「ダメ出し」という言い方がありますよね。
何かやった後の振り返りで行う事もありますし、
これからやる事のたたき台を作って、ダメ出しをして、
直すところを直して、本番に備える、という事もあります。
二人でやる時もあれば、複数の人でやる時もあります。
この、ダメ出しで紛糾する事ってないでしょうか?
そもそも、この時の「ダメ」「良い」を判断する時の基準って
何なんでしょうか?
機能する「ダメ出し」の時って、
何が良くて、何が悪いのか、何がダメで何がイイのか、
の基準が、ダメ出しの参加者同士ではっきりしている
時ではないでしょうか。
では、良い・悪い、ダメ・イイの基準って何でしょう?
それは、今やろうとしている事の目的は何かがはっきりしている時、
その目的に対して、効果的か、効果的ではないかという事
でしょう。
紛糾したり収集のつかないダメ出し、
指摘された人が納得いかないダメ出しについて、
よくよく観察してみるとこの、目的・・・もっというと、
それをやって得られる結果・NLPやメタコーチングで言う
ところのアウトカムが
不明確だったり、参加者同士で共有されていなかったりします。
内容に「単純なミスが多い」「”レベル”が低い」という場合も、
よくお話を聞くと、それがどのくらいの重要度か、
どのくらいの正確性や習熟度等が必要とされるのか、
そもそも何が正解なのか、”レベル”が高い・低いってどういう事なのか?
等等・・・が、不明確だったり、共有されていなかったりします。
コーチと一緒なら、それらを明確にしたり、
メンバー間の認識の違いを合わせたりすることも容易です。
(コーチングは必ずしも一対一だけではなく、グループコーチングもあります)
そもそも、コーチングの中では「ダメ出し」という言葉は、まず使いません。(笑)
メタコーチングがベースにしているNLP(神経言語プログラム)の
原則の一つは「失敗は無い。あるのはフィードハック」というものだからです。
コーチングにおけるフィードバックでは、
目指す目的・成果は何か?
それに対してどのくらい効果的か。
どうしてそれがわかるのか?等を、個々人の思い込みや解釈を
極力排除した、ピュアな視点で見ていきます。
◇相棒コーチング
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