こんにちは。
先週は、いったんとりかかると
長時間集中するのに、
取り掛かるるのに時間がかかる
「スロースターターです」という方は、
中断の仕方、止め方、を見直すと、スタートも自然に
できるようになっていく、といお話をしました。
今日は、スムーズな取り掛かり方、
何かをスタートする、
動き出す方法です。
ここでちょっと
人、ではなく
物が動き出す時の力を考えてみます。
床に1.5mくらいの高さの
大きな立方体(笑)が置いてあるのを想像してみてください。
これを押して、動かそうとした場合、
物体と床の間には抵抗があるので、
動きだすまでが、一番力が必要です。
一度動き出してしまえば、
動かし続ける為には、
力はそれほどいりません。
更に、動くスピードを上げようとするのも、
止まっていた物が動きだす時よりも、
ずっと楽なんです。
これは、物理の話なんですが、
私たちが何かをやる時の話にも
当てはまりますよね。
高校の物理では、動きだすためにはどのくらいの力が
必要か、などをいろいろ計算していたのですが(笑)、
人の場合、
動き始めるまでの抵抗を、できるだけ小さくすると、
その後は、スムーズに作業に入っていけます。
例えば、ジョギングの習慣をつけようと思うけど、
なかなか、走り始めるのが億劫な場合。
ジョギングシューズを玄関に出しておいたり、
ウェアを目につくところに出しておいたりして、
着替えて、くつをはく、という作業にかかる手間をできるだけ
楽にする。
特に走らなくてもいい、
とりあえず、
靴を履いて外に出るだけでいい、
という事にする。
勉強始めるために、
本やノートをすぐに取り出せるところに置いておく。
何なら、次に始めるところを開いておく。
など。
自分がスタートするのに時間がかかる、
なんとなーく億劫で、先延ばしにしてしまうような
作業について、
とにかく、
スタートにかけるエネルギーをできるだけ
下げる努力をする、
というのは、
物理の法則に照らし合わせてみても(笑)
とても理にかなっています。
それが、日々の作業であれ、
新しい趣味や仕事を始める、といった
大きな事であれ、同様です。
コーチングで、始める手順を見直して、
ちょっとずつ抵抗を減らしていく、というのは、
とても楽しいプロセスです。
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