前回は、自分がこれまでやってきたこと、できる事を認識する
=
自分を認める事ができて初めて、
本当に達成したい目標や、そのためのアイディアが浮かんでくる、
というお話でした。
更に踏み込んで、
自分の強みって、どんなものでしょうか?
強みを考えるとき、どんなふうに探しますか?
何かがうまくいった時のこと、
人よりも何かができる、ほめられた、などなど。
もちろん、こういうのも強みです。
ただ、そういうものだけ探していると、
「自分の強みなんて大してない」
なんて気持ちになったりします。
前回、前々回でもお話しした、現在の自分を認められない原因もこのへんだったりします。
良かった事だけが強み、という前提があるからです。
でもでも、よく考えてください。
苦労した事がない人としたことがある人、
どちらが人としての深みがあるでしょうか?
失敗した、努力したのにうまくいかなかった、
いろいろな理由で、努力する気力がない、
モチベーションがあがらない、
やる気がでない、
がんばりきれなかった、
がんばる方向性が間違ってた、
怖くて一歩踏み出せない
何かをやる勇気がない、
などなど。
こーんな経験を一度もしたことがなく、
やる事がぜーんぶうまくいった人と
そうでない人と、
どちらが人の心の機微がわかるでしょうか?
どちらが、人の痛みに共感できるでしょうか?
そうなんです。
自分が苦しんだ事、まさにそこも、強みだったりします。
NLPでは「資源」=リソースと呼びます。
コーチングでは、とにかく、使えるものはなんでも使え、じゃないですけど(笑)
何だって強み=リソースに変えていきます。
マイナスととらえていた体験、なかったことにしてた体験だって、
まさにそれこそが、リソースだったりするんです。
コーチングで、マイナスだと思ってた数々が、リソースだと気づくことで、
大きなエネルギーが入ってきます。
本当にやりたい事や、そのための方法、自信もでてきます。
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