今日は、仕事上のコミュニケーションに関してです。
例えば会社で、部下たちの間では自明の事
これしかない
という事を上司に話したら、全く通じない。
自分たちの中では
絶対こうすべき/この方が良い、
という案をお客さんに話しても却下される
という事があります。
「上司がわかってくれない」
「上司のアタマが固い」
「お客さんがわかってくれない」
「お客さんの理解度が低い」
というのは良く聞く話です。
ただ、詳しく状況を聞いていくと
「その言い方だったら、もし
私が上司/お客さんでも
そりゃイエスとは言えないな/
怒るかも…」
という事も良くあります(笑)
どういう時かというと、
相手(上司/お客さん)から見ると
自分達の都合や利益しか考えてない
会社全体やお客さんの利益を考えてない
ように見えてしまうからです。
ちゃんと相手の事を考えての案
であってもです。
なぜ、そんな事になるのか?
ものの言い方というのは、
どんな役割の人が言うかで変わります。
考える過程で、自分たちの事だけではなく、
ちゃんと、会社全体の事、
お客さんの事等も鑑みての案を出したとしても
それを相手(上司/お客さん)に言う時に
自分たちから見てこの案が一番都合がよい
あれではマズい
という言い方になってしまっているのです。
上司(部署や会社全体の事を考える)や
お客さん(その会社や一般消費者の事を考える)
と同じ立場になって話せてないのです。
コーチング中
「もし同じようなことを
あなたの部下が言ってきたら
どう思いますか?」と質問すると
「・・・・・そりゃダメだといいますね」
となります。
自分の言葉は、どの立場から出た言葉なのか?
相手の立場から見ると、どう見えるのか?
考えてみるのも良いと思います。
なかなか、自分一人でこれに気付くのは
自分が相手に話すところを録画して見ない限り
難しいかなと思います。
NLP(神経言語プログラミング)では
ポジションチェンジという、
相手の立場になりきるワークがあります。
これをやると、相手がなぜそんなふうに
言ったのか実感できます。
自分が相手からどんなふうに見えているのか
もわかります。
#コーチング #NLP #神経言語プログラミング #ポジションチェンジ
#仕事 #コミュニケーション
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