進めて行きます。
これは、凄い推進ドライブとなること、
言うまでもないですね。
アッ、「夢」という言葉で語っても
よかったのに、食いしん坊の私は
ついつい、「餅」になってしまいました。
冗談はさておき、ご自身の
「絵に描いた餅」を鮮明にする-
自分にいい加減にならずに-だけでも
凄い力、出てきますよ。
相棒コーチとやってみませんか?
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