こんにちは。
いきなりタイトルの通りなんですが、
未来について考えるのと、過去について考えるのと、
どちらが前向きでしょうか?
ぱっと見ると、
未来志向は前向き、
過去志向は後ろ向きって
感じがします。
でも本当に、常にそうなんでしょうか?(笑)
相棒コーチの元となっているメタコーチングの創始者
マイケルホールの書籍
The Structure of Personality
では、
「不安障害」の特徴として
未来に起きる悪いことばかり想起しているというものをあげています。
つまり、時間軸でいったら、
いつも未来の事を考えていても
起きるかもしれないネガティブな事ばかり考えていたら
現在が不安になります。
未来の事を考えている人が常に前向き、ではないという事です。
確かに
過去を懐かしんで今を嘆いたり、
過去のつらい事にいつまでもとらわれている・・・のは
後ろ向きな感じです。
けれども
過去の良い事を思い出し、
その時、何が見えていて、聞こえていて、感じていて
どんな気分だったのかを
呼び出し、
その「良い感じ」を今に活かす事もできます!
つらい過去を、映画のように外側から見て、
今ではそれを乗り越えた、乗り切ったんだ!と感じて
自分を勇気づける事もできます。
過去の記憶を現在の自分のために活かす、利用するのです。
メタコーチングのベースになっているNLP(神経言語プログラミング)では
何でも「資源」として考えます。
過去を見ているか、未来を見ているか は問題ではなく、
その結果、今、どんな気分になっているのかが重要
だと考えます。
未来を、自分を不安にさせるためにつかっているのか?
過去を、今の自分を力づけるために使っているのか?
今、どんな気分(心と体の状態)になりたいのか?
そのために、未来でも過去でも「利用する」のです。
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