こんにちは。今日は節分ですね。
東洋系の占いなどでは節分を「一年」の区切りにして、
次の歳の運勢に変わると言われているそうです。
年末年始になんか気持ちがリセットできなかったり、
「今年の目標」設定しそこねた方や、
2015年始まったけど、なんかイマイチ、という方は
このさい明日から新年、仕切り直しだ!
という気持ちを持つのもいいかもしれません。
新しい年や新年度がちょっとわくわくするのは、
「変われるかも」という気持ちになれるからかもしれません。
人が、「変わりたい」と思う時、
何を「変えたい」と思うのでしょうか。
「何を」という言葉をつけずに「変わりたい」と言う時は、
一時の行動や環境だけではなく、
自分という人間自体を変えたい・・・
性格や物事のとらえ方、考え方、感じ方、能力、
習慣などを変えたい、
という事ではないかと思います。
それらに一番影響を与えているのは、
普段は無自覚な、自分にとっての当り前な事
「〇〇とは~~なものだ」「××は良くない」
「自分は~~すべきだ」「自分はこうでなければならない」
といった自分にとっての常識、当り前、
物事の定義です。
英語だとbelief(ビリーフ)になります。
日本語では信念・価値観 と訳される事が多いです。
これらはコンピュータで言ったらOSみたいなものなので、
普段は自覚できません。が、私たちの行動や感情のもとになるのが
この部分です。
自分にとっての常識・ねばならない、こういうものだ、
というのが変わる時、人は大きく変化します。
「変わりたい」なら、ここを変えればいいんです。
ただ、普段は自覚ができません。
じゃあどうしたらいいのか?
これを、自覚できる貴重なチャンスがあります。
それは、自分の感情や、感情以前のもやっとした感じに
気づくことです。
感情は予測と現実の差で生まれます。
この予測、が自分にとっての常識から出てきます。
だから、何かの感情が出てきた時や(例えば腹が立ったり)、
なんとなくもや~~っとした感じになったときに、
そこを敏感にキャッチして、
現実の出来事はこうで、その結果の感情や感覚がこう、
というのは、自分はどんな予測=当り前やねばならない
を持っていたのだろう、と分析していくと、
自分の「当たり前」に気づけます。
気づけた瞬間に、それは変わり始めます。
コーチングで、人が大きく変わっていく瞬間に
立ち会える事は、とても大きな喜びです。
0 件のコメント:
コメントを投稿