「“望み”っていうのは、願えば叶うもの」か
どうかというと、今、僕が言えるのは、
願わなければ叶わないけれど、
願うだけでも叶わない
ってところでしょうか。
願うことが、意識的、無意識的に、
自分自身の、習慣や行動に変化を起こすと
“叶う”流れに乗れる可能性が高まる。
手こぎボートに乗っているときのことが
たとえになるかもしれません。
ただボートの上で、何もせずに居れば
風や、水の流れがないときには、
どの方向にも行けません。
「岸に戻りたい!!」と強く念じても、
特殊な能力のある人でなければ
ボートは一ミリたりとも動きません。
ですから、オールを使って、
自分の望む方向へこぎ出すことが要ります。
風や水の流れが、あなたの生きたいところに
向かっていれば、
もしかすると自分の望む方向へ行けるかもしれませんが、
風任せ、流れ任せ、
風や流れの向きは、思い通りになるものではありませんから
必ず、自分の望む場所につけるとは限りません。
どんな状況に置いても、
「自分が行動を起こす」
ことなしに、望みの場所には
辿り着かないでしょう。
裏返せば、
どんな状況に置いても、
「自分が行動を起こす」
ことで、望みの場所への
道筋を辿り始める事ができるということ。
今、物事が順調に進んでいないとしても、
まず、次の一歩を、自分から踏み出してみる。
その一歩は、自分の欲しい“未来”の方向へ。
もし、今、立ち上がって、
(物理的)“一歩”動いてみて下さい。
さっきとは、いくらか違った
見え方、聞こえ方、感じ方に
気づくかもしれません。
なぜなら、あなたの位置が変われば、
あなたが見ていたものと、あなたの目の位置
あなたが聞いていたものと、あなたの耳の位置
あなたが感じていたものと、あなたの皮膚や身体の位置は
元いた場所とは
十数センチ、あるいは数センチ、数ミリ
ちがうのですから、これまでと“違った”ことが
起こっても不思議ではないのですから。
そして、この微細な違いが
最終的に、あなたの“未来”を作るための
大切な立ち位置、視点を
見つけるのに役に立つはずです。
今週は、すこし「ふわっと」お伝えしてみました。
続きはまた来週。
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