「餅つき」と言えば、年末行事ですが、
最近は、大勢の人が集まるイベントでも、
年間通して行われる機会が増えたように
思います。
(それとも、これは食いしん坊の私の周りだけ
の現象?搗き立ての美味しさはたまりません!)
先日も、餅つきを、「ヨイショ!」と言いながら
見ていたのですが、お見事♪と感心したのが、
「相取り」さん。
もち米を臼に入れ、搗いていく訳ですが、
このとき、音頭を入れながら手際よく
ひっくり返し、出来具合をチェックしている
のが、「相取り」なのですが、これが
素晴らしく上手。
杵(きね)で搗く人に合わせて、
餅を返したり、搗き手に声を
掛けたり、ちょっと止めたり。。。
「どうだ~」
「あと何回~」
「そーら~」
「はい、そのへん」
「やったね!」 などなど。。。
実際に餅を搗くのは、杵を持つ人
がやるのですが、プロセスを進めて
いるのは、この「相取り」さんと言えます。
コーチングを、言葉を使った「ダンス」という
喩え(たとえ)を使って表現することがありますが、
日本だと、「餅つき」の方が解りやすいかな?
と思うことがあります。
人の変化、成長、目標実現には様々な要素
が影響しています。コーチは、どのような要素から
クライアントさんに投げかけ、クライアントさんの
気づきや行動を感知し、次はどういったことを
投げかけていくかを判断します。この直線的
ではない、相手に合わせた言葉や感覚の
やり取り、「杵を振る」クライアントさんと、
「相取り」をするコーチとの「餅つき」のようなもの。
「絵に描いた餅」ではなく、クライアントさんの、
本物の「餅」を、クライアントさんと影響し合い
ながら搗きあげていく、コーチは「相取り」さん。
もちろん、クライアントさんの実現したいもの
に応じて、また、クライアントさんの感情や
思考や置かれた状況に合わせて、
掛ける言葉や質問は変わってきます。
主役は、「杵き手」のクライアントさん!
でも、「相取り」さん、重要ですよね!
相棒コーチという「相取り」役、試してみませんか?
おかもとみつこ
ご興味のある方は、お気軽にご連絡を!
どうぞよろしくお願いします。
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