コーチングを始めた頃
「答えは相手の中にある。
だから答えを相手から引き出す」
ということに縛られすぎていた
時期があるんです。
相手に
教えちゃいけない
アドバイスしちゃいけない
伝えちゃいけない
まぁ、コミュニケーションスキルなのに
制約の多いこと、多いこと
・・・と思い込んでいました。
上の言葉は、原理原則。
課題を具体的にする質問でいうところの
「“答え”って具体的に、何を指すの?」
の相手の求めているものによっては
相手に答えを出すために“情報がない”
ことがままあるのです。
すると、コーチングで引き出した
相手の答えが、相手の望むに相応しい
ものではないことが起こりうるのです。
望む結果に繋がる“答え”
が相手の中にない
これもまた“相手の答え”なのです。
そこで、コーチはもしかすると
トレーナーになる
必要があるかもしれません
あるいは、
コンサルタントになる
必要があるかもしれません
あるいは、
教師になる必要があるかもしれません
いずれにしても、
コーチとは、相手に情報を提供するという意味で
立ち位置の違う役割です。
そして、コーチという
コミュニケーション技術の専門家として
相手に
望む結果に繋がる“答え”となる情報
をいくつかお伝えすることになります。
・・・こちらの想いではなく
相手が自分で選べるように
もう一ついえば、相手の思い込みも
少し緩めることができると良いですね
なぜなら、
人は、聴きたいことしか聴きません。
ですから、仮にあなたが
どれだけ効果的な案を提案しても
どれだけ正しい(と思われる)案を提案しても
相手にとって、聴きたくないと思えば
伝わるはずもないのです。
・・・これもまたコミュニケーションの原則
そこで、コーチらしく
「もし・・・だったとしたら」とか
「未来の成功した時点からみたとき・・・」
というように、
今の視点、視野とは離れて、相手に
新しいものの捉え方をまず提案する
こんな感じです。
情報提供…それが、
ティーチングであれ
コンサルティングであれ、
その情報を“判断材料として受け取る”
という行動を促すことができたら
それは立派なコーチングのプロセスだ
と思ってます。
・・・相手に思い入れが強くなりすぎたとき
原理原則から外れがちになるコトについては
要注意ですが。
コーチをもっとざっくばらんに
会話の中から答えを出してくれる
パートナーとして
活用してみて下さい。ぜひ。
では。
◇相棒コーチング
→お申し込みはこちら
→ご相談、お問い合わせはこちらです。
ご連絡をお待ちしております。
0 件のコメント:
コメントを投稿