はじめまして

はじめまして!

私達は、オーストラリアで同じコーチング技術を学んだコーチ3人のユニットです。オーストラリアでは、ビジネスコーチ、ライフコーチと呼ばれる私達の仕事や人生をよりよくして行くためのパートナーとしてコーチを使っています。ここ日本にも、「プロコーチ」が存在します。しかしながら、そのコーチ、コーチングがどんなもので、どのように使うのかが、あまり多くの方に知られていないのが現実です。

私達は、コーチ、コーチングを仕事の課題解決や目標達成、仕事以外の課題解決や目標達成に上手に使って、より満足度高く生きる事ができると考えています。「コーチ」を使って、人生を、仕事を、毎日をより楽しく、充実して行くことができるかをお伝えすると同時に、プロのコーチとして、あなたにもコーチングを提供して参ります。

どうぞこれより、「賢いコーチの使い方、あなたの相棒コーチ」よろしくお願いします。 そして、コーチの使い方を知って、あなたの思い通りの毎日を創っていく助けにして頂けると嬉しいです。

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2019年4月9日火曜日

上司とコーチの違い~部下に気づかせる?コーチング?

こんにちは。
四月になり、学校や会社では新学期、新年度が始まったところでしょう。

この時期、新しく後輩や部下ができて
「コーチング」に興味を持つ方もいます。

前回まで、コーチングに関するよくある誤解について
説明してきました。

「コーチングって質問して部下に気づかせるんですよね?
上司が答を言ってはいけないんですよね」

というようなものです。

このような考えを持つ方には
以下のような前提があるようず。

a.上司は常に正しい答を持っている
b.質問者が正解を持っている

繰り返しますが
第三者であるコーチとクライアントの間で
行われるコーチングでは、

コーチはクライアントの上司ではないので、
クライアントの課題に関してコーチが
「正しい」答を持っているわけではありません。

コーチは先生ではないので、
コーチが正しい答を持っていて、
それをクライアント自身で考えさせるために
質問しているわけでもありません。

単純に、情報を集めたくて、知りたくて、聞いているのです。
質問されたことで、クライアントはこれまで考えてなかったような
方向性で考えたり、気づいたりします。
その考えや気づきは、クライアント自身のものです。
コーチと同じではありません。

そして
a.に関しては、これまでも書いてきたので、
今回は、b.に関して。

例えば学校で授業中に先生が生徒に問いを出す時
先生は正解を知っています。
生徒は、その答にたどり着こうと考えます。

2に8を足したらいつくになりますか?
答は10でたった一つです。

では
10=( )+( )
この( )の中に入る数字の
組み合わせは何通りあるでしょう?


1+9、2+8…といった正の整数だけではなく
-2+12、0.1+9.9などなど。
組み合わせはいくらでもあります。
つまり無限です。

世の中の問題を解決するにあたっては、
唯一の正解がなく、
たくさんの組み合わせの中から最適な案を見つけていくことが多いはずです。

人に何かを質問された時に、
先生に当てられた時のように、
相手が満足する答を当てようとする癖がついているのか?
自分で考えようとするのか?

人に質問するとき、
相手に自分の考えと同じことを言わせようとするのか?
純粋に相手の考えを知りたいのか?

自分の癖に気づくと、いろいろ見えてきます。

もし、部下に「自分で考えてほしい」のでしたら、
自分(上司側)にすでに正解がある場合はさっさと指示し、
純粋に何か知りたい事がある、
一緒により考えたい事がある時だけ質問する方が
効果的です。

#コーチング,#NLP,#メタコーチング

参考図書
部下を伸ばすコーチング
榎本 英剛
インナーゲーム
ティモシー・ガルウェイ

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