モチベーションについて、何度かいろいろな角度から書いてきました。
一口に「モチベーションが上がらない」「もっとモチベーションを上げたい」
と言っても、様々な場合があり、それぞれに対処が違うのです。
「モチベーションが上がらないから、なんとかしたいんです。」
という方に
「上がらない」というのは、「何と比べてですか?」と
質問すると、
「以前と比べて」
「あの時はものすごくモチベーション高かったのに、今はそうでもない」
と言われる場合があります。
この場合、自分が一番モチベーション高かった時と比べています。
もっと探っていくと、
「モチベーションは常に一定でなければならない」と
いう無意識の枠組み(信念・価値観=ビリーフ=メンタルモデルという
言い方もあります)を持っていたりします。
もちろん、いつでも一生懸命、やる気まんまん、
というのはすばらしい事ですし、
それを常に心がける事も大切かもしれません。。
「仕事なんだから一生懸命やるのは当たり前」
と言う方もいらっしゃいます。
ただ、生き物の活動には全て、波があります。
ある一定範囲の中で常に変動しているのが、
生きている、という状態です。
よく、テレビドラマの病室のシーンで、
患者の生態反応を表すグラフが一定になった
事で、登場人物が亡くなった事を表す事がありますね。
波がなくなってしまったら、生きてない、という事なんです。
だから、モチベーションにも、一日の中で何度か上下する
細かい周期の波、一週間、一か月、数か月やもっと
長い単位での波があるのが自然です。
この波の幅が常に低い所で上下している事もあれば、、
常に高いところで上下している事、
乱高下する事、わりと上下の幅が狭い場合、があります。
御自分の波のパターンはどうでしょうか?
朝、昼、夜、季節、週初め、終わりのモチベーションはどうですか?
何か長期間のプロジェクトに取り組むとき、
最初のモチベーションは高く、途中下がって、
期限前にまた上がり、終わったら気が抜けて
しばらく次に何もやる気がでない、という
パターンは自然な事かもしれません。
コーチと一緒なら、ご自分のパターンを客観的に観察し、
一番大切な時に、一番いい波がくるように調整したり、
波の上下が小さくなったり、高いところで波が上下したり
するような対策をとる事も可能です。
◇相棒コーチング
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