僕自身が、皆さんに自信を持って
「“艱難辛苦”を乗り越えてきました!!」
と言えるかどうかは分かりませんが、
40数年の人生を自分なりに乗り越えてはきましたので、
それなりのことには遭遇していると思います。
そして、その渦中にあったときは、
「大変だった」経験もま、あります。
今になってだからこそ
そのときの“苦労”に対して
「ま、あります」
で済むわけで…。
加えて言えば、その体験が、
今の自分の糧になっているのも
間違いありません。
今、その経験が終わった自分なので、
あの頃の“もがいていた”自分に
もし今、ここで、電話が繋がるとしたら
「ま、なんとかなるから。頑張ってね!」
って声をかけるかもしれません。
乗り越えた後から振り返れば、
始まる前、あんなに不安だったことも
渦中にあって、あんなに先が見えなかったことも
「ま、ありましたね(笑)」
となるんです。
もう一つ気づいている事、
あの始まる前の不安、
渦中にあったときの不安は
「結果、いらなかったよね」
ということ。
あの時点で、
「なんとかなるから、落ち着いて考えよう!」
って思えていたら、
どんなに、色々手が打てたことやら・・・
というような、
「あの“苦労”も後から見れば良い“経験”」
って経験ありませんでしたか?ここに“未来志向”を当てはめるとどうでしょう?
どうやって
その“苦労”を乗り越えたのかを一旦脇に置いて、
自分が望むその“苦労”を乗り越えた時点から
今の自分、あるいは渦中の自分に
アイディアを授けるとしたら
どんな物があるでしょうか?
という発想。
一旦、そのことに挑戦するということ
そして、その挑戦を乗り越えると言うことを
決めたのならば、その途中はどうあれ
乗り越えた未来の時点に辿り着くのですから。
・・・辿り着くと決めてしまっているのですから。
ゴールの達成感、そして「良い経験だった」感を
先取りしてもいい訳です。
その意味でもコーチングでは、
あなたに、あなたの望む未来
場合によっては遭遇する“艱難辛苦”を
乗り越えても辿り着くと決めた未来を
あなたの“推進力”へのサポーターとして
引き出す。
・・・プロセスも、結果の先取りもまた
コーチングの“未来志向”の
賜物といえるかもしれません。
続きはまた来週。
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