「私、根気が無いんです。」
「いろいろ始めても続かないので、もっと根気強くなりたいんです。」
という相談を受けることもあります。
根気でも集中力でも 「私は〇〇です」と言う時、
自分のアイデンティティレベルを定義している事になります。
つまり、「私は根気が無い」と言う時、
自分は、現在過去未来あらゆる時間の中で、
どのような分野の事であっても「根気がない」「続かない」
という事を宣言している事になるのです。
ちょっと怖くないですか?
集中力の時にも書きましたが、
http://aibou-coach.blogspot.jp/2013/11/blog-post_25.html
このような時には、まず、何をもってして「根気が無い」と言っているのか、
どういう時に「根気が無い」と思うのか、
その人にとっての「根気がある人・状態」というのは、
どういうものなのか、探っていきます。
その上で、やりたいと思って始めた事なのに、
すぐ挫折してしまう、等の場合、
・・・例えば英語など、
本当に、自分は心からそれをしたいと思っていましたか?
それが達成できたら、どうなるか、わくわくするような
イメージがあったのでしょうか。
何の為に英語をやりたい、と思ったのでしょうか。
そもそも、どうなったら「達成」なのでしようか。
このように、何かをやる目的や、ゴールの定義、ゴール後のイメージが不明確な為に
続かない時があります。
けれども、それらが明確なのに、続かない事もあります。
逆に、必ずしも明確なゴールイメージがあるわけではないのに、
語学など、コツコツと続ける必要のある勉強を何年も続けて
成果を出す人達もいます。
こういう方達のお話をうかがうと、
皆さん、「続けるコツ」とでもいうものをお持ちです。
この「続けるコツ」は、一人一人違います。
また、たった一人で続けている人は少ないようです。
「根気がない」と言うかわりに、
「続けるモチベーションを保つほどの、明確な目的やゴールがなかった」
「続けるコツを、まだ見つけていない」と考えてみては
いかかでしょうか?
コーチが一緒なら、この、続けるコツを見つけたり、
明確や目的やゴールを描くのも容易です。
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