19世紀ドイツの政治家ビスマルクの名言といわれるモノに
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
という物があります。
これだと、“経験”は糧にならないことに
なります(苦笑)
そこで、いろいろ調べてみると(ネットレベルですが)
この名言は、ビスマルクがいった言葉とは
ちょっと違うようなのです。
その言葉というのが
「愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。
私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、
他人の経験から学ぶのを好む。」
というもの。ちょっと意味する事が変わってきます。
つまり、私たちは、
どんな名言であれ、どんな体験、経験であれ、
自分の解釈で受け取るものなのです。
その意味では、ビスマルクの言うように、
自分の経験で得た知見とそれに基づく見方で
不足があれば、
他者の経験(≒歴史)がもたらす、知見を
受け入れることで、
同じ物事であっても見方や捉え方が
豊かになります。
私たちは、どんなにたくさんの経験をしても
気づいていること以外は、
少なくとも“意識的”に活用する事は出来ません。
しかし、私たちの経験には、
“気づいていた事”と“気づいていなかった事”とが
あるのもまた現実。
その気づきの範囲を決めている1つの要素が
“解釈”、“思い込み”なのです。
そこで、コーチは、結果あなたの
もうすでに持っている経験を
あなたが“意識的”に活用できるように、
コーチの知見、コーチングやNLPなどの
心と身体の使い方の知見を加えて
あなたの“解釈”…気づきを拡げて、
良い心の状態、新しい発想と行動を
するためのサポートをするのです。
そしてなによりも、コーチは確信しています。
あなたそのものと
あなたが生きてきた
これまでの人生が土台となって
あなたが望む未来を創られていくということを。
さっそく“経験”をリソースにし始めませんか?
来週からは新しいテーマで進めます。
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