コーチングをやっています、と言うと「集中力がないんです。」
「集中力をつけたいんです。」と相談される事があります。
集中力が「無い」「ある」って、どういう状態でしょうか?
「集中力が無いから/低いから、身に着けたい/高めたい」
という時の「無い」「低い」という時に
何と比べていますか?
例えば何か勉強する時に、何分くらい継続できていますか?
内容による違いはありますか?
休息はどのくらいの頻度でとっていますか?
何かを始めるのと、続けるの、どちらが難しいですか?
同じように「集中力が無い」と言うお話でも、
人によって、「数分で気が散る」という方から、
「毎日十時間、一年続けて勉強しようとしたけど、
五時間くらいしかできなかった」
という方まで、様々です。
自分が「本来こうあるべきなのに」という姿と
比べている場合、その「こうあるべき」姿、が、
そんな事できる人、たぶん世の中に一人もいない、という場合も結構あります。
視覚や聴覚、触覚等、五感の一つに集中する、
という瞑想や集中アップのトレーニングが
ありますが、1つの感覚だけに集中する、というのは、
慣れないと、実は1分でも難しかったりします。
また、例えば、何か他に気にかかることがある場合、それがどんなに
小さな事であっても、意識には登ってきます。
それが気持ちであれば、コーチに話したり、ノートに書いたりして
整理することで、心の雑音は収まります。
何かちょっとした家の用事などの場合は、
手帳などに書いて、いつやるかはっきりさせれば、同じく収まります。
環境によっても、気が散る環境とそうでない環境は
人によっても違います。
取り組む内容によっても、自分にとって理解でき、興味の持てるものならば
より集中しやすいですし、全くわからない、なかなか興味の持てないもの
であれば、集中が難しいのは当然です。
このように
「集中力が無いからなんとかしたい」という悩みでも、
コーチングでチャンクダウンしていくと、
いろいろなケースや要因がありますし、
その対処法もそれぞれ違います。
一回のコーチングだけで、自分の状態がわかり、解決への道筋を見つける
方も多いのです。
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